2023-06-14

6月13日 勉強会

 

こんにちは、放課後農芸です。

 

 

日に日に気温も上がり、夏へ向かっているのが感じられますね。

 

今日は、快晴からの豪雨でお空はご機嫌ななめのようです。

 

 

 

さて、本日の勉強会はいのちについて考える会でした。

私と一年生、そして先生のみでの勉強会です。

 

 

今回は森 達也さんの「いのちの食べ方」という本の第2章「お肉はどこからやってくる?」を輪読しました。

 

 

いつも私たちが食べている肉はどこから来るのか、牛や豚はどの様な行程を経て食品になり、

その裏には誰が介在し、どんな背景があるのか。私たち人間は、その背景がわかっているようでわかっていない。

この本ではその背景や「いのち」についてを、細かく私たちに伝えてくれています。

 

 

読了後、各自でその本のキーワードが何かを考えます。

上がったキーワードは黒板に書きました。

 

 

 

「知ること」「事実」「思考停止」「かわいそう」「麻痺」…

 

 

 

みんなが自分なりにいのちについて考え、発表してくれました。

 

 

残念なことに、うっかりしていて本日の勉強会の写真を撮るのを忘れてしまいました…

すみません; ; 様子は想像していただけると幸いです。

 

 

 

 

 

ここからは今日みんなで考えたことを少し書いてみます。

 

 

 

 

私たちは、

生活を送る中で迷惑となる生き物を平気で殺します。

私たちは、

肉を食べる時、その肉に「いのち」があったことを考えていません。

 

 

これは私たちの生活にとってごく当たり前のことです。

 

この当たり前は、私たちが嫌なものから目を背け、「思考停止」しているがゆえに起きています。

 

 

 

そして、私たちは思考を停止しなければ生活を送ることができません。

 

 

 

そのような生活を送るからには、

私たちの生活は「いのち」の犠牲の上に成り立っていることを理解し、

そのいのちに責任を持つ必要があるということをみんなで考えました。

 

 

 

 

みなさんも身の回りの「いのち」について考えてみてくださいね。

臭い物に蓋をせず、何に対してもよく「知ること」が大切ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、

生き物のいのちを考えたとき、「かわいそう」や「ごめんね」など後ろめたさを感じることがあるかもしれません。

しかし、いただいたいのちに対して後ろめたさを感じることは、生き物に対して失礼なのではないかなと思います。

 

この場合は、感謝や「いただきます」というような言葉こそが、いただいた「いのち」に対しての対価となると思っています。

私もみなさんも、いのちに感謝を忘れず生活していきましょうね。

 

 

 

 

久しぶりのブログでうまく文章がまとめられず申し訳ないです。

これからも精進していきたいと思います。

 

 

 

芸術学部 文化財保存修復学科 4年 千葉美羽

2023-06-13

6/6 モモ会

こんにちは。放課後農芸です。

暑かったり雨が降ったりとした日々が続いていますが、いかがお過ごしですか。

 

6月6日の勉強会は「モモ会」でした。

毎年恒例のモモ会では、ミヒャエル・エンデ作『モモ』の6章・インチキで人をまるめこむ計算をみんなで輪読し、感想を共有します。

 

 

 

 

自分の時間の使い方を見つめ直したり、時間の感じ方を振り返り疑問を持ったり、

登場人物の立場に立って考えてみたり、

今の社会での時間の捉え方を考えたり、最近よく耳にする時短という言葉を思い浮かべたり…

 

一人一人、様々な視点で時間について自分事として考えました。

 

 

 

初めてモモ会に参加する人は、自分の生活の在り方を見つめ直す人が多く、

2回目3回目の人は、去年とは違う視点から、

何度も参加している人は、自分だけではなく、周りの人や社会にも目を向けて

考えていたように感じます。

 

 

また、今回は文中の「時は金なり」や「時間とは、生きるということ、そのものだからです。」というところに着目している人が多い印象でした。

 

 

放課後農芸では、慌ただしい日常生活とは切り離されたような感覚になる畑でのゆったりとした時間、答えの出ないテーマを真剣にじっくりと考える勉強会での時間、があると思います。

 

周りの人たちから見たら、もしかしたら無駄な時間かもしれない。でも、この時間を大切にしたいね。

 

『モモ』を読んで、時間について同じ空間で考えたことを共有したこのメンバーで、今年も放課後農芸の活動を行っていきます!

