2010-01-22
「タウンハウスの設計」最終講評会
こんにちは。
手袋を年に一回はなくします。
古川です。
折り畳み傘はもっとなくします。
今日は、2年生の「タウンハウスの設計」の
最終講評の様子をお伝えします。
2010-01-19
クラインダイサムアーキテクツの建築:ギャラリー間巡回展
こんにちは。
最近おいしそうなお店探しが趣味です。
古川です。
食べログサーフィンしています。
口コミばんざい!
2年生の課題の提出が今日で、
4年生の卒研の梗概の提出が明日で、
3年生の課題の提出が明後日で、
最近の演習棟はまた、ざわめいています。
今日は3年生の課題の追い込みを取材しましたので、
写真をのせます。
こんな感じで夜が更けていきました。
明日は2年生の発表と、
六角さんの講演があるので総力取材です!
*****
そして、最後にひとつ告知を。
本日から7階ギャラリーにて、
毎年、竹内ゼミ3年生が準備・運営を担当している、
ギャラリー間の巡回展が開催されています。
今年は、東京を拠点に活躍する建築家クライン&ダイサム
20年の足跡をたどる展示会です。
以下お知らせメールより
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アスリッド・クライン氏とマーク・ダイサム氏は1988年に来日、
1991年にクライン ダイサム アーキテクツ(KDa)を設立しました。
以来、建築、インテリア、インスタレーション、その他、幅広いデザインフィールドで活動し、
西洋と東洋の文化・感性をうまく融合させながら、
独自の視点で日常にありふれたものにも常に新たな価値観を生み出しています。
また、2003年に始めたトークイベント「ぺちゃくちゃないと」は、
今や世界各国の150以上もの都市で、20スライド×20秒の共通フォーマットで展開され、
デザインカテゴリーや国境といった境界を越えて、多くの人々に親しまれています。
両氏が来日して20年。
展覧会では、これまでに築いてきた「建築家」としての幅広い活動を、
「20」をキーワードにKDaならではのインスタレーションで紹介します。
さて、どんなサプライズが飛び出すのか、どうぞご期待ください。
——————————
2010-01-07
山形エコハウス:記者発表会
こんにちは。
年賀状の返事を今日だしました。
古川です。
遅すぎです。
もはや年賀状でもなんでもありません。
(いただいた方ありがとうございます。)
昨日のこと、
「山形エコハウス」の記者発表がおこなわれました。
そしてさっそく当日夕方のニュース4チャンネル、
本日の新聞朝刊は5紙でとりあげていただきました。
山形では、本日の新聞で目にされた方も多いでしょうか。
内容についてはこれから詳しくお伝えするとして、
今日は記者発表の模様をお送りいたします。
こちらは
手前の3名がプロジェクト専属の撮影クルー。映像学科の学生です。
奥の3名が設計の学生スタッフ。
以下、ネットで見ることができる記事です。
河北新報社 省エネ世界最高目標「エコハウス」着工 東北芸工大と山形県
山形新聞 県と芸工大など、山形エコハウス着工へ
asahi.com CO2ゼロ住宅着工 環境省モデル事業
NIKKEI NET 山形県と東北芸工大、共同でエコ住宅開発
毎日jp エコハウス:CO2排出ゼロ、芸工大に県が建設 山形市産の木材使用
*****
本日地鎮祭が行われ、いよいよ本格的に工事が始まった山形エコハウス。
次回、エコハウスの詳しいご説明をするつもり。
これから工事の様子などもちょくちょくご紹介予定です。
お楽しみに。
2010-01-04
年始のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
今年も一年みなさまが幸せでありますように。
古川です。
年末年始は9日間ずっと流浪していました。
東京では学生時代の後輩たちや、
設計事務所時代の大切な友人と語り合い、
オペラシティーの「ヴェルナー・パントン展」(世界観に酔いしれる)
ワタリウムの「ルイス・バラガン邸をたずねる」(高次の「普通」を体感)
フランス大使館の「No Man’s Land」(あまりのアングラっぷりに目の焦点を失う)と、
3つの展示をみてまいりました。
実家では写真館で家族写真を撮影。
それから岩手で初滑りをしてきました。
大雪で高速がほぼ全面通行止めになり国道は大渋滞。
4時間のところ9時間もかかってやっと到着しました。
ゲレンデも、もれなく猛吹雪でしたが、
新調した板の調子が良くごきげんで滑ってまいりました。
そんなこんなで、昨日9日ぶりに帰宅して、
自宅のあまりの極寒ぶりに狼狽した古川です。
東京で会ったひとたちに、「ブログ結構見てますよ。」と
よく言われました。
ときに卒業生たちが「きゅん死に」してしまうくらい、
なつかしい画像があったりするそうで。
そう言っていただけると、更新のしがいがあります。
今年も一年、なるべく日常を生のままお届けできるよう、
精進する所存です。
どうぞよろしくお願いたいいたします。
*****
ということで、まずはごあいさつまで。
ちなみにトップの画像は大学から見た
山形のまちと山並です。
2009-12-22
1ヵ月前のこと
こんにちは。
家が寒いです。
古川です。
ちょうど良く暖まるのは、真夜中です。
今日はですね、1ヵ月前の話です。
11月20日は竹内先生の誕生日でした。
その週の某日、4年生の演習室をのぞいてみると、
なにやらがさごそ・・・・
そして夕方からは竹内ゼミ大集合で、乾杯。
宴もたけなわな頃、
サプライズ的に入場してきたのがこれです!
