最近雨が降る事が多い山形市。
放課後農芸の畑には、大豆や藍がたくさん植わってあるので、雨が多いのはありがたい事です。
そして、放課後農芸の畑では収穫できる野菜が増えてきています!!
先月はまだ小さい苗や種だったのに、こんなに大きくなりました。
絹さや、ズッキーニ、かぶ。そして食べられる雑草のヒョウ。
放っておくと、どんどん野菜は成長していきます。ヒョウも勝手に増えます。
遠慮せずに、収穫して食べてしまいましょう!
農大生ではなく美大生なのに、新鮮な野菜が身近にあって、収穫して食べることができることを嬉しく思います。
記:美術科日本画コース2年 野田苑恵
記:柳川 郁生
6月です。
各々課題等で忙しくなってきています。
そんな中、空いてる時間を利用して、さつまいもエリアの草取りを
こつこつ行っています。
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6/25(土)
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忙しくなってきましたが、芸工祭に向けて頑張っています。
記:芸術学部 文化財保存修復学科 2年 佐藤 純一
今月21日に勉強会が行われました。
今回の内容は
①共有事項として、芸工祭についてと大豆について
②モモ読書会
でした。
芸工祭については、サツマイモ(紅あずま)が85株育ってきているとのことで、目標は60kg収穫!
収穫が楽しみですね!
芸工祭で売る際、一皿何gにするか、いくらで売るかなども近日決定予定です!
大豆については、味噌作りの流れのお話でした。
6月種まき、6〜10月にかけて水やり、7〜10月にかけては草むしり、10月は前年度の味噌完成、大豆の収穫、乾燥、11月には殻から実を取る、3月には麹屋見学、味噌作り、湧き水をやるとのことでした。今年も来年につながるように頑張っていこうと思います!
次に、「モモ」読書会をしました。
「モモ」は、「はてしない物語」の著者として有名なミヒャエル・エンデによる児童文学作品です。
ネタバレにならない程度にざっとあらすじを書かせていただきます。
どこからともなくやってきた、みすぼらしく小さな少女が街はずれの円形劇場の廃墟に住み着きます。その少女、モモは「人の話を聞く」という素晴らしい能力を持っていました。モモに話を聞いてもらっているといい考えが浮かんだり、悩みを解決することができたのです!
しかし、「時間貯蓄銀行」からやってきたという灰色の男が現れてから、街の人々は次第に変わっていってしまいます。時間を節約し貯蓄するために、せかせかと生活するようになり、人生を楽しむことを忘れてしまったのです。
モモは友達や仲間たちと共に、恐ろしく不気味な時間どろぼうの灰色の男たちに立ち向かいます。
まず第6章をみんなで回し読みをしました。
6章は灰色の男たちのインチキの手口や時間についての章です。
そのあと、3〜4人グループで感想を話し合いました。
最後に、全体でひとりひとり感想の発表をしました。
私は今回初めて「モモ」を読みましたが、とても現代のようでありながらもどことなく懐かしい温かさを感じました。作者のみじかいあとがきにあるようにモモの物語は過去にも今にも、未来にもありうる物語なのでしょう。また、勉強会を終えてみて、「時間がない」と時間を節約するのでなく生きることを大切にしたいと思いました。農業を通して、生きるということがどう変わるのか、どうすれば生活を豊かにできるかを学んでいきたいです。
記:美術科洋画コース 一年 小太刀 理予
6/19の活動は午前中大豆植え、午後は新入生歓迎会と、とても充実していました。
まずは大豆植え。8:30から開始!
