文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
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2016-03-30

日本非破壊検査協会東北支部 文化財保存修復研究センターを見学

だいぶ遡る話となりますが、
10月22日 日本非破壊検査協会東北支部の皆様が
来学されました。

日本非破壊検査協会東北支部は、工業的な分野で建物構造内の劣化診断などに関わり、教育普及や研究情報の共有をされています。
全く同じ技術が文化財保存修復の現場でも利用されているということで、本学の文化財保存修復研究センターを見学していただきました。

参加いただいた専門家の皆様は、文化財保存修復における非破壊調査の重要性や利用実績に大変興味を持たれたようです。

このたび、協会様から許可をいただきましたので協会新聞と協会誌で紹介された内容をこちらでも掲載させて頂きます。
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非破壊東北支部だより

2016-01-29

卒業・修士論文口頭発表会のお知らせ

2015年度美術史・文化財保存修復学科 卒業・修士論文口頭発表会のご案内です。

美術史上の作家や作品、傷つき損傷してしまった修復作品、後世に残すべき文化財に真摯に向き合った

学部4年間、修士2年間の成果を発表いたします。

みなさま お誘いあわせの上、ご来場・ご聴講くださいますよう ご案内申し上げます。

◎日時 2月10日(水),2月11日(木)

◎場所 本館408講義室

タイムスケジュールは以下のとおりです。
なお、時間は前後するおそれがございますが、何卒ご了承ください。

2月10日(水)1日目_発表内容・タイムテーブル

~10:00-10:05 開会挨拶~

保存修復コース 東洋絵画修復
■10:05-10:20 小泉遼子 「和紙の音について」

保存修復コース 西洋絵画修復
■10:20-10:35 山本薫「 桜井浜江≪赤い風景≫の保存修復 キャンバスの破損に対する修復方法の検証」

美術史コース 西洋美術史
■10:35-10:50 大川原美里「中世都市国家シエナの聖母崇敬-市庁舎の壁画の構想とシモーネの聖母表現の考察-」

休憩(15分)
美術史コース 日本美術史
■11:05-11:20 平澤まり子「平泉諸寺参詣曼荼羅の再評価-参詣曼荼羅成立における新たな系譜-」

■11:20-11:35 小林千陽 「寒河江市・平塩寺 阿弥陀如来坐像~制作年代・仏師・造像背景の考察~」

■11:35-11:50 福井瞳「彦根城博物館「我宿蒔絵硯箱」の再考」

■11:50-12:05 村上幸奈「山形県東根市・沢渡観音堂 十一面観音菩薩立像の再評価」

昼休憩(85分)

保存修復コース 立体作品
■13:30-13:45 髙橋梓「狼像の保存修復」

■13:45-14:00 加藤由理絵「雛人形の修復について」

■14:00-14:15 金澤馨「阿部誠作「バスの中で(椅子)」の保存修復」

■14:15-14:30 木藤圭佑「一般家具の修復と理論」

■14:30-14:45 吉田彩乃「箪笥の保存修復」

~14:45-15:00 総括~

2月11日(木) 2日目_発表内容・タイムテーブル

保存修復コース 保存科学
10:00-10:05 開会挨拶

■10:05-10:20 小田桐孔誌「日向洞窟周辺遺跡調査・出土土器の保存処置方法の研究」

■10:20-10:35 藤墳結貴「蛍光アクリル絵具の光劣化についての考察-劣化要因と蛍光顔料・染料の同定-」

■10:35-10:50 千田梓「硫酸イオンが紙の劣化に及ぼす影響-温湿度による硫酸イオンの挙動変化の検証と礬水の技法調査-」

■10:50-11:05 石澤夏帆「ワニスの分析による油彩画の制作年代の考察-≪ナイアガラ瀑布図≫を対象に-」

休憩(15分)

大学院 芸術文化専攻 保存修復領域
■11:20-11:40 高野智愛「東北地方における土人形の色材調査–堤人形と相良人形の赤色色材を中心に–」

~11:40-12:00 総括~

別日発表 会場_文化財保存修復センター3階西洋絵画修復室

2月14日(日)  
保存修復コース 西洋絵画修復
■11:00-11:30 四ノ宮雅子「藤田嗣治の地塗りの制作技法についての研究-再現制作を通して-」

2015-12-15

文化財保存修復研究センター連続講座第6回 開催のご案内

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文化財保存修復研究センター主催の連続講座
第6回は本学科の藤原教授による講義です。

文化財保存修復研究センターと本学科で進めてきた東日本大震災被災文化財のレスキューと現状について報告があります。
是非、ご参加ください。
タイトル:被災文化財のその後 
日時 : 12月16日 (水) 18:00~19:30
会場 : 東北芸術工科大学本館 408 講義室
参加費: 無料
講師 : 藤原徹 教授

2015-11-27

レスキュー作業は尚も続く

こんにちは。
しばらく報告していなかったこの作業ですが、被災した図書資料はまだまだ冷凍保管されており、順次真空凍結乾燥を進めてクリーニングを実施しています。
今年度は特に、1年生が定期的に作業して
くれているので、予想以上に進んでいます!

また先週中に、既に返却が完了している宮城県農業高校の被災資料について、保管状態など経過観察をしてきました。

どちらも、山形ネットの活動の一環として実施してきたものです。
地道な作業が続きますが、少しずつでも前進しています。

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2015-10-16

卒論中間発表会

10月14、15日に卒論中間発表会が行われました。

今回は、保存科学→西洋美術史→西洋絵画→日本美術史→東洋美術史→立体作品ゼミの順番で発表。
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皆、始まるまでは緊張した面持ちでしたが、発表になるとさすが4年生。

とても堂々としていました。
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発表の後には、質疑応答や講評があります。
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本番の卒論発表会は2月。
残りの時間を悔いなく過ごしていってくださいね。

ひとまずお疲れ様でした。

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明日から始まる学祭に向けて忙しそうな学生たち。
普段とは違った熱気に満ちた学内の、とある準備室からでした。

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