あ、さっき演習室でつくってたのは敷地だったのね・・・
縮尺50分の1でつくられたエコハウスのケーキでした。
ソーラーパネルもしっかり寒天で再現されています。
他にも4年生からお酒、3年生からみかん加湿器などをもらって、
満面の笑みの竹内先生。(ぶれちゃってますが)
♯ケーキになったこのエコハウスは現在大学の敷地内に建設中です。
♯詳しくは近々、こちらでも発表させていただきます。
竹内ゼミは今年の4年生で7期生目ですが、
実はこのおもしろケーキのサプライズは、1期生からの伝統行事なんです。
全部、写真のせたくてOBOGに送ってもらいました。
まずは
1期生→サッカーボール
竹内先生がサッカー好きだから。このときはケーキ屋さんのケーキでした。たけぴーとか書いてありますね(笑)
3期生→TOYOTAパビリオン
愛・地球博が開催され、みかんぐみの代表作TOYOTAパビリオンが建設された年だから。
こちらが制作風景。
5期生→数独
竹内先生が数独にはまっていたから。
集合写真がありました。
この年のプレゼントはみかんのカゴ?
6期生→ピタゴラスイッチ
竹内先生の携帯電話の着信音がピタゴラスイッチのテーマだったから。
制作風景。
7期生→エコハウス
竹内先生と竹内ゼミ生が鋭意エコハウスを設計中だから。
と、こんな感じです。
こうして並べてみると、歴史を感じますね。
そしてゼミ生たちに祝福される竹内先生。
何はともあれ幸せそうです。
竹内先生の部屋の窓辺には、
今日もみかん加湿器がたたずんでいるのでした・・・
2009-12-07
最近の様子と最近のいただきもの
こんにちは。
週末に東京に行ってきました。
古川です。
東京はひとつの惑星のようです。
なぜかゲームセンターの片隅で卓球をしてきました。
今日は最近の実習棟の様子から。
演習の時間になると同時多発的に、いろいろな学年の集まりが発生しています。
これは3年生の「人と公園を結ぶ建築、人と場所を結ぶ公園」の、ミニレクチャーの様子。
この課題は、卒業研究前の最後の課題です。
これまでやってきた演習課題の総まとめとして、
ランドスケープや建築といった領域に関係なく、学年全員で取り組みます。
場所は千歳山周辺ということしかきまっておらず、
また実際に設計するもの自体も自分たちで考えて決めます。
つまり何を設計してもよいということ。
何を設計してもよいというのは難しくて、
何を設計するべきなのか、という問いに頭を悩ませることになります。
その土地が何を求めているのか、それが自然と浮き上がってくるまで、
とことん土地を読んで欲しい、
そんな先生たちの熱い思いが感じられます。
そして指導方法も変則的。
自分で教えてもらいたい先生を選んで指導してもらいます。
各先生10名くらいずつ。
これは特別講師の八重樫先生の班です。
これはしむけんブログでおなじみ志村先生の班。
みんなで一緒に千歳山登山もやっていました。
一緒にいきたかったー
そしてこちらは2年生。
2年生は逆に今回の課題から領域別に選択する課題になります。
これは「都市の基本構想」の現地調査報告会(?)の様子。
上山市を舞台に町全体の問題を読み取り、解決策を提案します。
もうひとつの2年生の課題は「タウンハウスの設計」
タウンハウス、つまり小さな店舗付きの住宅群を設計します。
個別にエスキース。
次に、最近いただいたいろいろをご紹介します。
「お誕生日おめでとうございます!」と、
誕生日でもないのに最高の笑顔で焼き芋を渡してくれたのは、
2年生のアンドウさんとアラさんです。
とても大きい焼き芋。
三等分して準備室スタッフみんなでいただきました。
これの絶妙なデザインの紙袋に入っているのは・・・
かき飴という代物。石巻の特産品だそうです。
院生のクロダさんからもらいました。
鼻から抜けるかきフレーバーが賛否両論らしいですが、
私は鼻が詰まっていたからか、おいしくいただきました。
そして今日、総務のアイタさんからいただいたのは、
おはぎと、
りんごです。
お歳暮の季節ですね。
おいしくいただきます。
みなさまありがとうございます。
