2020-03-31

味噌作り

みなさんこんにちは

春の訪れを感じたと思ったらまた冬がひょっこり顔をだしました

東京の方では桜の上に積もった雪が見られたそうです

桜の花と雪の白 とても素敵な組み合わせです

 

さて今回は味噌作り本番です!

今年は鉄鍋の錆落としという作業が増えて、大豆への愛着がもりもりな予感

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんなにまるまるころころだった大豆が立派で馴染み深い横長大豆に!驚きです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄鍋でぐつぐつ煮ていきます

サビがしっかり落とせているか心配しながら鍋の前で待機…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんあくがでました!

まるでましゅまろのような…..

舐めてみると豆乳のような自然の甘みが

これだけでもなにかできそうです

 

3時間ほど煮込みました ぐつぐつ

開いた時間にはお菓子を串にさして焼いたり ゲームを持ち寄ったり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて煮込んだ後にもまだまだ作業が!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どん!こちら立派な米麹です

白米の他にも玄米も

触ってみるとほんのり温かい

手で優しくほぐしていきます

 

手で優しくほぐした後は大量の塩と混ぜていきます

大豆と一気に混ぜないほうが良いそうです!

ちょっとした手間がまた味噌をおいしくするコツなのかもしれませんね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

煮込んだ大豆を潰していきます!

臼やすり鉢を使いながらみんなで力を合わせて潰していきます ぐりぐり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

潰した大豆と米麹や塩を混ぜていきます

大量の塩の中に手を入れると肌がひりひり

 

大豆の茹で汁を一緒にいれると少し混ぜやすくなります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

味噌樽にいれるとより一層私たちになじみのある味噌に近づいてきました

一緒に入れる味噌は代々受け継がれた五代目農芸味噌

おいしくなりますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学に持ち帰ってきました

重しに使うのはこれまた大量の塩

塩は形を変えやすいのでこういった重しに使うのには最適なのだとか

使い回しなので少し固くなっているものもありましたが ほぐしほぐしなんとかこしらえ完了です

 

今年は鉄鍋での大豆もあるのでできるのが楽しみです

鉄分豊富な味噌も悪くないかもしれませんね

 

味噌ができるのは秋頃

それまでじっくりゆっくりおやすみなさい

 

最近はコロナで不安な日々が続きますが 小さい楽しいことを見つけて一緒に元気に乗り越えましょう!

 

1年美術科日本画コース 藤田伊織

2020-03-30

水汲み

みなさんこんにちは!春の日差しも柔らかに降り注ぎ、草木の息吹を感じる季節になりました。

さて、放課後農芸では味噌作りに区切りがつきました!今年の味噌も水、米、麹や塩、大豆など、全ての材料を山形産のもので作りました。お力添えを賜りました田中さん、藤田さんご一家、はしもと農園さん、深瀬商店さん、成澤さん、多くの方々に改めて深く感謝申し上げます。今年はどんな味になるのか、今からとても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の味噌の仕込みも二日に渡っておこないました。今回の記事では一日目の内容をご紹介します!一日目である3月27日には水汲み、米麹の受け取り、鍋の最終準備をしました。

最初に、大豆に吸わせたり煮たりするための水を村山市にある生涯学習施設「樽石大学」の敷地内にある水場へ汲みに行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.2kmほど上流の二の沢付近の湧水を引いたという水は「いたや清水」と呼ばれ、里の名水・やまがた百選に選ばれたほどの美味しいお水です。

今年は雪が無く、あちこちで春の気配を感じることができました。水はすっきりと冷たく、ここの水に浸された大豆も喜んでいた気がします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水を汲んだ後には、そばやかた樽石さんでお昼ご飯です。いたや清水を使用している9割の手打ちそばをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真冬でも氷水でこねているというそばは、噛むたびに香りが広がり本当に美味しかったです。お漬物も玉こんにゃくも全部美味しい!居心地のいいお店でまた来たいと思いました。

 

次の目的地に向かう前に少し寄り道です。天童南駅から車で10分、わらびもちを始め、季節の生菓子が並ぶ人気店「腰掛庵」へ。そこで冬季限定いちごわらびをご馳走になりました。口でふわふわとろとろと溶けていくわらびもちに衝撃を受けました。平日だというのにお客さんが次々と来店するのも納得です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご飯の後には玄米と白米を麹にしていただいた深瀬商店さんへ向かいます。ふかふかの麹になったお米にみんな興奮が隠せません。少し頂いてみるとほろほろと口の中で崩れ、ほんのりとした甘味が口の中に残ります。米麹の甘酒の甘さはここからきていたのかと感動しました。麹の力は凄いです!

 

 

 

 

 

 

最後に、明日大豆を煮るために使う鉄鍋をお酢で煮ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永岡さんからお借りしたこの鉄鍋、ここに到達するまでにたくさんの過程を経ました。サビ落としから始まり、削ったり磨いたり、ああでもないこうでもないと試行錯誤してここまで綺麗になりました!農芸のとあるメンバーは「もうこの鍋は我が子のように思っている」と語りました。そんな鍋で大豆を煮たらさぞ美味しいことだろう……と思いながら一日目は終了です。二日目はいよいよ最終段階!美味しいお味噌になりますように!

 

1年洋画コース 菅原穂乃佳

2020-03-18

お米ツアー

こんにちは。今回は味噌作りのためのお米を買いに朝日町の農家さんの元へ行きました。そこにはヤギや鶏がおり、触れ合うことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段は動物と接する機会はほとんどないため、新鮮でした。加えて、農家さんが有精卵を1つ下さり、放課後農芸で育てることになりました。今は3年生の先輩が卵を温めてくださっています。その卵が成長して孵化することが楽しみでならないです。

 

さて、お米を買いにいった後は昼食です。私たちは西川町にあるお蕎麦屋さんに行きました。そこでは丁度お蕎麦が私たちのところで麺が切れてしまっていたので、打ちたての麺を頂くことができました。ここのお蕎麦は普通のお蕎麦とは違っていました。麺は太く歯ごたえがあり、舌触りも良く、とても美味しかったです。また来たいと思うような、素敵なお蕎麦屋さんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのあとは朝日町にある、蜂蜜を買いに行きました。ここでは普段見かけない種類の蜂蜜が置いてある他、試食もでき、どれも美味しかったです。そのため、どれを買うかとても悩みました。学生には少し高い値段ですが、こういった贅沢はたまにはいいですね。

 

最後にはアーティストの永岡さんのスタジオに行きました。このスタジオは永岡さんの実家で、イノベーションをしたそうです。ここには永岡さんの作品のほか、植物の本をはじめとする様々なものがありました。そこで一番目を引いたのは下の画像にあるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像にあるように人が乗れるのですが、支える部分が円形になっており、不安定でぐらぐらしてしまいます。座ることもそうですが、立つこともままならない、そんな不思議なものでした。このような形状のため、バランスが鍛えられそうです。

次回は味噌づくりに本格的に取り組んでいきます。味噌づくりをするのは初めてなのでとても楽しみです。では今回はこの辺で。またお会いしましょう。

歴史遺産学科 1年 柴田桃花

 

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