こんにちは!放課後農芸です。
今年は少し長かったゴールデンウィーク、皆さんはどんな過ごし方をされましたかー?
私たちは苗の植え付け、種まきをしました!清々しい青空の中、集まってくれた新1年生を含めたメンバーみんなで植えていきます。前日の雨の影響で足元は沼状態でとても歩きにくいけれど頑張ります!
泥に足を取られています。がんばれー!
前回作った畝に植えていきます!写真は里芋を植えているのでしょうか?里芋は種芋から芽が出て地中で芋が育ちます。野菜はそれぞれ育ち方が違うので、苗から育てるもの、種から育てるもの、つる自体から増えるものなど・・これはどうしてこの状態なのか考えながら植えるのも楽しみの一つですね。
苗を植える際には苗の根元だけでなく、しっかりと土を被せて風が入ってマルチが飛ばないようにするのも大事なポイントです。
きゅうりやゴーヤを植えたところにはツルを絡ませる支柱を立てていきます。大きな支柱のため、協力して作業します。アーチ型の支柱を地面に刺し、異なる高さの横棒を固定し、ネットをはります。ネットを広げることが意外と難しく、苦戦しました。
ヒモ部隊も頑張りました!
今日植えた植物はこれから大きくなるのをみんなで見守っていきます。今から野菜たちが大きくなるのが楽しみですね!これから先は虫が出たり雑草との戦いが待っていたりしますが、それら一つ一つも楽しんで行けたら畑での活動もまた充実します。また、畑は出会いの場であり交流の場です。いつも会うメンバーだけでなくレアメンバーやレジェンドとも遭遇したりして、そんな交流も楽しみの一つだと思っています。新1年の皆さんも自分流の楽しみが見つけられるといいですね。
芸術学部美術科日本画コース2年 竹原雅
木の葉も色づき始め、ひと雨くるごとに涼しくなる今日この頃。
金木犀やカツラの葉の甘い香りがすると「秋だなあ」と感じます。
私はこうして嗅覚から季節のスイッチが切り替わるのですが、皆さんはいかがでしょうか。
さて、放課後畑にも実りの秋が到来しました。
この日の作業のメインは、なんといっても里芋を掘ること。
すっかり大きくなった里芋の葉に期待がふくらみます。
里芋は他の多くの野菜たちと違い、水気を好む植物。
そのため、畑の中でも特に水はけの悪い場所を選んで植えつけました。
前日の雨をたっぷり吸った土はドロドロの底なし沼状態…
長靴ごとずっぽり泥に嵌まってしまい、四苦八苦する私たち。
しかし大切な里芋を傷つけずに掘り出さなくてはなりません。
足を取られながらも頑張ります。
どうにかこうにか、みんなの力で立派な里芋が発掘されました!
ずっしりした重みをかみしめて、喜びの記念撮影。葉っぱが大きくて小人のよう。
青々したネギに授業の皆さんが育てたさつまいも、立派なごぼうも掘り起こされました。
私はごぼうを初めて掘ったのですが、筒状の囲いを外した後に
固まった外側の土を崩し、ごぼうを取り出すのが発掘のようでワクワクしました。
普段何気なく食べているごぼうですが、こんな育ち方をするのですね。
身近な食べ物でも、知らないことの多さに気づきます。
里芋は土をていねいに落として、親芋、子芋、孫芋たちを外しました。
泥の下から現れる、きめ細かで真っ白な里芋の肌に感激!
明日のお昼は、今日の収穫をぜいたくに使った芋煮です。
手間ひまが掛かった分、美味しさも格別に違いありません。
おまけに、畑で出会った秋の仲間たち。
ごぼうの囲いを剥がしたら、断面にすっぽり収まった幼虫くん。
気持ち良さそうに寝ていたのに、びっくりしたでしょう…。失礼しました。
こちらは迷子のサワガニさん。
畑のそばを流れる小川から上がってきたとみえます。
のんびり甲羅干ししていました。いい天気です。
最後に栗の実。
畑に生えた栗の木は、今年もつやつやの栗をたくさん落としてくれています。
里芋の葉っぱが受け皿になって受け止めてくれているのでした。
なんだかかわいらしい。栗も持ち帰って甘く煮る予定です。
豊かな実りに感謝して、明日は楽しい芋煮会。
たくさんの人が集まることでしょう。
芋煮ができるまでにあったこの半年間の畑の出来事を、
しみじみ思い返しながら味わいたいと思います。
グラフィックデザイン学科3年
星 美沙子
この日の活動は、虫対策のスプレー作りと作物の追肥・土寄せの2本立てでした。
スプレー作りの方は「6月24日畑の活動①スプレー作りに挑戦!」に詳しくあるので、そちらもぜひ!
