2016-12-15

冬の暮しショールーム

 

 

今年も昨年に引き続き、東北芸術工科大学エントランスホール南にて

11月21日(月)〜26日(土)に放課後農芸「冬の暮しショールム」を開催しました。

 

 

 

入口でお迎えするのは明かりの灯った看板

雪に閉ざされ、部屋で過ごす時間が多くなる冬、

山形の長い冬に向けて、心あたたかな暮しを提案することをコンセプトに始まった「冬の暮しショールーム」

放課後農芸の活動報告と、冬の暮しを考える展示の二本立で構成されています。

 

放課後農芸メンバーが冬をテーマに選書した「農芸文庫」

保存食を並べた「冬の台所」

そして今年は冬の手仕事として木版画の「農芸かるた」を制作しました。

 

 

 

今年も2mの農芸ツリーが出現

 

 

 

「農芸かるた」

今年の目玉は何と言っても有志23人で制作した木版画の「農芸かるた」です。

今までの活動を通して見た風景、五感で感じたことや気付きを文章にし、絵札を作って展示しました。

 

窓の一面にずらりと並ぶ「農芸かるた」

 

一枚一枚の札に作者の個性が出ています

こつこつと彫り跡にも個性が出ます

46枚全て一枚一枚彫って刷った力作です。

展示の一ヶ月前から毎週末集まって、皆で作業しました。

お正月には欠かせない「かるた」また年明けにお披露目できたらと思います。

 

 

 

こちらは「冬の食卓」のコーナー

アイシングクッキーが美味しそう!という感想が多く寄せられました

保存食の瓶詰めは左から

・キウイのシロップ漬け

・農芸大豆と青豆のガーリックオイル漬け

・山形の食用菊「モッテノホカ」の甘酢漬け

 

 

 

たくさんの感想たち、ありがとうございました

感想コーナーには「農芸の活動に興味を持った」「版画のある空間にあたたかさを感じた」という感想が寄せられました。

昨年も見ていただいた方からも「あたたかい展示をありがとう」と言葉をいただき、励みになりました。

来年度も今年の反省を活かして継続していきたいです。

 

 

 

木版を彫った木屑たち、宝物のようです

 

 

 

記:美術科テキスタイルコース3年 玉手りか(冬の暮しショールーム代表)

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