2009-02-03

新しい郊外の家

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馬場さんのあたらしい本が出ました。
これは馬場さんの自宅のお話。房総の一宮に家を建てるお話です。
自宅といっても、馬場さんは東京にも住んでいるので、別荘みたいな家の話し。
馬場さんといえば、東京R不動産などをとおして、住まい方を提案している人です。今回は自ら、どう都心と郊外を同時に住むかということを実践した記録です。ぜひ、読んでみてください。

2009-01-25

斎藤公男 講演会 1月27日開催

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斎藤さんは建築の構造家です。最近問題になった耐震偽装の問題をうけ、構造の役割の重要性をいろいろなところで、講演されています。そうそう、建築学会という建築関係の学問をまとめるところの会長でもあります。
 なにやらむずかしそうな印象がありますが、それよりも建築の構造の楽しさが聞けるはず。ぜひ、皆さんご参加ください。

受験生のみなさんは、大学に入ってから、さまざまな講演会があります。
ぜひ楽しみにしていてください。

2009-01-15

志村研究室・冬の風物詩・地産地消実験

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芸工大の裏には、大きな柿の木がいくつもあります。たわわに実った柿の実は残念ながらすべて渋柿…しかし、このままでは何とももったいない!そこで、12月のとある夕方…志村研究室から高枝切り鋏と大きな袋をいくつも持ったゼミ生たちが出動!小雪降る中、100個を超える柿を収穫!みんなで皮を剥き、紐に吊るして干し柿の準備完了です!現在研究室のある建物の日陰の北と日当りよい南の端、一部は東京都心にも移送して、乾燥具合、甘みの違いなどを干し比べてみようというわけです。さくらんぼで有名なここ山形ですが、実は柿も年間12000tと県別全国ベスト10内の生産量を誇っています。干し柿は、昔甘いものが少ない時代、渋柿を干し、乾燥による渋味の除去作用を活かしたなんとも知的な保存食ですが、糖度は甘柿より高く、甘さはなんと砂糖の1.5倍とされています。
実はこれ、建築・環境デザイン学科で打ち出しているテーマの一つ「地産地消」の取り組みの一環です。昔は地元で穫れたものを地元で消費するのは当たり前でしたが、流通システムの発展により、今では日本中の産物が日本中で手に入ります。地元で完結させれば新鮮で安全なものが口に入るばかりでなく、輸送のためのCO2排出も減らせるという環境に優しい利点があります。合成甘味料や、干し柿自体もスーパーで簡単に入手できる今こそ、地元の産物を自分たちの手でつくり、味わい、自然を実感することも「環境」を見つめ直す重要な実践だと思うのです…。
(もっとも研究室としては楽しくおいしい取り組みとしても大事なのですけどね…(笑)


甘くな~れ~


サスティナブルタウンのための10の提言カード「食料」

サスティナブルタウンのための10の提言カード

2009-01-15

SFのような地下鉄の駅

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これはスウェーデンの地下鉄の駅の一つです。SF的な空間に見えますが、よく見ると中央には天然石のベンチが連なります。駅自体が岩盤でできていて、恐らく、その石を用いたのでしょう。近年日本では、家具など北欧のデザインに人気があります。そのデザインの多くは、シンプル(飾りけや無駄がない)でエレガント(落ち着いていて気品がある)でナチュラル(素材や形が自然的)です。繊細に四季を感じたり、簡素ながら美しい建築や道具を生んできた日本人の感性に合うのでしょう。この地下鉄の駅はちょっと違いますが、現代的なテクノロジーの空間に自然の素材をふんだんに使った大胆なデザインだと思います。見かけのデザインよりも、自然とどう付き合っていくのか、現代という時代をどう生きていくのかという明確なコンセプト(理念)を北欧人が根底に持っていることを感じます。空間のデザインにも、向き合う「気持ち」や「姿勢」が大切です。それもデザインの一部だと思います。

2009-01-15

懸空寺

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黄土が堆積した乾いた大地に山々が迫ります。雲崗の石窟で名高い北魏の時代、懸空寺はそんな山間の峡谷に建てられました。その名の通りまさに空に懸かる寺は何度も修復を繰り返していますが、いったい何故こんなところに建てられたのだろうかという素朴な疑問がわいてきます。寺の半分は崖面をくり貫いて造られていて、岩肌がむき出しになった内部には、極彩色の仏像が安置されています。表面の木造建築はしっかりとした造りで絶壁に差し込まれた梁材に支えられていますが、足元の床が抜け落ちたらなどと考えると、仏像たちの慈悲にすがりたくなります。清らかな心で訪れたいものです。(大同、中国)

2009-01-10

エコハウスブック

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現在、学科内プロジェクトチームで「エコハウス」ってどんなものかという勉強会をしています。三浦先生を中心に、私と馬場先生、山畑先生とかで、わいわいやりながら、模型をつくり進めています。
みなさん、どんな材料でつくるエコなのか知ってますか。
答えは、、、。

木造なんです。木造は、鉄骨造やコンクリート造とちがって、CO2を出さないんです。あと、大事なのは断熱。これが、エネルギーの無駄使いの原因です。また、エネルギーは再生可能な太陽電池や太陽熱温水器を使ったり、薪など木から採れる物(バイオマスエネルギーというんですけど)をつかうのが、もっとも地球にやさしいんです。
最近、そういうことが重要なことであるけど、意外と専門家も含めて、簡単なところで誤解したり、勘違いされたりしていることが多いんだなあと思います。
そういったことがいろいろわかってきたので、これを本にすることにしました。タイトルはそのものずばり。「結果的にエコなのは木造だった!?」と今のところしようと思っています。

そういうことを学べる場所は、日本中探してもそれほど多くありません。
なにか質問があれば、メールでいただければ、お答えしましょう。奥が深くておもしろいですよ。

2009-01-04

あけましておめでとうございます。

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みなさん、いかがお過ごしですか。

ともかく、2009年があけました。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしく。

新聞を読んでいても、100年に一度の不景気だとのこと。暗いニュースばかりですが、やはり、ここをなんとかchangeしていかなくてはいけないのだと思います。新聞でもいろいろ目立ったのは、「環境」をキーワードにした取り組み。太陽電池で走る自動車とか、さまざまな技術の話しでした。わたしたちの建築・環境デザイン学科のないようとだいぶかぶります。このブログでもいろいろ役立つ情報を流していきますので。楽しみにしていてください。
では,今年もがんばっていきましょう。