ここでは追肥・土寄せについて触れていきますね。
6月も終わりの頃、先月植え付けたじゃがいもがそろそろ土寄せの時期だということで、みんなで集まっての畑仕事です。
9時に集合し、前準備に周辺の雑草取りをしました。
メンバーでちょくちょく進めてはいましたが、6月の雨のおかげか雑草もすくすく育ち、なかなかに時間がかかりました。
小一時間ほど雑草と格闘し、一度休憩もかねて小屋へ。だいぶ暑くなってきたので、日陰での休憩は必須ですね。
スプレー作りはこの時にしました。
メンバーがレシピを作ってくれました!かわいらしくて見やすいです。
一つ前の記事に載っているので、ぜひ合わせて見ていってください。
そして再び畑へ。
ここからは、土寄せ班と牛乳スプレー班の二手に分かれての作業です。
牛乳スプレー班は、スプレーと筆を携え畑のパトロール。
作物たちに異常がないか、虫がついていないか見てまわっています。
虫がたくさんついている場合には牛乳スプレーを吹きかけ、数匹の場合は筆で掃っていきました。
ブロッコリーや豆類、トマトにアブラムシが見られましたね。
トマトの葉の裏に、アブラムシがびっしりとついていたのには驚かされました…。
ズッキーニは風通しが悪いのか、下半分が腐ってぶよぶよになっていた実がありました。
去年も状態が良くなかったように思うので、改善策があるか探ろうと思います。
ラディッシュはそろそろ収穫してよさそうです。
こかぶもすくすく育って、窮屈そうなところから間引きをしました。
とれたものは今日来たメンバーで山分けに。綺麗な紅白で嬉しくなりますね。
土寄せ班は、綺麗に整えたじゃがいもの周りにぐるっと肥料をまき、その上から土を盛っていきます。
じゃがいもは、根ではなく茎の部分がなるものなので、全部で二回ほどの土寄せが必須です。
花も咲いていましたが、じゃがいもを大きく立派にするには摘んでしまうのがいいのだとか。
もったいない気もしますが、見つけたら摘んでいきましょう。
今回は、白と黒の粒が混ざったような外見の化学肥料を使いました。
黒い粒が熱を持つのか、肥料をまくたびに「手あっつい」「あっついあっつい」という声が…。
……いい天気でしたしね。
全てのじゃがいもの土寄せを終え、そういえばごぼうもそろそろかと、追肥をすることに。
ごぼうは、全部で4つあるビニール内でも発芽状況がバラバラなため、少し植え替えもしました。
無事に根付いてくれることを願います。
これで、この日の予定は終了です。
12時半には解散。暑い中お疲れ様でした。
2種類のスプレーの仕込みをしましたが、完成は2週間後と2か月後です。
ほかの野菜たちも脇芽取りや追肥の時期が来るし、虫や雑草もこれからが本番です。
畑のイベントはこれからどんどん本格化していきます!
細かな変化を見逃さないように、今後はもっと頻繁に畑に寄りたいですね。
洋画コース3年 鎌田菜央
すっかり暑くなってきましたね。
虫達も作物の成長と合わせてモリモリと葉を食べ進めています……それは困る…!
