2021-04-08
ご入学おめでとうございます。
4月5日、令和3年度 東北芸術工科大学 大学院・学部入学式が執り行われました。
今年度は山形では珍しく、桜の開花の中での入学式。
建築環境デザイン学科では新たに1名の大学院生と、54名の学部生を迎え新年度のスタートです。
入学式を無事に終え、学科ガイダンスを受ける新1年生はとても緊張した面持ちでした。
昨年度は入学式がなくなってしまったため、皆さんと対面で歓迎できたこととても嬉しく思います。
コロナ禍ではありますが、これからの学生生活でたくさんの学びが得られるよう、
教職員一同サポートしていきたいと思います。
また、今年度より佐藤充先生にご教授いただくこととなりました。
佐藤先生は建築・環境デザイン学科の卒業生で、これまで演習課題等で
特別講師としてお世話になっておりました。
新入学生のみなさん、入学おめでとうございます。
佐藤先生、どうぞよろしくお願いいたします。]]>
2020-05-22
2020年度前期の演習が始まりました
本学では新型コロナウイルス感染症の影響から、5/18(月)よりリモートでの授業が開始されました。
建築・環境デザイン学科では、製図や模型作成、屋外での調査など、大学施設の利用や外出ありきの授業がほとんどでした。
しかし、感染症が収束するまでは、自宅でも演習に取り組めるように様々な工夫をしています。
色々なアイデアや意見を取り入れ、試行錯誤しながら、リモートでも充実した授業の運営が出来るよう毎日模索しています。
さて、今回は2年生の「木造建築演習」の様子をお伝えします。
こちらは山畑信博先生(編集:西澤高男先生)による、製図のインキングマニュアル動画の画像です。(一般公開はされておりません。)
木造建築演習では最初に、製図の技法であるインキング(鉛筆で書いた図面をインクで清書すること)を学びます。
今回は授業のリモート化に伴い、学生向けに動画を作成しました。
大学の授業のほとんどは、zoomを利用して教員と学生が通信し、運営しています。
こちらの画像は、zoomで先生が画面共有をしている様子です。大学のマップが映されていますね。
インキングを学び、基本的な木造の軸組を勉強した後、それを応用して「タイニーハウス」と呼ばれる小規模な建築の設計をします。
タイニーハウスを立てる場所は、大学の敷地内に設定します。学生はそれぞれのコンセプトにあった場所を選び、設計に取り組みます。
タイニーハウスの設計では、建築のコンセプトとデザインを考えるだけでなく、基本的な構造もクリアしなくてはなりません。
また、プレゼン方法の幅を広げるために、CGについてもこの演習で勉強します。
とにかく吸収するべき知識や技術がたくさんありますが、挫けずに取り組んでもらいたいと思います。
従来とは違った方法で授業を運営していますが、リモートだからこそ発見できる気づきがあるかもしれません。
今後は他の演習の様子もどんどん紹介していきますので、ぜひご覧ください!
2020-03-20
2019年度卒業・修了生の皆さん ご卒業おめでとうございます
3月20日(金・祝)に開催予定となっていた「令和元年度大学院学位授与式・学部卒業式」は、新型コロナウイルス感染症の発生状況を鑑み、10月に延期となりました。
大変なことが続いていますが、この建築・環境デザイン学科で学んだことの中には、社会人として、プロとして充実した毎日を送るヒントがあるはずです。
例年卒業式の際には、たくさんの思い出がつまっているこの実習棟の前で集合写真を撮影しています。
10月、社会に出て成長した皆さんと、ここで写真撮影ができることを楽しみにしています。
教職員一同、皆さんの活躍をお祈りしております。ご卒業おめでとうございます!
2019-03-25
2018年度 卒業式・学位記授与式
3月21日(木)、東北芸術工科大学 学位授与式・卒業式が行われました。
当学科から学部生43名、大学院生2名が卒業しました。おめでとうございます。
当日は厚い雲がかかる天気でしたが、タイミングよく雨が止み、外で集合写真を撮影しました。
後ろに写る建物は、学生たちが苦楽を共にした実習棟です。きっと多くの思い出が詰まっている場所でしょう。
建築・環境デザイン学科で学んだことは、社会に出ても皆さんのことを助けてくれるはずです。
教職員一同、皆さんの活躍をお祈りしております。ご卒業おめでとうございます!
