先日酒田市にある酒田山龍嚴寺の天井画180枚の修復が終わりました。
文化財保存修復研究センター東洋絵画修復室大山龍顕講師を中心とし修復が進められ、
東洋絵画修復ゼミの学生も作業に携わっておりました。
2年もの修復を終え、4月26日(火)に同寺に作品が戻されました時の
様子がメディアに掲載されましたので、ぜひご覧いただけたらと思います。
山形新聞 http://yamagata-np.jp/news/201604/27/kj_2016042700548.php
庄内日報社 http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/ad/day.cgi?p=2016:04:28:7213
新年度が始まりました。
本学科も新入生を迎え本格的にスタートです。
新入生の皆さん、東北芸術工科大学・文化財保存修復学科への入学おめでとうございます!!
学科一同、心から歓迎いたします。
4月6日に、全学年の学生と教員スタッフが集まったガイダンスを開催しました。
・文化財保存修復研究センター研究スタッフの紹介
この学科は、文化財保存修復研究センターとの連携によって実践的な学習をすることが出来ます。これが出来るのは、日本のでここだけ!!
・教学事務室学科担当の紹介
学生生活や学業を陰で支えてくれるスタッフがいることを忘れてはいけません!
・各ゼミの紹介です。
3年生からはゼミに分かれて、より専門的なことを学びます。
・新入生紹介
恒例となりました、2年生→1年生のインタビュー形式の紹介は、写真の通りずらりと並び、今年もなかなか個性的な新入生が集まってきたな~という印象です。
貴重な学生時代が充実したものとなりますよう、いろいろなことに積極的にチャレンジしてください!!
3月21日(月・祝)に東北芸術工科大学の卒業・修了式が挙行され、
美術史・文化財保存修復学科でも、22名の卒業生と、1名の大学院修了生を送り出すことが出来ました。
人生において大切な学生時代に学ぶ学問として、美術史・文化財保存修復を選んだ皆さんは、人類の文化的財産をより深く理解し守り伝えるということを学びました。本学科での学びは、国や宗教・民族の多様性と価値を理解し受け入れ、互いの素晴らしい部分を共有することにつながります。それは混迷する現在の世界に大切な視点・考え方なのではないでしょうか。
是非、胸を張って各自の次のステージに進んでほしいと思います。
また、まだ広く認知されているとは言い難いこの分野の素晴らしさと重要性を多くの方々に伝える役割も担ってほしいと思います。
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