春の日差しは暖かく、道端の花が春がやってきたことを知らせています。
そんなぽかぽか天気の中、第1回耕し選手権が行われました!
チュートリアル放課後農芸では、大学近くに畑を借りております。
今年は機械に頼るのではなく、自分たちで畑を耕すことにしたのです。
耕し選手権のウォーミングアップとして、まずは自然堆肥の切り返し作業を行いました。
いつもは少ない人数で作業していましたが、今回は新しく入ったメンバーと共に土を切り返す作業。
前までは教えられる立場だったのに、今回は人に教えるという行為がなんだか不思議でした。
春は別れの季節であり、出会いの季節でもあります。
新入生はみんな生き生きとしていて、新しい力を分けてくれる気がしました。
鍬を持つ機会なんてそうそうありません。私も一年前はそうでした。
それでもみんな一生懸命に楽しみながら、畑を耕します。
耕し選手権を終えれば待っていたのは花見。
桜はもう葉桜となっていましたが、春のうららかな天気は私たちを暖かく迎えてくれます。
外でごはんを食べたり、小さな子どもに戻って缶蹴りやケイドロをしたり。
日常の中のちょっと特別な行為が、幸せな気持ちにさせてくれるのだと思いました。
記.建築・環境デザイン学科 但木美咲