2017-03-22
2016年度 卒業式・学位記授与式
3月20日(月)、東北芸術工科大学 学位授与式・卒業式が行われました。当学科から学部生61名、大学院生4名が卒業しました。おめでとうございます。3月に入ってからも寒い日が続いておりましたが、当日は旅立ちにふさわしい快晴です。あたたかい日差しと肌寒さが残る空気に包まれ、笑顔いっぱいで巣立つ日をむかえました。
今年度は実習棟で学位記授与式を行いました。4年間の思い出が溢れる場所で、各ゼミ教員から学位記が授与されました。学位記授与後はゼミ毎に最後の記念撮影です。
設計にも遊び心をわすれない、竹内ゼミ生
締め切りを必ず守るしっかり者、山畑ゼミ生
連帯感抜群、志村ゼミ生
優等生の集まり、吉田ゼミ生
エコロジカルを突き詰めた、三浦ゼミ生
個性豊かで芯が強い女性達、馬場ゼミ生
施工もできる女子力高めの、西澤ゼミ生
努力を着実に積み上げることができる、渡部ゼミ生
皆さん、4年間はいかがでしたか?
良いことも苦いことも全部、自身の血肉となります。カリキュラムが多い建築・環境デザインを卒業できたことを誇りにし、いろんな世界に羽ばたいてください。教職員一同、皆さんの活躍をお祈りしております。卒業おめでとうございます!
2016-04-20
フレッシュマンキャンプ ―後編―
気が付けばもう桜が散り始めてきました。
時間が経つのは早いものですね。おそろしいです。
演習棟も一気ににぎやかさが増しました。
各学年、それぞれの課題を鋭意制作中です。
さて今回は、お待たせしていた
フレッシュマンキャンプ2日目の様子をお届け。
今回宿泊したのは、「ホテルシェーネスハイム金山」。
豊かな自然に囲まれたなかに佇む、金山杉をふんだんに用いて造られたホテルです。
ちなみに「シェーネスハイム」はドイツ語で「美しい我が家」という意味だそう。
おいしい朝ごはんをしっかり食べたあと、
敷地内にあるチップボイラーと雪室の見学です。
このチップがエネルギーとなって、給湯や暖房に活用されるわけですね……! ふむ!
こちらは雪室。いわば大きな冷蔵庫。
金山の雪を冷却保存して、冷気として活用しています。
建築と自然、そしてエネルギーは切っても切れない関係なわけです。
ホテルにさよならを告げ向かった先は、大美輪の大杉。
ここからは長靴装備で出発です。
ぬ? かんじき……?
森の中を目指してぐんぐん進みます。
今年は雪が少なかったため、緑色の風景が迎えてくれましたが
例年はまだまだ雪が積もって一面まっ白だそうです。
トトロが出てきそう。
大美輪の大杉は、なんと樹齢300年近く!
大大大先輩ですね。
壮観。とても神聖な雰囲気です。
おお~。
空へ向かって高く高く伸びている姿には圧倒されます。
自然をめいっぱい体感したあとは、金山町の街並み散策です。
ご担当者のガイドに沿って、金山町のまちづくりを見て、聞いて、感じ取って、学んでいきます。
地元の職人さんが建てる白壁と杉板張りの家々が立ち並び、
こだわりの詰まった美しい景観です。
こちらは交流サロンぽすと。
現在は、地域の人々の交流の場として使われていますが、もともとは地域特定郵便局だったそう。
建物の前の真っ赤なポストが印象的です。
カメラとメモを片手にお話を聞きます。
ぞろぞろ。
歩くのが楽しくなる街並みですね。カメラが手放せません。
そんなわけで2日間のフレッシュマンキャンプ、無事に終了!
先週から演習がはじまりましたが、
学業はもちろん、日々の生活も充実するよう
4年間おもいっきり楽しんでいきましょう!
2016-04-08
フレッシュマンキャンプ ―前編―
雲が空を覆って、まだまだ肌寒い日々が続いていますが
徐々に春めいた景色を見せている山形です。
さて、新年度を迎え、早1週間が経ちました。
今年度、建築・環境デザイン学科には、計51名の1年生が入学です。
みんなとてもフレッシュ!
