今年も昨年に引き続き、東北芸術工科大学エントランスホール南にて
11月21日(月)〜26日(土)に放課後農芸「冬の暮しショールム」を開催しました。
雪に閉ざされ、部屋で過ごす時間が多くなる冬、
山形の長い冬に向けて、心あたたかな暮しを提案することをコンセプトに始まった「冬の暮しショールーム」
放課後農芸の活動報告と、冬の暮しを考える展示の二本立で構成されています。
放課後農芸メンバーが冬をテーマに選書した「農芸文庫」
保存食を並べた「冬の台所」
そして今年は冬の手仕事として木版画の「農芸かるた」を制作しました。
今年の目玉は何と言っても有志23人で制作した木版画の「農芸かるた」です。
今までの活動を通して見た風景、五感で感じたことや気付きを文章にし、絵札を作って展示しました。
46枚全て一枚一枚彫って刷った力作です。
展示の一ヶ月前から毎週末集まって、皆で作業しました。
お正月には欠かせない「かるた」また年明けにお披露目できたらと思います。
保存食の瓶詰めは左から
・キウイのシロップ漬け
・農芸大豆と青豆のガーリックオイル漬け
・山形の食用菊「モッテノホカ」の甘酢漬け
感想コーナーには「農芸の活動に興味を持った」「版画のある空間にあたたかさを感じた」という感想が寄せられました。
昨年も見ていただいた方からも「あたたかい展示をありがとう」と言葉をいただき、励みになりました。
来年度も今年の反省を活かして継続していきたいです。
記:美術科テキスタイルコース3年 玉手りか(冬の暮しショールーム代表)