 

 

だんだんと暑くなってきましたが、皆さんもお元気で〜

 

芸術学部 美術科日本画コース3年 神作茉弥

2023-05-29

5/16 みそ会

こんにちは、放課後農芸です
気温が暖かくなってきて初夏の訪れを感じられるような季節になって参りました。皆さんはどうお過ごしでしょうか。

 

さて、5月の16日に行われた勉強会ですが、今回は『みそ会』と題して我々が昨年度に作成したみその、主に値段について考える会を行いました。

みそ作りの活動に関わった時間が多い順からグループに分けられ、まずは「自分ならこのみそをどれくらいの値段で売るか?」「自分ならこのみそをどれくらいの値段で買うか?」について考えました。

 

結果はこんな感じに!

主に作業に沢山関わった人たち(表左側)の方が、高い値段をつけている傾向にありますが、これはみそ作りの活動に対して並々ならぬ愛情と努力を捧げた結果です。「プライスレス」、というのは我々の活動を支えてくれた人へお礼の気持ちを込めて渡す、というものでみんなで頑張った想いに値段をつける訳にはいかない、というとても素敵な考え方でした。

表右側のグループはみそ作りに参加していない消費者側の目線の方々ですが、こちらは非常に論理的な意見が出ていました。果たして、今回こちらのグループに所属していた方々が今年のみそ作りに参加した結果、意見は変わるのでしょうか……??

 

次に、「300円のみそで利益をあげるには?」について考えました。
「品種改良をして大豆の大量生産を狙う」「機械化を進めて人件費を削る」などの意見が多く出る中、「円高で原材料を輸入する」「個人ブランドにする」などという筆者にとって目から鱗のような意見も…!「輸送費を抑えるために生産、加工、売り場を同一の敷地で行う」という意見なども出ました。

 

最後に、今回のゲストとしてお招きした明子さんから、為になるお話を沢山聴かせて頂きました。明子さんは10年以上みそ作りの活動を共に行い、我々を愛情深く見守って支えてくださっており、今年のみそ作りでも大変お世話になりました。この場で御礼申し上げます…!!

 

今回のみそ会の紹介は以上になりますが、このみそ作りという活動は、お米、麹、お塩、ガスに至ってもさまざまな人の協力、「てまひま」があって成り立っています。多くの人が集まってみそ作りをした経験は、何事にも変え難い貴重な経験となることでしょう。この活動に関わってくださる全ての人に敬意とお礼の気持ちを忘れず、今後も放課後農芸の一メンバーとして活動していきたいと思った会になりました。

 

 

長々とお付き合いありがとうございました!昼夜の寒暖差が激しいので皆さんもご自愛ください!!

 

 

デザイン工学部 建築・環境デザイン学科2年 髙橋愛依

2023-05-19

5/9 仲良くなる会

こんにちは、放課後農芸です。

今回は2023.5.9に行った勉強会のお話です。

GWが明け、メンバーたちが再び大学生活を送り始める中で、今年度2回目の勉強会は畑で一緒に活動していく仲間を知る、『仲良くなる会』でした。

 

 

まず、先輩が用意してくれた野菜に関するクイズの問題か解答が集まったメンバーそれぞれに配られます。

 

 

この問題と解答は対になっているので、自分に配られたものとペアになるものを持っているメンバーが必ずいます。

そのペアを探し出すのが第1のミッション。

 

 

問題もなかなか難しいものばかり…。

例えば…、

・「香菜」何と読む?

・日本でしか食べていない野菜は?

・ひとつの親から子・孫と増えて育つ姿から縁起の良い食材とされた野菜は?

などなど。

 

色んな仲間に聞いてみて、協力してペアを探し当てます。

 

 

結果はなんと全問正解。全員ペアを見つけ出せました!

 

 

そして第2のミッションが見つけたペアの他己紹介。

 

 

相手に色々な質問をして、その人がどんな人間なのかを深掘りしていきます。

そうして得た情報を基にその人の魅力が伝わるように、仲間たちに紹介していきます。

 

 

さすがは美術大学、面白いメンバーがたくさん集まります。

 

そんな仲間たちとこれから、学び、食べて、遊び、色々な経験をしていくのが楽しみになる、そんな勉強会になりました。

 

 

デザイン工学部 建築環境デザイン学科 2年 永山夏伊

2023-05-04

始まりました

 2週に渡るガイダンスを実施して集まってくれた新入生を迎えて始まった今年の活動。

 まずは4月22日に

 

 

畑に集まり

 

 

畝つくりの開始です。

 

