こんにちは。
副手です。
今日は先週行われた1年生必修の文化財保存修復入門について。
オムニバス形式で進められるこの授業。
文化財保存修復学科の枠をこえて、工芸コース(漆芸)からやってきてくださったのは小林先生!
作家として、研究者として活躍されています。
・・・実は副手のゼミの先生でした。
なので文章書くのも少し緊張しますね(・v・;)
いつもは本館での授業ですが、実際に作品や道具に触れてほしいとのことで、センターでの授業となりました。
たくさんの作品と道具を持ってきていただきました。
その数机3つ分!
触って良いとのことで、みんな真剣な表情で見てます!
見てます!
「漆って、こんなにカラフルなんですね!」という声がちらほら。
漆というと黒や赤を想像する方が多いかと思いますが、
ピンクや紫、水色など他にもたくさんの色があります。
実際に、蒔絵の粉蒔きを体験させてもらったりもしました。
・・思った以上に難しいでしょう?
副手も蒔絵をしますが、未だに慣れませんもの。
アドバイスをもらいながら挑戦挑戦。
さてさて、2回にわたる講義はどうだったでしょうか?
漆に少しでも興味をもってくれたでしょうか?
修復って、作品があってこその仕事ですよね。
だからこそ、作家の人とたくさん関わってもらいたいな、
逆に美術科の学生さんも、もっとこちら側のことを知って欲しいな、と思う今日この頃。
学生時代、工房にこもりっきりだった副手が言うのもあれですが、
どんどん、他の学科とのつながりを楽しんでね。
きっと、もっと素敵な学生生活になるのでは?
こんにちは。副手です。
昨日ふらりと廊下を歩いていると、白衣を着た米村先生と遭遇。
初見の副手は何故かテンションが上がり、引き寄せられるように保存科学室へとお邪魔しました。
ちょうど2年生の演習中でした。
うちの学科は3年生からゼミ分けされます。
それまでは、各専攻分野を巡りながら、自分の適性を見極める時間となっています。
今は保存科学の期間。
真剣な表情で実験する2年生たち。
素敵な笑顔いただきました!
楽しそうだね!
化学が苦手な人も大丈夫。米村先生が優しく教えてくれますよ~。
隣の機器分析室には3年生のK君と院生Tさん!
K君はお店で買った「砂漠のバラ(仮)」=¥500が本物かどうか気になり、分析してたそう。
自主的に課題を見つけ、研究する姿を見てさすが上級生だな、と思いました。
大学は主体的に勉強する場ですよね。
当たり前のことですが、なかなか出来ることでもないと思います。
後輩も先輩のこういう姿を真似してね。
ちなみに砂漠のバラ(仮)。
実物はもっとキラキラしていてきれいなのですが、写真だと謎の塊に・・・。
Kくん、Tさんから実験のアドバイスをもらっていました。
うちの学科は、後輩が先輩に質問しやすいアットホームな雰囲気がなんたって魅力。
副手もよく色んなことを教えてもらっています。
説明上手な先輩がたくさんおるよ!
最後に副手の無茶ぶりに、かっこよくポーズを決めてくれた二人に拍手。
果たして、¥500で購入したこの砂漠のバラ(仮)は本物か否か?
分析結果を待ちたいと思います。
こんにちは。
新米副手が春のOCを徹底レポート!
入口横で真剣な表情で本のクリーニングをする一年生たち。
その後ろではしゃぐ先輩。いやいや先輩だってちゃんと仕事してます。
人を呼び込むのがとても上手で、解説もしっかりできてましたね~!
後輩たちも先輩のかっこいい姿をよく見て、大きくなってね。
各ゼミ体験の様子から、立体修復ゼミ!
