昨日は芸工祭でした。
たくさんの方が大学芋を食べてくださり、展示も見ていただいて、とても嬉しいです。
ありがとうございました。
農芸で大学芋にして売っていた、あのたくさんのさつまいも。
どのようにして皆さんの元へ届いたのか、ご紹介します。
農芸のさつまいもは、芸工祭の1週間前に掘って当日ギリギリまで土をつかせたまま、日陰で熟成させております。
なので、皆さんが大学芋を食べる1週間前の農芸活動は、とてもとても、とーっても大変でした。
今年はさつまいもの苗を80本、4列で植えました。
苗を水平にして土に埋めた方法と、垂直にして植えた方法二つのやり方でやってみました。(詳しくは6月ごろのブログをお読みください)
すくすくと成長したお芋は、いつの間にか地面が見えなくなるほどツルが伸び、まずはそれをどうにかしないと芋が掘れなさそうです。
女子7人でツルをどかします。
「ぬあーーーーーっっっっっっ!!!」
「いいいいいいいーーーーーっっっ!!」
なかなかに太いツルを手作業でみんな唸りながらブチブチ切っていきます。とにかく午前中までには終わらせたい!!
牧草のロールかな?と思うくらいのツルロールになりました。みんなでゴロゴロ転がしますが、全く動かず…。全身をロールに押し付けても
動かないロールに悪戦苦闘です。農家さんはどんな風にしてさつまいもを掘ってるのかな…と気になります。
地道にツルを撤去しているといつの間にかお昼になりました。
お昼を食べ終わり、午後の作業です。
みんなで全力で巨大ツルロールをどかしたあと、楽しみにしていたお芋たちとのご対面。
1年生は初めての芋掘りだったので、農芸のさつまいもの大きさに驚いていました。
去年は垂直植えが多かったので、連なってできるはずのさつまいもが合わさって1本6キロほどのものがいっぱいありましたが、今年は大きくても二の腕2本分くらいの大きさで、切りやすそうです。それにしても、スーパーで見かけるより、大きいですね。
みんな職人かのようにスコップや手で掘り収穫していきます。
こうしてやっとさつまいも掘りは終了。もじゃもじゃだったあのさつまいもスペースも、こんなに綺麗になりました。
そして、見てください!このさつまいもたちを!!
今年の収穫量は……181k g でした。今年も大豊作です。
午後3時には農芸のさつまいも掘りも終わり、今度は芸工祭に向けての展示やブース装飾作業が始まります。
農芸のすごさが伝わるといいな…そう思いながらこの日は、眠りにつきました。
ちなみに、畑で育ちきっていた赤紫蘇も使って、芸工祭で身に着ける三角巾を染めようということになり、収穫。
染まるといいな!どうなるかワクワクです。
それでは、また!
美術科洋画コース3年
中澤妃奈代