3年生が中心になり、2年生も4年生も、そして新しい1年生も一緒に

 

 

一斉に畝を立てていきます。

 

かなりの重労働も

 

 

達成感があると

 

 

笑顔にもなります。

 

畝がひと通り完成したら

 

 

マルチシートを張ります。

 

これで保温、保湿、そして防草の効果があります。

 

 

みんなで協力して貼ることで

 

 

ずいぶんと捗り

 

 

想定より早い時間でできあがりました。

 

そこで初めて会った人たちも多いので、

少し仲良くなろうとチームに分かれてご当地自慢会を開きました。

 

山形チーム、そして宮城チーム

 

 

岩手チーム

 

 

福島チーム

 

 

関東チーム

 

 

そしてもっと遠くから来たチームと

 

 

北は北海道、南は福岡、宮崎、そして国外は中国からと、

相変わらずこのチュートリアルにはさまざまな地域からの学生たちが集まってきます。

 

学科や、学年を超え、

 

 

多くの交流の機会をもてるのもチュートリアルのいいところですね💛

 

さあ、そして日にちを変えて4月25日の勉強会では

 

 

何を植えるかを

 

 

みんなで決めていきます。

 

100種近く出てきた品種を

 

 

実際育てることができるのかを調べて絞っていきます。

 

最初から無理と決めつけず、育てられる可能性を探っていくと、

 

 コピー2023買う野菜リスト 農芸

 

その数なんと76品種でした。

 

そして5月1日は

 

 

リストアップした野菜を購入しに

 

 

みんなでホームセンターへ行きます。

 

誰かに任せるのではなく、みんなで一つ一つのプロセスを

わざわざ共有するのがこの「放課後農芸」の信念の一つです。

 

苗や

 

 

 

 

リストにある種苗を

 

 

探し当てて購入しました。

 

見つけられなかったのは「アマランサス」と「金時草(キントキソウではなくキンジソウ)」でした。

 

さあそして、5月4日に再び畑に集まり

 

 

植えつけ開始です。

 

ここまで手掛ければほぼ自分が育てた野菜としてのスタートになります。

 

ここまでを体験しないと誰かが植えた野菜になってしまうんですね。

 

先輩から

 

 

植え方のレクチャーを受け

 

 

まずは植えてみます。

 

慣れてくると

 

 

作業もスムーズになり

 

 

作業開始から1時間半かからず一通りが植え終わりました。

 

そして一休みしてからは

 

 

葉物類を植える畝を

 

 

新たに立てていきました。

 

こんな大変な作業が続いても

 

 

こんなに笑顔でいられることが「放課後農芸」の楽しさの証明かもしれません。

 

さらには

 

 

ゴボウを植える盛り土や

 

 

最も難度の高い?キュウリ棚をつくり

 

 

植えつけ完了です。

 

できばえも良く

 

 

これからの成長が

 

 

とっても楽しみですね💛🌱💛

 

作業完了後は本日のもう一つの大切なイベント

 

 

「ささやかな一年生歓迎会」です。

 

みんながそれぞれ持ちよった一品料理やおもてなしで

 

 

一年生を歓迎しました。

 

とはいえ多くの一年生が帰省していて少ない人数だったので、

またいつか仲良くなれるような時間をつくれたらいいなと思っています。

 

長ーいブログになりましたが、今年度はさらにアクティブに活動ができると思っています。

 

こやってみんなと太陽の下で活動を始められると、これからの活動が楽しみで仕方がありませんね。

 

 「放課後農芸」の信念はKunstです!!                                    みんなで芸術活動を展開していきましょう!

 

 

 

 

主宰 柳川郁生

 

 

 

 

 

 

2023-04-05

みそのてまひま

この一粒一粒の豆から始まった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度のみそつくり。

 

6月11日に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなの手で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

植えていきます。

 

やがて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芽を出しはじめた豆も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成長し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時に雑草に埋もれます。

 

そこで次の「てまひま」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなで畑の整備に入ります。

 

半日かけて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとかスッキリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これでしばらく安心です。

 

それでも暑い夏が来ると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またこの通り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう楽にはさせてもらえません。

 

それでも11月には

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫の時期を迎え

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなで刈り取りの作業を行います。

 

刈り取った豆は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

干し台をつくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月の脱穀まで乾燥させます。

 

卒展を終えた2月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

干していた大豆を体育館に運び込み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コツコツと実落としすること4日間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大量に豆が脱穀できました。

 

さらにここからの「てまひま」は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選別の作業です。

 

