2014-12-11

建築・環境施行演習(TAレポート)五週目

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第五週目 10月29日~10月30日

 

五週目は班ごとに作成した粗朶柵の発表です。

 

発表前には班ごとに相談し、周辺環境の読み取り、粗朶柵のコンセプト、アピールしたいことなどを打ち合わせていました。

 

こちらの班の粗朶柵は、雨水の流れを緩やかにし周辺に逃がす役割を持たせています。

 

写真1

 

また、作業中に渡部先生が考案した新しい工法についても発表していました。

土が粘着質だったため、支柱を支える竹を一緒に埋めこんでいます。

 

 

続いて、粗朶柵だけでなく雨水を誘導する排水溝を作成した班です。

 

写真2

 

雨水と一緒に土が流れてしまわないよう、排水溝には石が敷き詰められています。

斜面という環境を読み解き、集まる雨水の流れをデザインしています。

 

 

最後に、散歩コースを歩く人を誘導するサインを兼ねた柵をつくりだした班です。

 

写真3

 

道が交わっていた場所に粗朶柵を作成することで、曖昧だった人の通り道を明確にしています。

 

 

残った材や刈った草は学生たちの手によって綺麗に整頓され、薄暗かった園路は見違えるほど明るくなりました。

 

環境整備や構造物の作成から得た学びは、これから様々な場面で応用されていくのだと思います。

 

TAレポート 大学院一年 中川未咲