放課後農芸の芋煮会兼収穫祭が9月21日木曜日に開催されました!
放課後農芸のメンバーたちは、4月から計画を立て、野菜たちを育ててきました。収穫祭では美味しい野菜たちを食べるだけでなく、今までの活動を振り返ったり、成果を実感することも大きな目的となります。
まずは、里芋を剥いてごぼうをささがきにします。
皮を剥いた後の里芋は、塩でもみ洗いをして水で洗い流します。そうすることで、ゴミとぬめりが程よく採れて扱いやすい具材になります。
里芋とごぼうは水から煮ていきましょう。アク取りも忘れずに。
里芋が柔らかく煮えたら、牛肉、こんにゃく、まいたけを投入し、醤油と砂糖を少し加えて下味をつけます。
斜め切りにしたネギを加え、味を整えて一煮立ちさせたら完成!
美味しい山形風芋煮の出来上がりです。野菜や牛肉から出た出汁で美味しく仕上がりました。
味付けや具材を投入するタイミングなどは、みそ作りなどでもお世話になっている田中夫妻から教えていただきました。
微妙な量やタイミングはなかなか芋煮初心者の私たちには掴みにくいものなので、芋煮作りの先輩方がいてくれて心強かったです・・・!!
ホックホクのお芋を使って大学芋も作ってくれましたよ!
竹を使った飯盒でご飯を炊く先輩も・・・。すごい!
こちらの先輩は竹で菜箸を作ってくださいました。
自然のものとアイデアを同時に使うと、こんなこともできてしまうんですね。
今回の芋煮会には、放課後農芸メンバーやそうでない人も含め34人の方が集まり、たくさんの人に畑で採れた野菜を味わってもらうことができました。
野菜を育てることは土作りから始まり、畝を作ったり、マルチを被せたり、そして苗や種を植えたり、様々な行程から成り立っています。
この一杯の芋煮を味わうことで、多くの人の苦労や思いが詰まっていることを知ってもらえたら幸いです!
記:日本画コース3年 野田 苑恵