一粒一粒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豆の状態を見て

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選別していきます。

 

おそらく普通のみそつくりでは、4日間もかかるようなこんなに丁寧な作業はしないかもしれません。

 

でもあえてこんな「てまひま」をかけるのが放課後農芸のみそつくりです。

 

さらに続く「てまひま」は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大江町のはしもと農園さんまで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てまひまかけた無農薬のお米を買いに行くことです。

 

そしてそのお米を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

印役町の深瀬善兵衛商店までもっていき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尚子さんたちに「てまひま」かけて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麹にしてもらいます。

 

その尚子さんからは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも麹やみそに関する熱い気持ちをレクチャーしてもらいます。

 

みそつくりの前日には

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

村山市の樽石にあるいたや清水まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕込み用の水を汲みに行き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一晩大豆を浸しておきます。

 

そしていよいよ仕込みの日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝9時に集まって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひたすら豆を煮こむこと5時間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとかつぶせるような状態になりました。

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足で踏んだり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臼でついたりしながら豆をつぶしていきます。

 

さらにつぶした豆は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麹と成澤勝治さんがつくってくれた塩(北前塩)を合わせて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぶした大豆とまんべんなく混ぜ合わせていきます。

 

一つ一つの手作業を通して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樽に詰め込まれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度の仕込みは完了です。

 

あとは麹の力で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大豆たちがみそになるのを秋まで待ちます。

 

これまで25人以上の学生たちがかかわり、その作業日数は447時間を超えています。

 

ここには「はしもと農園」さんの米つくりの「てまひま」、

「深瀬善兵衛商店」さんの麹つくりの「てまひま」、

「塩や 勝じ」さんの庄内の海の水を使った塩つくりの「てまひま」、

「エナジー山形株式会社」の堤さんがLPガスを持ってきてくれた「てまひま」、

さまざまな「てまひま」がかかっています。

 

そして10年以上にわたってこの活動を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんのように支え

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生のように導いてくれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明子さんの存在もわすれてはなりません。

 

本当にこの活動は、年間を通してたくさんの人たちとの「てまひま」でできあがっています。

 

このたくさんの「てまひま」によってできあがるみその価値がどれだけのものなのか、

みんなで考えてみたいと思っています。

 

 

柳川郁生

 

2022-12-11

12月6日 勉強会

こんにちは。放課後農芸です。

どんどん寒くなってきていますが、皆さんお元気ですか。私は、雪が降るのを楽しみにしつつ、少しビビっています。

 

12月6日の勉強会は、2年生企画の「家畜などの人間に食べられる動物について考えよう」でした。各自で気になったことを調べて発表し、共有と意見交換を行いました。

今回は「食肉と病原菌 ギラン・バレー症候群について」「食肉加工食品」「おいしくされたいきものたち〜品種改良のあれやそれ〜」「日本人はいつから肉を食べるようになったのか(牛肉・豚肉・鶏肉)」「捕鯨」「食べられない命」について取り上げました。

 

 

改めて調べてみると、自分の認識と違う事実が多く出てきました。また、発表を聞き意見交換することで、新しい知識や気づきを得ることができました。メンバーで共有することで、視野を広げて命について考えることができました。

 

最後に、以前、放課後農芸で行った鶏の屠殺体験についてのビデオを見ました。

普段は誰かが行ってくれている屠殺を、自分たちで行いそのお肉をいただくことで、どのような心境の変化があったのか。また、命に順番があること、命を殺めるという共犯の意識、強く優しい心を持つことなど、多くの学びを得たという内容でした。

 

普段何気なく食事をしていますが、その裏ではたくさんの命が殺められ、その中の一部の命をいただいていることを改めて感じることができました。また、それが当たり前なことなのか、当たり前なことと思い続けて良いのか、考えるきっかけとなりました。

 

放課後農芸では、野菜を育てるために多くの命を殺め、育てた野菜の命をいただいています。畑を通して、たくさんの命と向き合っているメンバーだからこそ、これからもこのテーマについて、自分ごととして考え続けていきたいです。

何に支えられて生きてきたのかを認識して、またそれに伴う責任を持って、日々を過ごしていきたいと思います。

 

今年も残りわずかとなりましたが、皆さんもお元気で〜

 

芸術学部美術科日本画コース2年 神作茉弥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022-11-25

11月20日 大豆の収穫と日陰干し

こんにちわ、お久しぶりです。

いかがお過ごしでしょうか。

日に日に木の葉を散らす樹木を見て〆切を思い

胸がキューと締まりつつある、この頃です

 

