2009-08-19
えちごつまり
こんにちは。
アンパンマンにも似ている、
古川です。
アンパンマン花火を購入したら、
光るものがすべて
アンパンマンの顔に見えるメガネがついてきました。
アンパンマンの顔から
おびただしい数のアンパンマンの顔が噴き出す光景。
・・・・シュールでした。
17日に更新するとか言っておきながら、
19日になってしまいました。
申し訳ないです。
お休みの間いろいろなところに行ってまいりました。
*キャンプしながら「越後妻有アートトリエンナーレ」2泊3日の旅
*仙台の実家に帰省し買い物(散財)
*日帰りで葉山登山(修行)
今日は「越後妻有アートトリエンナーレ」の写真を、
とくに学科とは関係ないのですが、
のせちゃいます。
↓「越後妻有アートトリエンナーレ」
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/
もっといろいろ見ましたが、
後で見たら、いいと思うものしか写真とってませんでした。
そういうもんですね。
2日目は、
家の記憶でキョロロの建築家手塚氏ご一家をお見かけしてから
黎の家→キョロロのレストラン→脱皮する家→コロッケハウスと
ルートがかぶったのか、行く場所行く場所でお見かけしました。
(コロッケハウスの写真にお姿をとらえていました。わかる方は目を皿にしてみてください。)
きっと手塚さんもあれ?って思ってたはず。
後をつけていたわけではありません。はい。
越後妻有アートトリエンナーレ、古川は
2003年(シーズンオフに夢の家に泊まる)
2006年(横浜から0泊2日の弾丸ツアー)
を経て3回目の訪問でした。
行くたびに感じるのが、
里山全体にただようの独特の美しさ。
そしてその里山とアートのギャップの面白さです。
今回はそれに加えて、同じ田舎に住む人間の視点で、
イベントの意義について、いろいろ考えました。
このイベント自体
地域に内在する価値をアートを媒介として掘り起すことを、
一番の目的としているわけですが、
反面いろいろなところに東京の資本の影を感じてしまいます。
それは、新潟という場所でしかありえないことかもしれないし、
だからこそそれを利用しているのは賢い方法だとも思う。
でも、東北だったら同じことはできないだろうなあと、
というより、やるべきではないのかもなあと、
なんとなく思いました。
急斜面に貼りつくようにつくられた棚田や集落が、
山を抜けるたびに現れるその光景は、
とくに朝もやの時間帯なんか、桃源郷のように美しいです。
そこに、現代アートという異物が
無数に散りばめられているわけです。
その東京では作り出そうにも作れない、
環境全体に現れる新鮮さが、都会の人間をひきつけます。
一方地元住民は、イベントが成功していて、
たくさんの人間がお金を落としていくから
イベント自体にも来訪者にも好意的だし、
アーティストやアートという異物のようなものも、それはそういうものとして
物珍しく思いながらも、受け入れているように見えます。
その関係が、ほんとうに交流なのか、
ほんとうに地域の価値を掘り起こしているのか、
考え始めるときりがないですが、
来てもらわないと始まらない、
きっかけが必要だ、という立場に立てば、
やはり、このイベントほど成功している事例もないとも思うのです。
いろいろなバランスをとりながら、
少々アクロバティックに成り立っているようにも見えるこのイベント、
この先が、相変わらずとても楽しみです。
なんだか、難しい話になってしまいましたが、
とても楽しいアートのお祭りなので、みなさんもぜひ訪れてみてください。
(ちなみに、学科長の事務所「みかんぐみ」が手がけた作品もありますし、
このイベントを機にたてられた通称キョロロという建物のランドスケープには
廣瀬先生がたずさわっています。)
古川の今回の個人的反省は、
キャンプとの合わせ技はちょっと欲張りすぎた、ということです。
無印良品の津南キャンプ場に泊まったのですが、
ここはここで、一日中だらだらするのにとてもよさそうな場所でした。
帰って食べて寝るだけでは、ちょっともったいなかったですね。
こちらも家族づれの方などぜひ。
*****
さて、明日は
葉山登山(修行)についてさらっと触れてみようかと思います。
ますます学科にも建築にも関係ないので、
「しらんがな!」って思った方ごめんなさい。
でも書きます。
それではまた明日。
あ。
ミサワクラス(R不動産が手がけた三沢旅館の新しい名前)の
ホームページ立ちあがったみたいです。
ここにもブログがたくさん・・・・
嗚呼、blog時代!(名台詞)