2009-08-28
まつり(夏の終わり)
こんにちは。
蚊取り線香の匂いが好きです。
古川です。
蚊の気配がなくても、たいてしまいます。
ごぶさたしておりました。
また、お休みをいただいて、
実家の家業を手伝ったり、祭に行ったりしてきました。
山形は、めっきり涼しくなりました。
「夏の終わりってせつないよね・・・」というひとたちの横で、
一人トキメキが抑えられない、冬好きの古川です。
涼しくなってくるとわくわくすっぞ!
ではお祭りの報告です。
「新庄まつり」に行ってきました。
25日のお昼の山車パレードと、26日の鹿子踊りをみてきました。
全山車を楽しみました。
最近はやりのよさこい系の祭とは違い、「渋い!」というのが感想です。
囃子もみな一定のテンションで、もくもくと笛や太鼓や鉦を演奏しています。
じわじわと、まつりにかける熱い気持ちが伝わって来る感じです。
話によると、茶髪禁止!の厳しい若連もあるんだとか・・・
そして夜は、出店めぐり・・・
おびただしい数の出店が出ていたのですが、
出店の店舗デザインの流行を知りました。
なにって、北京石景山游来園もびっくりのキャラ天国!!
写真でどうぞ。(つっこみはご自由に)
明けて翌日、
神社に奉納される「鹿子踊り」(ししおどり)を見に。
新庄北部の二つの集落(萩野、仁田山)に伝わる、伝統芸能です。
ちなみに被り物は、カモシカを模したものだそう。
踊りも歌も衣装も、華美なところがなくかっこいいです。
オールドスクール獅子舞というかんじ。
境内では何十ものカメラによる撮影合戦が過熱しておりました。
それにしても踊っている人はきつそう。
鹿子の被り物の下から「へつねえ。」という声が聞こえました。
「へつねえ」とは「辛い」の方言だそうです。
そりゃ15分間も太鼓たたきながら踊るんだから、辛いですよね。
しかも萩野は山車も出しているというから、すごい体力。
「鹿子踊り」が終わると一気に祭は終息モードに。
夜には出店もすっかりかたづき、
新庄人は祭のあとの虚脱感におそわれるそう。
私は、生まれ育った地元にほとんど祭らしい祭がありませんでした。
だから、とても新鮮。
若い人たちがこんなに祭に熱くなっている姿を見ると、
この場所を好き、という気持ちと一緒に、
覚悟みたいなものが伝わってきて、圧倒されたのでした。
今年は宵祭り(夜の電飾をつけた山車のパレード)を見れなかったので、
来年はぜひみたいです。
*****
本日はこれで終わり。
今日はこれからまた仙台に行ってきます!
仙台では建築学会の大会が開かれて、
全国の建築家たちが大集合しているはず!
シンポジウムをのぞいて、
牛タンたべてきます。。
それではまた。