それはさておき、今年最後の収穫となる大豆の収穫を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなでセっセコ大豆を刈り取り、根っこを落として

ビニールシートに集めるを繰り返しておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫をしつつ、雑談で各々現状を語っていました。

たまにため息出るような悩みも出てきましたが

皆穏やかに作業をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大豆を収穫し終え、大きく広げたビニールシート3枚分の

大豆が収穫できました。

放課後農芸、収穫物の締めくくりとして壮観です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫した大豆は味噌に加工するため、2月頃まで乾燥をさせます。

大豆の山は全てを吊るして限られたスペースに所狭しと敷き詰めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらを雨風にさらされないように農芸のみんなでシートを被せました。

次にシートをめくる日には丸々とした大豆になっていることを期待してます。

 

今回は久しぶりの更新ということで大豆の収穫と干しをまとめでした。

4年生として農芸の活動も指で数えるほどしか残っていませんが

最後ぐらいは悔いがないように楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業したいなぁ・・・できるといいなぁ・・・

次回の記事は後輩にバトンを渡します。お楽しみに。

さよなら、さよなら。

 

 

 

 

 

美術科工芸コース4年生

岩池彬文

2022-07-03

人知れず

今夜から明日にかけて一雨くるということなので、

ニンジンとラディッシュのタネをまいてみることにしました。

 

とはいえ日中の気温は36度を超え暑すぎるので、

夕方畑へ行くことにしました。

 

すると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黙々と畑で作業する学生が一人います。

 

たった一人で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畝の間の通路にびっしりと茂っていた雑草を、立ち鎌一つで整備していました。

 

 こういう地道な作業が

実はこのチュートリアルの活動を陰で支えてくれているのです。

 誰も見ていないところで

誰かのために何かができるということは素晴らしいことです。

今日に限らず「放課後農芸」のメンバーは畑に足を運び、

こんな活動をコツコツと継続しています。

 

私もちょっと種まきにという程度のつもりだったのですが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この現状を見て放っておくわけにもいかなくなり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やれるところまで手をつけて帰ってきました。

 

この続きは、また明日以降畑に訪れるみんなと作業したいなと思っています。

 

コツコツと愛をこめて畑を整備していきましょう。

 

みんなの優しい気持ちが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七夕の願いとともに天に届いて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界平和が訪れるかもしれません♡

 

 

放課後農芸主宰 柳川郁生

2022-06-14

5/24 平和について

こんにちは! 放課後農芸です。

木々の緑がまぶしい今日このごろ。みんなで植えた苗や種はすくすくと育っています。

それを狙う生き物たち。畑を守る私たち。それぞれの戦いが始まろうとしています。

 

戦いと言えば、現在ロシアによるウクライナ侵攻が話題になっています。

今回の勉強会のテーマは「平和について」でした。ウクライナ、ロシア、そして私たちにとっての平和とはいったい何なのだろう。それぞれが思う平和を話し合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、メンバーそれぞれが思う平和を発表し合いました。

私が思う平和とはなんだろう?大切な人と過ごすこと・気を遣わずに話し合える・好きなことができる・傷つかない世界など、たくさんの平和が出てきました。

しかし、自分は平和でも誰かが傷ついている時、それは本当に平和なのか?誰かと過ごすこと、一人で過ごすことは平和なのに全く逆のことである。平和とは何か、謎は深まるばかりでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次にグループで集まりそれぞれの班で平和についてまとめました。「平和とは○○である」に当てはまるように、それぞれが発表した平和をもとに話を深めていきました。

平和とは、穏やかな日常を過ごす、危険じゃない、不平和でないなどができました。

発表の途中で印象に残った言葉があります。誰が発表するかというときにじゃんけんで決めた時でした。柳川先生の「じゃんけんは犠牲者を決めるもの」という言葉が印象に残っています。じゃんけんは平等に見えて実は不公平である。平和を考えるうえで参考になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の勉強会で、平和を語り合い、自身の平和についての考え方を固めるだけでなく、他人の考えに触れたことにより、自身の考え方を深めることができました。皆さんも平和とは何か考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログの順番が前後してしまいました。時間泥棒に対抗するためにゆっくり丁寧に作業したところ遅くなってしまいました。すみません。

今日6/14の農芸は学科紹介です。

次回のブログ更新もお楽しみに〜

 

デザイン工学部 建築・環境デザイン学科 2年 花輪拓実

 

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