2016-08-20

今年も三瀬海岸へ!

今年も、山形の暑い夏がやって来ました。

去年皆で行ってから、すっかり三瀬海岸に心を奪われてしまった私。あの青い空、透き通った海水、

たくさんの生き物に恵まれた三瀬の海!もう一度行きたい!!

そんな思いを果たすべく仲間を募り、今年も鶴岡に向けて私たちは旅立ちました!

 

頑張って早起きし、まだ肌寒い早朝5時に大学に集合。

先生が運転してくださる車に乗り込み、朝日にきらめく月山を見ながら走ること約2時間半。

まぶしいほどに真っ青な空と海が、今年も私たちを出迎えてくれました!

 

 

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朝の潮風がすがすがしい!

広々とした海岸線をひとりじめ。早起きの特権です。

 

さてテントを立てたなら、さっそく海岸線を探検します。

三瀬海岸は、ふしぎな形の起伏に富んだ岩並みが特徴の海岸。

岩の間を進んで行くと、なんだか違う惑星に降り立ったかのよう。

 

 

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急な岩肌をぐんぐん登って行くと、海原を見晴るかすことのできる天然の展望台に到着!

 

 

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どこまでも続く青い海と空!すばらしい眺めです。

海面に目をこらすと、大きな魚やくらげの影がゆらゆらと動いているのが見えました。

 

 

そしてとりわけ感動するのが、この透き通った海!

 

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この鮮やかなエメラルドグリーン!!

写真の色を加工したように見えてしまいそうですが、本当にこんな色なんです。

美しい海を前にして、ワクワクが止まりません。こうしてはいられない!

 

 

さあ、ここからは、それぞれが思い思いに海を楽しむ時間です。

お気に入りのカメラで撮影したり、貝殻を拾ったり、スケッチしたり。

潮騒を聴きながらお昼寝するのもいいですね。

 

 

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メンバーの一人が、特別なカメラで撮った写真。

まるで火星にいるみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

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突発!ビーチバレー大会!!

 

 

 

 

 

 

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はじめはビーチバレーだったものが、気がつけばビーチドッジボール大会になり、てんやわんやの騒ぎに…

小さな農芸メンバーの彼が、今回も大暴れ。

 

 

 

 

 

先生はメンバーをお供に、得意の釣りを楽しみます。

手ほどきを受けた彼女も、活きの良いお魚を釣り上げました。お見事!

 

 

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釣り上げたお魚は頑張って自力でさばき、おいしく食べたという彼女。

農芸で大切にしてきたのは、まさにこんなことなのですね。

 

 

そしてもちろん、水着に着替えて海に飛び込みます!

 

 

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びっくりするほど透明な海水は、最初は冷やっとするけれど、慣れると心地よく感じます。

 

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流れに乗って、ゆったり航海。

 

 

 

 

 

 

岩の入り組んだ入江は、潜ってみると…とっても深い!!

水が澄んでいるので、5mはあろうかというほど深い底まではっきり見えました。

そこは、生きものたちの楽園。たくさんの種類も様々な魚たちが、足元を通り過ぎていきます。

 

 

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普通に座っているように見えて、実はとても深い所にいるんです!

イソギンチャクやカニやヒトデが、あちこちで暮らしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぶしい海に溶け込んで、たくさんの新しい発見をして、

皆でたくさん笑いあって、楽しい1日はあっという間に終わってしまいました。

1日じゅうずっと、農芸メンバーはすがすがしい笑顔に満ちていました。

 

海には、心にもおおらかな風を吹かせる力があるのかもしれません。

海というのは人間のための贅沢な遊び場では決してありません。

しかし人間からずっと離れた存在でもなく、むしろ人間も含めた全ての生きものたちにとって

とても近くて、何か根っこに働きかけるような力を持っているのかな、と思います。

母なる海。私たちすべての一番古いふるさと。

 

だからか、この日見つけたたくさんの発見や感動は、何かにまどわされたり、

先入観にとらわれて得たものではなく、

本当の本当に、自分自身の奥底から湧き上がってきたものでした。

皆の笑顔もきっと、本当に本当の笑顔だったに違いありません。

 

 

おおらかなこの海で、多くの喜びを感じて、分かち合える仲間たちがいて、

それが全部全部本物だと信じられる。

それって、なんて素敵で、幸せなことなんだろう。

 

 

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名残を惜しむようにあちこち寄り道しながら、私たちは帰路についたのでした。

ありがとう、三瀬海岸!

今度は来られなかった皆も一緒に、また会いに行きたいなあ。

 

 

 

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記:グラフィックデザイン学科2年 星 美沙子

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