こんにちは
山形にもようやく暖かい日がきました。ここ数日は暖かい日が続き、春を向かい入れたのだと身体が喜んでいます。暖かくなると、こころも気持ちよくなります。虫も飛び始め、桜の蕾が開くのももう直ぐのように感じます。
さて、農芸の恒例行事となりつつある味噌仕込みについて今回は書かせていただこうと思います。
ででん。この時はまだ寒かったです。
大学で一晩水につけた大豆は、大きくなっておりました。
毎年、お世話になっている田中さんに味噌のレクチャーを受け、作業開始!
お豆を煮ていきます。お豆を煮ていると、白いぷるんとしたなんとも面白いものが出てくるのですが、それらをすくってゆきます。昔の人はこれで洗濯していたそうです。食べても美味しかったですよ〜
こちら柳川先生のお知り合いのガス屋さん。公民館のガス台だけでは間に合わないので外でも炊くことに。すごい量
あいまにお昼ご飯用のお蕎麦をうつ!田中さんのご主人の指導のもと蕎麦をうつ!
響きがいいですね。うつ!はまります。どの工程がうってるというんでしょうかね。
そば打ちの写真いいのありすぎ・・・
もっと載せたいけどがまん。
そんな中、外でお豆お見張っている人たち。途中で雨がぽつぽつ。お豆に雨が入らないようにガード!なかなか大変です。臨機応変に対応していく農芸のみんなすごいよ〜
こんなにお蕎麦もできました!たくさんうったね〜
ということでお昼TIME。なんか英語入れてみたよ。
午後に向けて英気を養うご飯。お腹が減ってはなんとやら。味噌仕込みは体力勝負なり!
白米もあり、山菜の天ぷらもあり、ばっけ味噌もあり、おからもあり!
随分と豪奢なお昼ご飯じゃありませんか!うまうま。
筆者はばっけ味噌と白米の最強タッグにテンションが跳ね上がりました。
午後の作業は、煮た豆を潰すこと!お豆さ〜〜んを
つぶす!つぶす!つぶして!つぶし続ける!
なかなか大変なんですよねぇこの作業。体力と筋力いるんですよ。
つぎは、つぶし終わったものから塩切り麹を加えて混ぜます。今回は豆の方が割合が高かったと思います。麹の割合が高いと甘いお味噌になるらしいよ!ちなみに筆者は甘い方が好きです!実は。
混ぜます混ぜます。筆者はこういうの好き。
素手で触って皮膚で感じる感覚ってとっても大切だと思うの!
麹の後は、去年のお味噌を投入!こうすることで、代々味が受け継がれていくんだって。ふしぎ〜
混ぜ終わったら、いよいよ樽の中につめていきます。空気が入らないようにしながらね。
手につかんで〜
よいっ!ぺちんっ!いい手首のスイングですね!
これを繰り返しやって詰めていくよ。
こうやって
こうやってたまにカメラ目線。いいですね〜
こうやって詰めていくと、
こんな綺麗になるわけです。すばらしい!
できた〜!の雄叫び!
朝から夕方までやってましたね。できたお味噌は100kg以上!
大豆を畑に植えて、収穫して、乾かして、実落とし選別、麹を作ってもらいに行って、
水を汲んできて、実を洗って、一晩つけ、今日の1日があり。
一年をかけ、いろんな人が携わり、お金もかけ、いったいどんな味になるのでしょうか。
ここから半年待つ。まだ完成していないのですから驚き。
きっと美味しいお味噌になってくれていることを祈ります。
がんばったね。皆さんお疲れ様でした!
少し写真おまけで載せようと思います。
お豆をつぶす星ちゃん。事前にいろいろ調べていたようです。
素敵な雑学ありがとう!
モグモグ。口に何か入ってますね、水撃さん。
スピード!シュバッ!
みんなが前日に採ってくれたふきのとう。水撃さんが天ぷらにしてくれたよ!
菊池先輩お手製のチャーシュウ本当に美味しい!
お昼の一コマ。食べることも仕事です。筆者もずっと食べてました。おいしいんだもん!
少し怪しげな二人。ちゃんと見張ってくれてます。
さいごはごろん。
自由に書かせていただきました。
楽しかったので。
いじょうです!新入生楽しみだな〜
農芸、彫刻三年 松浦 暁