*****
それでは最後に、この写真でおわかれ。
M1レビューが終わって解放された院生たちの姿です。
うるさそうに見えますが、
わりと静かにポーズをとっていました。
大人なのか子供なのか・・・
それではまた。
2009-09-14
秋(大学祭前)
こんにちは。
最近車ではじめて七日町に行きました。
古川です。
免許取得直後から4年間どペーパーだった古川にとっては、
大冒険でした。
みなさん、めっきり秋ですね。
秋といえば、大学祭です!今週末です。
今年の大学祭はちょっと早いです。
最近は大学に人気がだいぶ感じられるようになりました。
あちらこちらで大学祭の準備をする学生たちの姿が・・
環境棟にも楽しげな一団がいましたよ!
ヤマカンの子たちでした。
カラーセラピー付きゼリー入りソーダ(でいいんだっけ?)
売るそうですよ。恒例のやつですね。
ちなみに最後の写真の右端のヤブキさんは、
「未来の住宅」を学生一番のりで購入してくれました。
エライ!
そして、なぜかチェック人口が多かったこの日の環境棟。
意味なく記念撮影です。
このあと、なにやら長い長い棒を持って出かけていく集団がいたのでついていってみると・・・
渡部先生と学生たちが、
あるプロジェクトに向けて測量してました。
御苦労さまです。
*****
土曜日に、大学の環境デザイン学科の同級生同士の結婚式がありましたので、
(結婚式が多いですね。この年齢、そしてこの季節。)
その模様を、最後に少しだけ。
那須の二期倶楽部というホテルでの式でした。
大学1年のころから付き合っていたふたり。
9年越しの結婚に、私たち友人も感慨ひとしお。
会場には、教授を退官された三田先生と現役教授のお二人も。
三人とも新郎新婦には縁の深い先生方。
その日は級友たちとコテージに泊まりバーベキュー。
新郎新婦も加わって、夜遅くまで思い出話に花が咲きました。
大学時代の友人は一生の友人。あらためて感じました。
次の日は、SHOZO CAFEで朝ごはんを食べて帰宅。
このカフェ。やたらと名前を聞いたことがあったので、行ってみたかったのですが、
なるほど、なかなか良いカフェでした。
席がゆったりしていて、コーヒーも食べ物もおいしくて、
屋外のテラス席が気持ちよさそう。
なによりスタッフが楽しそうに働いていたのが印象的。
朝、自転車で登場した新郎の写真でおわかれです。
蔵プロ記念すべき1年目のカフェ店長であり、
D&DEPARTMENT元スタッフであり、
今は鎌田工務店のエース、イシダさんです。
2009-09-08
金曜日こと
こんにちは。
ソファがほしいです。
古川です。
飴色の革で、
幅1800mmくらいでわりと奥行の深いソファ、
どこかに落ちてないかなぁ。
今日は、金曜日のことを書こうと思います。
美容師さんに教えてもらった、焼き菓子屋さんに行きました。
力の抜けた、ミニマムな、感じのよいお店だったので、
紹介させていただきます。
(その美容師さんの美容室も、面白いお店なのでそのうちご紹介します。)
「焼き菓子 しょかん」さん
建物は古川の友人も務めている鎌田工務店の設計施工のようです。
オーガニックな素材でつくった焼き菓子が、センスよく並べられていました。
今回私が食べたシフォンケーキ、卵の味がしっかりしてふわふわしっとりで、
とてもおいしかったです。
小さなお店に、アンティークのタンスと椅子、ちょっとずつお菓子。
という、欲張らない感じのお店。
売り切れていたチーズケーキと、
大きくて躊躇してしまったカステラをねらって、また訪れたいと思います。
ホームページはこちら↓
http://www.shokan.info/
帰りに馬美ヶ崎川の河川敷で、こんな光景を目撃。
毎年恒例山形の「芋煮フェス」の準備をやっていました。
中央に見えるは直径6mの大鍋。
隣に置いてある蓋を上げ下げし、ショベルカーで具をかきまぜます。
日曜日が本番だったようで。
3,300人に芋煮がわたらないというトラブルが発生しつつ、
大盛況に終わったようです。
・・・・芋煮キャンプインフェスとか、どうですか?
