こんにちは。放課後農芸のブログへようこそ!
今年の山形ではあまり雪が降らず、冬らしさをあまり感じられないまま暖かくなってきました。
とはいっても、まだまだ寒く、ダウンジャケットが手放せません。
さて、2月17日、放課後農芸では大豆の選別を行いました。
15日に一生懸命実落としを行った大豆たちを分けていきます。
私は1年目では参加することができなかったため、今年初めての参加でした。
大きなバットから豆を取り出し、「超美人豆」「色白美人豆」「ちょい悪ダサ男豆」「劣悪ダサ男豆」に分類していきます。
作業の中でも話が進んで、時々笑い声がする、とっても楽しい空間でした。
なんとあっという間に午前中で選別が終わってしまいました!
上の写真は、それぞれのお豆の重さをはかっているところです。
今年のお豆は去年の量の半分くらい。ここからおいし~いお味噌に育てていきます。
農芸のおみそづくりは3月のご挨拶回り編へ続きます!!
文化財保存修復学科 2年 今野アリス
今年も実りの季節を迎えましたね。近頃は家々の庭でおいしそうな柿が目に着くようになりました。
放課後農芸では今日、自然農法で育てた稲の収穫を行いました。
今回試みた自然農法は、畑を耕さない、除草しない、肥料を与えない、
農薬を使わない手法なので、畑はこの通り雑草がもじゃもじゃ。
そしてそのもじゃもじゃなジャングルの中にたくましい稲がばらばらと生えてるような感じでした。
畑に到着直後は霧がすごく、稲が湿ってしまっていたためおひさまを待って小一時間シートの上でまったりタイム。しばらくすると霧も晴れてぽかぽかと暖かくなってきました。
作業開始。
畑のカエルもどこか物憂げな表情に見えるそんな季節。秋ですね。
刈り取った稲はその後縛って軒先に吊るしました。
今回この稲がまだ苗だった頃から携わらせてもらえて、
これからはお米一粒も残さないように食べようと思うようになりました。
やっぱりお米ってつくるの大変なんだな。食べもののありがたみはつい忘れがちなんだけども、
こうやって定期的に思い出せるようにしていきたいと思いました。そして次は脱穀です。
記:芸術学部美術科洋画コース 日吉聡美
と、皆思っているかどうかはわかりませんが、そんな勢いで米作りを始めました(私は)。
上山にある自然農法の田んぼをお借りすることができ、せっかくなので自然農法でやってみます。
今日は初めての作業日。6名で作業です。
セル状のトレーにつぶつぶ種籾をまいていきます。
つぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶ……。
“三昧”って仏教の修行の一種らしいですが、種籾つぶつぶ三昧という修行ができそうです…。
このあと、太陽シートで覆って10度以下にならないように保温しながら発芽を待ちます。
発芽したら少しずつ太陽にあててあげて、”緑化”し、1~2センチくらいになったところで、太陽シートを外してビニールと寒冷紗をかけたトンネルをつくってあげます。そして毎朝水をかけます。
と、ダイジェストでお送りしたのもちゃんと写真を撮っていなかったから…。
ーちなみに自然農法とはー
・耕さない・除草しない・肥料を与えない・農薬を使用しない
というのが基本のようです。
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記:農芸ファシリテーター飯塚咲季