こんにちは。放課後農芸です。
どんどん寒くなってきていますが、皆さんお元気ですか。私は、雪が降るのを楽しみにしつつ、少しビビっています。
12月6日の勉強会は、2年生企画の「家畜などの人間に食べられる動物について考えよう」でした。各自で気になったことを調べて発表し、共有と意見交換を行いました。
今回は「食肉と病原菌 ギラン・バレー症候群について」「食肉加工食品」「おいしくされたいきものたち〜品種改良のあれやそれ〜」「日本人はいつから肉を食べるようになったのか(牛肉・豚肉・鶏肉)」「捕鯨」「食べられない命」について取り上げました。
改めて調べてみると、自分の認識と違う事実が多く出てきました。また、発表を聞き意見交換することで、新しい知識や気づきを得ることができました。メンバーで共有することで、視野を広げて命について考えることができました。
最後に、以前、放課後農芸で行った鶏の屠殺体験についてのビデオを見ました。
普段は誰かが行ってくれている屠殺を、自分たちで行いそのお肉をいただくことで、どのような心境の変化があったのか。また、命に順番があること、命を殺めるという共犯の意識、強く優しい心を持つことなど、多くの学びを得たという内容でした。
普段何気なく食事をしていますが、その裏ではたくさんの命が殺められ、その中の一部の命をいただいていることを改めて感じることができました。また、それが当たり前なことなのか、当たり前なことと思い続けて良いのか、考えるきっかけとなりました。
放課後農芸では、野菜を育てるために多くの命を殺め、育てた野菜の命をいただいています。畑を通して、たくさんの命と向き合っているメンバーだからこそ、これからもこのテーマについて、自分ごととして考え続けていきたいです。
何に支えられて生きてきたのかを認識して、またそれに伴う責任を持って、日々を過ごしていきたいと思います。
今年も残りわずかとなりましたが、皆さんもお元気で〜
芸術学部美術科日本画コース2年 神作茉弥