そしてそのあとは、高木正勝さんの例のイベントへ。
詳しいレポートはグラフィックブログにお任せ。
凶暴さのかけらもない、
お坊さんのような高木さんのたたずまいと考えに、
思うところがたくさんありました。
近藤先生と高木さんの間に漂う空気も何か心地よく、
高木さんの海と山の2つの部屋の映像に感じた、
静かなのに、
まわりのすべてが浮き立ちざわざわしているような質感が心を覆い、
とてもいい夜でした。
卒業生たちも大集合していて、
軽く同窓会気分。
そんな金曜日。
*****
さて、最後は今日の環境棟でおわかれ。
ゼミ旅行とプロジェクト調査、
長い長い旅路から無事帰ってきた竹内ゼミ3年生たち。
どうやら、これからまた新しいプロジェクトが始まるようです。
楽しみです。
次回は、講演会の告知をさせていただきます。オーストリア人の建築家の方です。
お楽しみに!
2009-09-03
むずかしい話
こんにちは。
ここ数日風邪でダウンしておりました。
古川です。
NOTインフルエンザです。
復帰いたしました。
先週末、仙台に帰る用事がありましたので、
ついでに建築学会の記念シンポジウムをのぞいてきました。
このシックなホールは
パネリストは3名。
いずれも著名な、社会学者、建築家、建築評論家です。
内容は、というと・・
話の流れや内容は終始、社会学者・宮台さんペース。
社会から建築を見るのと、建築から社会を見るのとでは、
ベクトルが逆で、しかもスケールに相当差があり、
ざばっとした社会に対する仮説を相手にすると、
建築論なんて飲み込まれてしまうわけで。
終始、
それを例えば建築でいうと・・・というような、
仮説を裏付ける具体例をあげるしかない、という状況。
社会学者側から建築の土俵におりてきてもらえれば、別ですが、
なかなかこれで議論を成り立たせるのも、むずかしいです。
建築って確実にモノだし、モノを通してしか語れない。
しかも、社会との関わり方やその度合は、他のどのモノとも似ていない。
だから、建築論は閉塞的になりやすいのかな、
なんてなんて、
なんとなく思ったのでした。
終了後は仙台の街へくりだし、牛タンを食べてきました。
仙台出身でありながら牛タン屋で牛タンを食べたことのなかった古川。
牛タン焼
牛タン煮込み
牛タンたたき
テールスープ
と、フルコースでいただきました。
美味でした。
有名チェーンは学会のせいで列ができている、ということで
少しはずれにある「牛たん料理 雅」へ。
こじんまりとしたお店ですが、
おいしいです。
おすすめです。
*****
久しぶりなのに難しい話をしてしまいました。
ごめんなさい。
次回は
準備室に本が300冊(!)届きましたので。
「未来の住宅―カーボンニュートラルハウスの教科書―」
について総力特集したいと思います。
お楽しみに!
2009-08-28
まつり(夏の終わり)
こんにちは。
蚊取り線香の匂いが好きです。
古川です。
蚊の気配がなくても、たいてしまいます。
ごぶさたしておりました。
また、お休みをいただいて、
実家の家業を手伝ったり、祭に行ったりしてきました。
山形は、めっきり涼しくなりました。
「夏の終わりってせつないよね・・・」というひとたちの横で、
一人トキメキが抑えられない、冬好きの古川です。
涼しくなってくるとわくわくすっぞ!
ではお祭りの報告です。
「新庄まつり」に行ってきました。
25日のお昼の山車パレードと、26日の鹿子踊りをみてきました。
全山車を楽しみました。
最近はやりのよさこい系の祭とは違い、「渋い!」というのが感想です。
囃子もみな一定のテンションで、もくもくと笛や太鼓や鉦を演奏しています。
じわじわと、まつりにかける熱い気持ちが伝わって来る感じです。
話によると、茶髪禁止!の厳しい若連もあるんだとか・・・
そして夜は、出店めぐり・・・
おびただしい数の出店が出ていたのですが、
出店の店舗デザインの流行を知りました。
なにって、北京石景山游来園もびっくりのキャラ天国!!