1年生は、4/4~4/5の1泊2日で
本学科毎年恒例のフレッシュマンキャンプのため
山形県は金山町に行ってきました。
「はじめまして」で会った次の日にみんなでキャンプというのは
やっぱりドキドキしてしまうものです。ドキドキ。
それではさっそく行ってみましょう。
初日当日は雨。さむいです。
野帳を持ってバスに乗り込み、いざ出発です。
金山町までは、市内からおよそ2時間の道のり。
バスのなかでは、先生方のガイドに、学生たちも「ふむふむ」という表情。
窓から見える景色のなかにも、たくさんの学びがあふれています。
キャンプのはじまりの会場は、金山町役場。
「街並み(景観)づくり100年運動」を始めとする
さまざまな金山町の取り組みをご紹介いただきました。
お話を伺いながら、じっくりと資料を読み込みます。じっ。
手描きのスケッチがステキです。
お話を伺った後にまず訪れたのは「金山町火葬場」。
火葬場の見学と聞くと、なんだか緊張してしまいますが
実際になかを見れるのはとても貴重で
この金山町火葬場は、杉木に静かに囲まれ、厳かながらも
中に踏み込んだ人々を圧倒させるような空間になっています。
溜息が出てしまうほどに美しいアプローチ。
「眠る場所、送る場所」として、安心できるような空間に感じます。
続いて訪れたのは、「金山町立明安小学校」。
金山杉を用いた、まさに「木の学校」で、地域との連携にも力を入れています。
“学校は「大きな家」であり「小さな街」である。”
これは明安小学校の設計コンセプトのひとつ。
外から中まで、見ごたえのある空間が目白押しです。
正面玄関から入ると、目の前に現れたうねうねした木の作品。
きれいな曲線です。児童たちが座ったり遊んだりする場所になっているそう。
屋根の架構は、金山杉を加工した大断面集成材でアーチを形成しています。
なんとも圧巻!
木材が使われていることもあってか、体育館のなかでもあったかいです。
ジャケ写みたい。
初日最後に訪れたのは、「金山町林業センター」。
実はココ、本学科の学生たちが行うリノベーションプロジェクトの舞台。
セミナーハウスやアーティストレジデンスの場、ギャラリーとして活用できるよう
絶賛、大改装中です。
プロジェクト担当の山畑先生から説明を受けます。
林業センターの建物前には、
ツリーハウスプロジェクトの学生たちがつくったツリーハウスも。
杉木に馴染みながらも、存在感があります。私も登る!
見学を終え、夜にはホテルでワークショップです。
グループに分かれて、初日見たこと聞いたこと考えたことを
ポストイットに記入してまとめていきます。
先生方も各グループについて、レクチャーを行います。
みんな真剣な眼差し。
どんどん書きます。どんどん貼ります。
どのグループも熱が入っていて盛り上がってました。
白熱!
さて、今回はここまで。
次回は2日目のフレッシュマンたちの様子をお伝えします。
お楽しみに!
2015-12-10
建築・環境の学生たち
こんばんは、寒い日が続きますね。
寒い日の夜は生姜湯がおすすめです。
はちみつ入れると最高です。ぽかぽかです。
さて、学生たちは卒業研究、演習課題に毎日制作活動にいそしんでおります。
建築・環境の棟はクリアガラスなので、演習中の風景ろう下から覗くことができます。
4年生は卒業研究の最終発表に向けて、学科のギャラリーやフリースペースで大きな作品をつくっています。
そのとなりでは、3年生。小学校の設計課題の発表。
そのむかいでは、2年生が発表に向けて個人制作中。
今日は吉田・田賀スタジオと、志村スタジオの発表がありました。
「建築・環境の学生たち」いかがでしたか?
作業をしている時は地味に見えがちですが、この混沌とした感じ、凄くかっこいいです。
ちなみに、1年生はCAD演習と図学製図を本館で取り組んでいます。今回は紹介できず、ごめんなさい。
今年の演習も残すところわずかとなりました。
卒業研究の最終発表は来週。他のいろんなプロジェクトも年明けに向けて動いております。
学生のみなさん、課題は大事といっても身体が資本!
体調管理に気を付けて制作がんばってください。
2015-11-05
ムラカミ杯2015!!!
