日に日に寒さも雪の高さも増し、いよいよ雪国の本領発揮といった時期になりました。
雪国とは反対の地に住んでいた私は寒さに耐えられそうにありません…。どうしよう。
今日は見落とし3日目。ついに最終日を迎えました。
午前は田中さんも交えて作業しました。
パキパキパキパキ割っていくうちにお昼頃には全ての実を落とし切りました!
みんなでホッとしながら、授業が始まるまでに片づけをしていきます。
実落としは終わっても、味噌ができるまでの道のりはまだまだあります。
午後からは大豆の選別を行いました。
綺麗なもの、紫色のからのもの、虫食いのあるものの3種類に分けていく作業です。
虫食いのものも少なからずあり、食われ方の違いがなんだか面白いなーと思ったり。
この跡も虫くんたちが一生懸命にいきている証なんだなーなんて思うとなんだか感慨深い気がしました。
画面左側が味噌になる綺麗な豆です。
目立つ紫斑のついたもの、虫食いや黒ずんだものを除いても、美味しい味噌になれる大豆が多くあることに感謝します。
午後のうちに選別も終わってしまい、余った時間は味噌にする大豆の計量をしました。
現時点では……およそ9251グラム!後日、この大豆とほぼ同量の塩や米を買い付けにいきます。
昨年より多くても少なくても、今年も美味しい味噌になれるはずです。
実落としから選別・計量まで、一気に終わってしまいましたが、まだまだやることはあります。春休み中に味噌の仕込みにこぎつけられるように、また計画を立てていきます。
補講期間にもかかわらず参加してくださった皆さん、先生方、ありがとうございました。
美術科洋画コース1年 大川夏希(冒頭文・選別執筆)
美術科日本画コース2年 末次佑(実落とし・計量ほか執筆)