写真でどうぞ。(つっこみはご自由に)
明けて翌日、
神社に奉納される「鹿子踊り」(ししおどり)を見に。
新庄北部の二つの集落(萩野、仁田山)に伝わる、伝統芸能です。
ちなみに被り物は、カモシカを模したものだそう。
踊りも歌も衣装も、華美なところがなくかっこいいです。
オールドスクール獅子舞というかんじ。
境内では何十ものカメラによる撮影合戦が過熱しておりました。
それにしても踊っている人はきつそう。
鹿子の被り物の下から「へつねえ。」という声が聞こえました。
「へつねえ」とは「辛い」の方言だそうです。
そりゃ15分間も太鼓たたきながら踊るんだから、辛いですよね。
しかも萩野は山車も出しているというから、すごい体力。
「鹿子踊り」が終わると一気に祭は終息モードに。
夜には出店もすっかりかたづき、
新庄人は祭のあとの虚脱感におそわれるそう。
私は、生まれ育った地元にほとんど祭らしい祭がありませんでした。
だから、とても新鮮。
若い人たちがこんなに祭に熱くなっている姿を見ると、
この場所を好き、という気持ちと一緒に、
覚悟みたいなものが伝わってきて、圧倒されたのでした。
今年は宵祭り(夜の電飾をつけた山車のパレード)を見れなかったので、
来年はぜひみたいです。
*****
本日はこれで終わり。
今日はこれからまた仙台に行ってきます!
仙台では建築学会の大会が開かれて、
全国の建築家たちが大集合しているはず!
シンポジウムをのぞいて、
牛タンたべてきます。。
それではまた。
2009-08-20
葉山登山(修行)
こんにちは。
エレベーターに乗る夢をよく見る
古川です。
乗ったエレベーターが希望の階で止まらず
あるはずのない階までどんどん昇っていったり
どんどん落ちていったりする夢です。
わりと怖い夢です。
どんな深層心理でしょう。
今日は、お盆休みの15日にプライベートで行った
葉山登山(修行)について書きます。
なぜ山に登るのか?
「そこにそれがあるからさ。」byマロリー
なにせ山形は山だらけ!
登らないわけにはいかないと思い、
ずっと念願だったわけです。
そこで、
登山靴を手にいれ(→KEEN製)
山の地図を購入し、
父親(登山仲間募集中)からバックパックとコンパスと熊鈴を借りて、
母親(元体育会系ワンダーフォーゲル部員)からありがたい山の教えをいただき、
お盆の15日に、ついに行ってまいりました。
その写真がこちら!
ぐへー
地味!
ごめんなさい。
思った以上に地味でした。
写真を撮る余裕がないほどきつかった
というのがいいわけです。
朝の8時半に登山を開始して4時間かけて登り、
山頂で1時間ばかりご飯を食べたり昼寝をして、
また同じルートを3時間かけて下る、
と言葉で説明するのは簡単なのですが、
予想以上の急坂の連続のあと、
垂直の岩場をよじ登ったり、
滑落しそうな岩場をロープにつかまって渡ったり。
心が折れそうになりながら、
やっとの思いで山頂にたどりついたら、
雲が出てきて眺めはいまいち。
水場をスルーしてしまったため、
のどが渇くが水が飲めず。
修行か!!
