2021-02-02

2020年度後期後半演習が終了しました -3年生演習の紹介-

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前回の投稿から引き続き、今回は3年生後期後半演習のご紹介です。
3年生の演習は選択制になります。

●3年生 建築設計演習6「図書館の機能を擁した複合施設」
近年、図書館は本を貸し出すだけの場所から、生涯教育や交流、地域活動等の拠点としての役割を担う場所へと変革を遂げています。
この課題ではまちの現状を読み解きながら、地域社会の核となるような図書館の機能を擁した複合施設を設計します。

↑スーパージュリーでの発表の様子。


前半の建築設計演習5「ポストコロナの建築」で、大規模な建築の設計に慣れたせいか、非常に密度がある模型が揃いました。


↑1/21 最終講評会の様子。
本演習では特別講師として、建築家の栃澤麻利氏(SALHAUS共同代表)をお招きしました。
長時間にもかかわらず、一人一人最後まで熱心にご指導いただきました。

●3年生 環境計画演習6「ランドスケイプ総合デザイン」
都市郊外〜中山間地域を対象として、地域のランドスケイプの成り立ち、その魅力や価値を読み解き、各自でテーマを設定します。
テーマに基づいて現地調査や文献調査を行い、対象地のランドスケイプを後世に引き継ぐ総合的なデザインを行います。

↑スーパージュリーでの発表の様子。


それぞれ模型や絵図で、提案を表現しました。


↑1/21 最終講評会の様子。
本演習では特別講師として、環境デザイナーで本学非常勤講師でもある、廣瀬俊介先生(風土形成事務所主宰)をお招きしました。
先生の細やかな視点と丁寧な指導で、学生も多くの気づきを得られたと思います。

3年生最後の演習が終了し、来年度からは4年生として、卒業研究に挑みます。
演習のように課題が決められているわけではなく、自分自身でテーマを決めて取り組みます。
建築や環境、地域社会に対してどのように問題定義し、解決するか。
今まで取り組んできた演習で、その能力は養われてきたのではないでしょうか。

皆さんの今後の成長にますます期待します!