ということで、今回は防虫・駆除用の手作りスプレー作りにチャレンジしました。
種類は、唐辛子スプレー、牛乳スプレー、ストチュウスプレーの3種類。
全て無農薬スプレーなので、植物達にも安心です^^
10月1日、畑の片付けと明日の芋煮の準備をしました。
今日は最近にしては気温も高く良い秋晴れで、久しぶりにいい汗をかきながらの作業でした。
まず、里芋の収穫です。
この山形でせっかく畑をやっているのだから、としっかり植えておいた里芋を掘り起こします。
明日は自分たちで作った里芋を使っての芋煮会です。
去年仕込んでおいた農芸味噌も登場するのだとか。いまからとても楽しみです。
そろそろ実りも緩やかになる時期。収穫が終われば畑をたたむ準備です。
最後は畑に耕運機を入れるようです。
支柱を抜き、耕運機のはに絡まないようにしっかりマルチを取り除きます。
畑を整えたら明日の芋煮の準備です。
里芋を水で洗い乾かします。
明日も晴れの予報です。
良い芋煮会日和であることを願います。
記 美術科洋画コース 2年 鎌田菜央
7月 くもり
今日は、過ごしやすい環境の中、さつまいも付近の草むしりとトウモロコシの土盛りの
作業を行いました。
草むしりをして環境を整えることは大事です。
また、個人的に作業効率の良さなど技術面に関してこれから活動する上で磨きをかけていこうと思います。
農芸に関する技術知識に加え、マネジメントや風土についても学べそうなので楽しみです。
記:建築・環境デザイン 1年 柴レオン
「干し柿を作ってみよう!!」という事で、10月25日に
集まった農芸メンバーで見よう見まねで干し柿を作ってみました。
今後どのような経過をたどるのか楽しみです。
記:文化財保存修復学科 佐藤 純一(J)
11/8の芋煮会にむけて、本日(10/24)授業畑にて里芋を掘りました。
大きい里芋が収穫出来ました。
芋煮が楽しみです。
※おまけ
イチジクも取りました。
記:文化財保存修復学科 佐藤 純一(J)
ここ数日、山形では晴天が続いておりましたが、今日はやっと雨が降ったようです。少しだけ。
晴れていれば通学が楽なので、普通なら喜ぶことです。が、野菜作りをしていると早く雨が降らないかなと待ち遠しくなりますね。
先々週、あるいはその前に植え付けた苗達もすくすくと成長しています。 かぼちゃ、トマト、なすなど・・・
もうこの畑に慣れたのかな? 背丈も伸びて葉っぱがたくさん増えていました。
さつまいもは二種類植わっています。一つは黄色の金時、もう一つは紫のパープルスイート。
植えた直後は葉が枯れていて茎だけの状態でしたが、今日は葉っぱが出ていました!
とっても元気なようです。
枯れてしまったように見えても、根が伸びて葉っぱが出てくるなんて生命力が強いなあ。
とても感動しました。
記:日本画コース一年 野田苑恵
僕らの仲間を紹介します。
まず、スイカの「いこか」と「きたか」です。
なぜこの子たちが「いこか」「きたか」という名前か、、、
是非考えてみてください。
くすりと笑ってしまった人は負けです。
続いて、大玉トマトの「大玉トマ子」と
なすの「なす美」です。
どちらも女性ではないかと推測します。
きっと名前を呼んであげると
スクスク育つはずです。
そしてこの子、「ペロカ」。
本名は「ペピーノ・ロイヤルカスタード」。
王室に愛された甘いフルーツであることから
この名前をつけられたそうです。
「ペロカ」という愛称で呼んであげてください。
スイカの「いこか」「きたか」と似てますので間違いなく。
そしてもう一人
畑のマドンナ、プチトマトの「ウェンディ」を紹介したかったのですが、、
見事に撮り忘れていたので、
是非畑のマドンナ「ウェンディ」を見たい方は、
放課後農芸の畑までお越しください。
あまり水はやらなくでもいいそうです。
さて。
こんな仲間とともに今日は、
畑の整地やそれぞれの野菜に必要な作業をしておりました。
今日はもう完全に夏日でした。
いえ、もう真夏日でした。
なかなかに暑かったですが
今日みたいに空が青く澄んでいて
気持ちいい風が吹くと
農作業も苦ではなくなります。
自転車で登る坂道も大変ではありません。
そして、
そんな日に下る坂道は
もう最高なんです。
このカーブ曲がったら海が見えてきそうですよね。
僕は「ルージュの伝言」を歌って帰りました。
(昨日「魔女の宅急便」を見たせいでしょう。)
ああ、今日もなんか生きてるなあ
と感じられる幸せな時間でした。
農業がより好きになりそうです。
今日増えた仲間たちともうまくやっていこうと思います。
記 コミュニティデザイン学科
村井旬 【じゅんじゅん】