そんな中、
頂上直前の烏帽子岩付近でみた鳥海山と、
少ない水をなんとか沸かして飲んだコーヒーが、
唯一の癒しでした。
でも、
そんな修行みたいな山登りでも、
なぜかまた行きたい、と思ってしまいました。
たぶん、
おりてきたときの開放感と、
自分がレベルアップしたような達成感が、
よいのではなかと思います。
こんどは、どこに登りましょう。
できればもう少し楽で、景色のいいところがいいなあ(甘
東京には、
自分の見たことのなかった新しいものや、
刺激的なものがたくさんあります。
それは、
自分の価値観が半ば強制的に押し広げられるようで、
とても楽しいです。
一方山形にも、
実は自然、という刺激的な遊び場があるのです。
東京とはまた違う部分で、
価値観を広げてくれることも間違いないです。
これからも自然で遊ぶ方法を、
いろいろ模索していきたいと思います。
*****
というわけで、
今日の日記はこれで終わり。
また明日です。
シリーズもので
「研究室訪問」をやろっかなあなんて、
なんとなく思っている古川でした。
先生方、そのうち突撃するかもしれないので、
そのときはよろしくおねがいします☆
2009-08-19
えちごつまり
こんにちは。
アンパンマンにも似ている、
古川です。
アンパンマン花火を購入したら、
光るものがすべて
アンパンマンの顔に見えるメガネがついてきました。
アンパンマンの顔から
おびただしい数のアンパンマンの顔が噴き出す光景。
・・・・シュールでした。
17日に更新するとか言っておきながら、
19日になってしまいました。
申し訳ないです。
お休みの間いろいろなところに行ってまいりました。
*キャンプしながら「越後妻有アートトリエンナーレ」2泊3日の旅
*仙台の実家に帰省し買い物(散財)
*日帰りで葉山登山(修行)
今日は「越後妻有アートトリエンナーレ」の写真を、
とくに学科とは関係ないのですが、
のせちゃいます。
↓「越後妻有アートトリエンナーレ」
http://www.echigo-tsumari.jp/2009/
もっといろいろ見ましたが、
後で見たら、いいと思うものしか写真とってませんでした。
そういうもんですね。
2日目は、
家の記憶でキョロロの建築家手塚氏ご一家をお見かけしてから
黎の家→キョロロのレストラン→脱皮する家→コロッケハウスと
ルートがかぶったのか、行く場所行く場所でお見かけしました。
(コロッケハウスの写真にお姿をとらえていました。わかる方は目を皿にしてみてください。)
きっと手塚さんもあれ?って思ってたはず。
後をつけていたわけではありません。はい。
越後妻有アートトリエンナーレ、古川は
2003年(シーズンオフに夢の家に泊まる)
2006年(横浜から0泊2日の弾丸ツアー)
を経て3回目の訪問でした。
行くたびに感じるのが、
里山全体にただようの独特の美しさ。
そしてその里山とアートのギャップの面白さです。
今回はそれに加えて、同じ田舎に住む人間の視点で、
イベントの意義について、いろいろ考えました。
このイベント自体
地域に内在する価値をアートを媒介として掘り起すことを、
一番の目的としているわけですが、
反面いろいろなところに東京の資本の影を感じてしまいます。
それは、新潟という場所でしかありえないことかもしれないし、
だからこそそれを利用しているのは賢い方法だとも思う。
でも、東北だったら同じことはできないだろうなあと、
というより、やるべきではないのかもなあと、
なんとなく思いました。
急斜面に貼りつくようにつくられた棚田や集落が、
山を抜けるたびに現れるその光景は、
とくに朝もやの時間帯なんか、桃源郷のように美しいです。
そこに、現代アートという異物が
無数に散りばめられているわけです。
その東京では作り出そうにも作れない、
環境全体に現れる新鮮さが、都会の人間をひきつけます。
一方地元住民は、イベントが成功していて、
たくさんの人間がお金を落としていくから
イベント自体にも来訪者にも好意的だし、
アーティストやアートという異物のようなものも、それはそういうものとして
物珍しく思いながらも、受け入れているように見えます。
その関係が、ほんとうに交流なのか、
ほんとうに地域の価値を掘り起こしているのか、
考え始めるときりがないですが、
来てもらわないと始まらない、
きっかけが必要だ、という立場に立てば、
やはり、このイベントほど成功している事例もないとも思うのです。
いろいろなバランスをとりながら、
少々アクロバティックに成り立っているようにも見えるこのイベント、
この先が、相変わらずとても楽しみです。
なんだか、難しい話になってしまいましたが、
とても楽しいアートのお祭りなので、みなさんもぜひ訪れてみてください。
(ちなみに、学科長の事務所「みかんぐみ」が手がけた作品もありますし、
このイベントを機にたてられた通称キョロロという建物のランドスケープには
廣瀬先生がたずさわっています。)
古川の今回の個人的反省は、
キャンプとの合わせ技はちょっと欲張りすぎた、ということです。
無印良品の津南キャンプ場に泊まったのですが、
ここはここで、一日中だらだらするのにとてもよさそうな場所でした。
帰って食べて寝るだけでは、ちょっともったいなかったですね。
こちらも家族づれの方などぜひ。
*****
さて、明日は
葉山登山(修行)についてさらっと触れてみようかと思います。
ますます学科にも建築にも関係ないので、
「しらんがな!」って思った方ごめんなさい。
でも書きます。
それではまた明日。
あ。
ミサワクラス(R不動産が手がけた三沢旅館の新しい名前)の
ホームページ立ちあがったみたいです。
ここにもブログがたくさん・・・・
嗚呼、blog時代!(名台詞)