今年も実りの季節を迎えましたね。近頃は家々の庭でおいしそうな柿が目に着くようになりました。
放課後農芸では今日、自然農法で育てた稲の収穫を行いました。
今回試みた自然農法は、畑を耕さない、除草しない、肥料を与えない、
農薬を使わない手法なので、畑はこの通り雑草がもじゃもじゃ。
そしてそのもじゃもじゃなジャングルの中にたくましい稲がばらばらと生えてるような感じでした。
畑に到着直後は霧がすごく、稲が湿ってしまっていたためおひさまを待って小一時間シートの上でまったりタイム。しばらくすると霧も晴れてぽかぽかと暖かくなってきました。
作業開始。
畑のカエルもどこか物憂げな表情に見えるそんな季節。秋ですね。
刈り取った稲はその後縛って軒先に吊るしました。
今回この稲がまだ苗だった頃から携わらせてもらえて、
これからはお米一粒も残さないように食べようと思うようになりました。
やっぱりお米ってつくるの大変なんだな。食べもののありがたみはつい忘れがちなんだけども、
こうやって定期的に思い出せるようにしていきたいと思いました。そして次は脱穀です。
記:芸術学部美術科洋画コース 日吉聡美
9月に植え付けた白菜の葉が大きく広がって、
同じく9月に蒔いたカブはもりもりと土から出てきました。
春蒔きのにんじんは太くて鮮やかな色。
菊がきれいに咲いていました。
秘伝豆は大豆にして、豆腐作りをする様です。
そして・・・!
前回お知らせした、小麦の芽が出ています!
可愛いですね〜〜!
しかし雪の下で冬を越す頼もしい植物です。
成長が楽しみです。
いろんな活動が広がっていますが、畑はやはりとても大切な活動です。
畑に行く度新たな発見と感動があり、楽しい。
畑からおいしい幸せをみんなにおすそわけ
記:芸術学部美術科彫刻コース 渡部萌
去る10月2日、放課後農芸に新たな活動隊が発足しました。
小麦を育てて究極のパンを作って食べる。小麦隊です。
放課後農芸では野菜と田んぼをやっています。
そうしたら自ずと次は小麦かな、、勝手に思っておりましたが小麦って育てられるのか。
と思っていたら、パン酵母用に小麦を育てているという方に会いました。
小麦は種を蒔いたら収穫まで世話入らず。
翌年6月の梅雨前に刈り取り、乾燥、脱穀。
脱穀は樽の中で穂を叩き付ければいいらしい。
脱穀したものを布に乗せて、風が吹いたときにファ〜〜って籾殻を飛ばすそうです。素敵な作業。
その後、
山形での小麦の種まきは10月10日頃だと教えて頂き、
別件で訪れたパン屋noukaさんで小麦種を分けて頂き、
小麦用に新たに畑をお借りさせて頂き、
おかげさまで小麦隊に名乗りを上げた約10名は夢の小麦栽培を始めることができました。
10月5日AM6:00
草刈り。草は刈りすぎず、蔦が強い葛は注意して刈り取り。
6:30になったのでラジオ体操も。
朝の畑でラジオ体操は欠かせません。なんと第二までやりました。
10月10日AM8:00
小麦の種まきはバラマキ。
踊りながらまんべんなく。
ここ一面に麦の穂が揺れているのを想像しながら蒔きました。
蒔いたら春まで待つばかり。
小麦ができるの楽しみです。
石臼も作りたいです。
記:美術科彫刻コース一年 渡部萌
夏休み前から計画していた堆肥隊の生ごみコンポスト。
日本の農業でみられた畑・人・食物の繋がりを放課後農芸でもできるのではないかと思い始まりました。
生ごみコンポストを制作するにあたり、私たちは2つの方法を考えました。
一つはコンポスト用の容器に野菜くずを重ねていく方法。もう一つは直接地面に穴を掘る方法です。
今日は大学裏の畑に朝8時集合。
そして下準備としての穴掘り作業を行いました!
先ずは場所の確保として、
草刈り&芋掘りをしました~
とても大きなさつまいもを収穫!
秋の味覚GETです(^^)!
そして穴堀り開始です!
「一人一つ穴を掘ろうか~」
「勝負しましょうよ!」
「掘った穴に名前付けていいですか!?」
なんて和気藹々と始まった穴堀り。
だがしかし!
大学裏の畑は石が多く、しかも大きい!
掘っても掘っても中々進みませんでした…
途中でいちじくを収穫しに行く少女。
泥にはまる青年。
皆に恋愛相談しだす少女……
大変な作業ですが、皆とおしゃべりしながらの穴堀りはとても楽しめました!
そして!
結果的に!!
今日一日では終わりませんでした!!
堆肥隊の皆さん。
私たちの穴堀りはまだ終わりませんよ!
ちなみに今日の成果はこの通りです~
野菜くずを利用した生ごみコンポストが成功するためにも、これから話し合いと検討を重ねてより良いものを作っていきます!
建築・環境デザイン学科
1年 但木美咲