写真は耕した畑に大豆を蒔いているところです。土を少し掘って大豆を3粒蒔き、平らになるように土をかぶせました。
鳥避け用のネットを張った後、芽がちゃんと出なかった時のために大豆を筋蒔きしました。
大豆は芽が出るまで水やりが欠かせません。
大豆植えの後は畑の雑草抜き、キュウリのつるを支えるためのネット張りをしました。また、野菜のお世話の仕方を先生に教えていただきました。
同じ畑で育てていてもひとつひとつお世話の仕方が違う作物。ちゃんと覚えて元気に育つようにしたいなと思いました。
新入生歓迎会
先輩方に新入生歓迎会を開いて頂きました。まずはウェルカムそうめんで乾杯!キュウリなどの具が入っていて食感が良い贅沢なそうめんでした。
心にしみる味でした。
パエリアやサラダも美味しかったです。
こちらはひょう(スベリヒユ)を調理したもので山形ではよく食べられているそうです。少しぬめりと酸味があり癖になる味です。
ひょうは畑で採れる雑草と知って驚きました。こんなにおいしいとは!今までもったいないことをしてました。
今年もピザを作りました。
チーズのとろけ具合が最高でした。
バーベキューもしました。
会場となった場所には川がありました。水がとてもきれいです。
食後事を楽しんだ後、放課後農芸部で代表交代の際に行われる儀式と今日の感想を発表しました。
まだまだ知らないことも多いけれど、放課後農芸部の一員として頑張っていこう!そう思った1日でした。
記:文化財保存修復学科 1年 風間鈴夏
今月の7日も勉強会が行われました。
今回の内容は、以下の通りです。
1、脇芽・間引きの説明
2、これから放課後農芸でやりたい企画・イベントのプレゼン大会の続き
3、芸工祭 1年代表決め
4、「百姓」の由来から考える勉強会
初めに、トマト・ナス等の主枝の脇から出てくる芽(=脇芽)を取り除くこと、そして育てたい元気な芽は残して他を抜く間引きの説明がありました。他にもジャガイモと、実がなるようになったらトマトも水やりはいらないという注意もありました。美味しい野菜を育てる上で大切な作業なので、今後もしっかりやっていきたいと思います。
次に、プレゼン大会の続きをしました。
味噌作り企画の説明の際は、昨年度先輩方が作った味噌(↓写真)を持ってきていただき、更にそれをきゅうりにつけて試食させていただきました…!
他にもきのこ栽培、養蜂などの魅力的な企画が発表されました。イベント盛り沢山の楽しい一年になりそうです。
また、芸工祭の活動を引っ張る代表を1年生の中からも3人選出されました。よろしくお願いします!
そして、最後にメインの勉強会。
今回は事前にお百姓さんについて何故「百姓」というのか各自で理由を調べ、調べた事を一人30秒程度で発表する宿題の報告会でした。
今では百姓=農家、というイメージですが、昔は農家としての仕事以外にも色んな仕事をする一般市民全員を示す言葉だったそうです。
勉強会の中で出た「災害が起こった時お金があっても品物がなければ手に入らない。生きるために必要な知識を身につけている百姓の方はかっこいい!」という話は特に考えさせられるものがありました。これからも畑に触れながら、このような事も考えていきたいです。
記:文化財保存修復学科 北尾
先月の31日に2016年度2度めの勉強会が行われました。
主な内容は、
①今年の芸工祭での大学芋にプラスした新メニュー案出し
②これから放課後農芸でやりたい企画・イベントのプレゼン大会
でした。
芸工祭では去年大学芋を販売、大好評ののち完売したので今年はもっとガッポリ儲けようと密かに作戦を立て始めています…!
野菜ジャムや、野菜チップス、素揚げ、天ぷらなど農芸ならではのたくさんの案が出てきました。
想像するだけでお腹が………
楽しむだけでなく、経済面やシステム面、美味しくお客様に渡せるかどうかもしっかりと議論していきました。
今年の出店も楽しみですね!
また、これから放課後農芸を長く太く続けていくにあたって新一年生からの代表も決まりそうな予感です。
より良いチュートリアルになる様、一緒にたくさんのことを学んでいきたいですね!
企画・イベントのプレゼン大会では、様々なアイデアが発表されました。
「海に行って海ほたるを見よう!」
「屠殺の授業を受けて食べることとは何か学ぼう」
「山形の湧き水を探して美味しい味噌を作ろう」
「サツマイモについて一緒にいろいろ研究しよう」
「もっと放課後農芸を盛り上げるために広報に力を入れよう」などなど…
それぞれやりたいことをキラキラ話しているうちにプレゼンはヒートアップ!
時間が押してしまったので今回発表できなかったもう半分の案は次回に回すことになりました。
どれも貴重な経験ができる素敵な企画!今からワクワクしちゃいます!!
以上、第二回勉強会の様子でした。
記:グラフィックデザイン学科2年 山口和子