こんにちは、11/4(火)は文化の日でしたね。
みなさんは、どんな休日をお過ごしでしたか?
建築・環境デザイン学科(以下「建環」)の学生+OB+副手は、ムラカミ杯に出場しました!
ムラカミ杯とは…洋画副手村上さん主催の学科対抗ソフトボール大会です!!
当日は朝まで雨模様でしたが、芸工大のグランドは水はけがよく、みんな思い切りプレーができました!
建環は応募者が多く2チーム編成。決勝戦で会おうと約束し、いざ、試合へ。
第一試合はVSグラフチーム。
もう一つのチームは、VS文芸チーム
…試合中の写真が、全然ないです。ごめんなさい。
ですが、みんな上手い。実は練習をかなりしていました。去年の3位が悔しくて。(笑)
練習の成果が出たようで、ナイスプレーがたくさんありました!
みなさんの笑顔はばっちりおさえましたよ!
みなさん、いい顔してますね。
主催の村上さんを始めとする事務局スタッフの副手さんと学生のみなさん、
大会開催の準備や運営、芋煮や玉こんづくりまで、本当にありがとうございました。
気になる試合の結果はといいますと、
なななんと…建環チーム1は優勝、建環チーム2は3位を獲得しました!!!!!
おめでとう!!!!!
2位は昨年優勝の企画チーム。残念ながら決勝で会うことはできませんでした。が、この笑顔。
打ち上げは、美味しいお米をみんなで食べよう!
本当に良いチームワークでした!ムラカミ杯はこれでファイナルらしいですが、
ソフトボールだけではなく、今後のみなさんの活躍に期待です!
2014-04-25
フレッシュマンキャンプin金山町
みなさん、こんにちは。
本日山形は雲ひとつない快晴ですね。
学校の周りの木々や花たちも嬉しそうです。
さて、投稿が遅くなってしまいましたが、
4月9日~10日で新入生研修旅行「フレッシュマンキャンプ」に行きました。
場所は山形県最上郡金山町。
街並み、建築、風土、再生可能エネルギーを使った宿舎など、たくさんの見どころがあります。
天候にも恵まれ、バスプールにてキャンプのレクチャー
金山町に到着、まず役所の方にまちについて歩きながら説明をしていただきました。
そして実際にまちを歩き、遊歩道や、めばえの森幼稚園、大美輪の森など…
美しい自然とまちの調和に、1年生も興味津々な様子でした。
川沿いにある遊歩道の歴史や、まちのひととのつながりについてお話を聞いている様子
杉皮の屋根は、雨風により老朽化していたがまちの大切な風景であるようです
役所の前にて説明を聞く様子
めばえの森幼稚園
大美輪の大杉
宿舎に到着後、チップボイラー等の説明をお聞きしました。
夕食後は各グループに分かれて金山町の街並みについてのワークショップを行いました。
スケッチブックに真剣な眼差しで書き込む様子
大学院生のTAとチームを組んで話し合い
二日目には明安小学校(小沢明建築研究室)、金山の火葬場(益子義弘/益子アトリエ)の見学、
そしてツリーハウスプロジェクトの金山ツリーハウスと林業センターの見学をしました。
明安小学校のエントランス前でレクチャー
明安小学校は小沢明先生の設計
杉林に囲まれた金山の火葬場
金山ツリーハウスの説明をする大学院生
2日間で金山町のまちの環境と建築を知り、仲間を知ることができたでしょう。
これからの新入生の活躍に期待です!
2011-04-28
2011新学期スタートです。
こんにちは。
建築・環境デザイン学科も、新学期に突入しました。
今週はガイダンス、履修登録、書類提出など学生にとっては急に引き戻された現実に四苦八苦しているようです。
リハビリ大事ですね。
本年度も当学科ブログ随時更新していきますので、よろしくお願いいたします。
2011-04-02
卒業の日2
これから先の新生活。
大きな不安と希望が入り混じり。
社会の厳しさと自分の無力感を体験するでしょう。
だけども歩みを止めていけない。
大変な時期なのはみんなわかっている。
自分たちが、やれること。
これからやろうとすることに精一杯取り組んで欲しい。
みんな同じなんです。
仲間と出会い、ともに過ごした時間と笑顔を大切に。