金継体験。 割れたお茶碗を直していきます。
われた茶碗はゼミ生がセッセと割って用意しました。
なかなかいい塩梅で割るのは難しいらしく、粉々になってしまうこともしばしばあるそう。
お次は保存科学! レントゲン体験をしてました。
携帯を撮ると中の基盤やらが丸見え!(写真だとちょっと分かりにくいですが・・)
写真で撮ると、作品のすべてが分かるそうです。
作者の粗い仕事や、手抜きも・・作家には少し恐ろしい分野ですね。
3階の保存科学室では顕微鏡を覗いたりできます。
この顕微鏡も高校の時に扱っていたものとは一味違うんですよ~
ぜひ夏のOCで試してみてください!
次は西洋絵画!
補彩体験をしてました。
次は東洋絵画! 裏打ちを使ったポストカード作り!
とてもきれいな和紙で、副手も作りたかった・・!
出来上がったポストカードにハンコを押して完成!
その他 フレッシュな笑顔が眩しい1年生ズ。
OC前日のみんな
※準備の一環です。
副手はまだこの学科に来て2か月目。 なので、よくワタワタしてます。
そんな風にワタワタしてると、学生がススッとやってきて助けてくれます。
男前な心を持った学生たちばかりです。
ぜひ夏のOCでは、文化財保存修復学科に遊びに来てください。
男前で、楽しくて、優しくて、個性あふれる学生がお待ちしています。
以上 OCレポでした。
少し日が経ってしまいましたが、4月5日に大学の入学式が開催され、
文化財保存修復学科も新たに28人の新入生を迎えました!
ここ数年で最も人数が多い学年で、男性も7人です!
写真は8日の学科ガイダンスの様子です。
学科では新たに二人の先生が着任されました。
東洋絵画修復ゼミ:杉山先生
西洋絵画修復ゼミ:中右先生
学科に新たな風を吹き込んでくれそうです。
恒例となりました、2年生からのインタヴュー形式による新入生紹介
ずらりと並んで迫力があります!パノラマでないと入りきらないので、3分の1だけ
各研究室の文化財保存修復センター研究員を交えた研究室紹介。
新たな先生を迎えた2ゼミの様子を
すでに授業も始まり、徐々に大学に慣れてきていることとと思います。
入学時の気持ちを大切にして、多くを学ぶ充実した4年間でありますように!
去る3月21日(土)に平成26年度卒業修了式を無事に迎えることが出来ました。
卒業生・修了生の皆さん、心からお祝い申し上げます。
今年の4年生は東日本大震災後の4月に入学したメンバーです。
入学式が4月下旬に延期され、本格的な授業スタートがGW明けという状況でした。
当時本学へレスキューのために運ばれてきた被災図書資料などに対して乾燥、クリーニング作業を講義開始前から手伝っていただきました。
大学院の2年生は当時3年生になるタイミングで、いきなり被災資料レスキューの中心メンバーとなって活躍してくれました。
当時の写真には初々しい姿が写っていますが、
大学での学問をクリアした卒業式での顔は、充実感あふれ成長したとてもいい顔でした。
これからそれぞれの進路にすすみ、離れ離れになりますが、共に切磋琢磨した仲間や学んだ学問は誰にも奪うことのできない大切な財産となることでしょう。
そして・・・
広い空
真っ白な雪景色
素晴らしい夕焼け
パステルカラーの新緑
暖かな人々・・・
大学を取り囲む環境の素晴らしさも懐かしく、知らず知らずのうちに各自の心に刻まれていたことにも気づくと思います。
『多くを学んだ学生を新たな活躍の場に送り出す』
大学としての使命でもありますし、これほど幸せなことはありません。
でも正直・・・4月から皆さんがいないと思うと寂しいです。
そのような複雑な想いを感じつつ
美術史・文化財保存修復学科より
卒業生・修了生にエールを送りたいと思います。
皆さんが東北芸術工科大学 美術史・文化財保存修復学科で学んだことは、異なる国、文化、宗教を越え、互いを理解する上でも力を発揮することでしょう。
複雑さを増す現在の世界においてその役割と可能性は無限大です。
学んだ学問に誇りを持って、新たな世界に羽ばたいてください!!
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