2020-05-22

2020年度前期の演習が始まりました

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本学では新型コロナウイルス感染症の影響から、5/18(月)よりリモートでの授業が開始されました。

建築・環境デザイン学科では、製図や模型作成、屋外での調査など、大学施設の利用や外出ありきの授業がほとんどでした。
しかし、感染症が収束するまでは、自宅でも演習に取り組めるように様々な工夫をしています。
色々なアイデアや意見を取り入れ、試行錯誤しながら、リモートでも充実した授業の運営が出来るよう毎日模索しています。

さて、今回は2年生の「木造建築演習」の様子をお伝えします。


こちらは山畑信博先生(編集:西澤高男先生)による、製図のインキングマニュアル動画の画像です。(一般公開はされておりません。)
木造建築演習では最初に、製図の技法であるインキング(鉛筆で書いた図面をインクで清書すること)を学びます。
今回は授業のリモート化に伴い、学生向けに動画を作成しました。


大学の授業のほとんどは、zoomを利用して教員と学生が通信し、運営しています。
こちらの画像は、zoomで先生が画面共有をしている様子です。大学のマップが映されていますね。
インキングを学び、基本的な木造の軸組を勉強した後、それを応用して「タイニーハウス」と呼ばれる小規模な建築の設計をします。
タイニーハウスを立てる場所は、大学の敷地内に設定します。学生はそれぞれのコンセプトにあった場所を選び、設計に取り組みます。

タイニーハウスの設計では、建築のコンセプトとデザインを考えるだけでなく、基本的な構造もクリアしなくてはなりません。
また、プレゼン方法の幅を広げるために、CGについてもこの演習で勉強します。
とにかく吸収するべき知識や技術がたくさんありますが、挫けずに取り組んでもらいたいと思います。

従来とは違った方法で授業を運営していますが、リモートだからこそ発見できる気づきがあるかもしれません。
今後は他の演習の様子もどんどん紹介していきますので、ぜひご覧ください!