こんにちは。
日中の暑さも幾分か和らいだかと思えば、夜は肌寒く感じることが増えました。秋の気配が見え隠れしています。
寒暖差で風邪ひきそうですね。
東北の秋の風物詩と言っても過言ではないであろう『芋煮会』。農芸では毎年、芋煮に入れる里芋・牛蒡・葱も育てています。
17日に農芸芋煮会を控え、前日は里芋と牛蒡を収穫します。
しかし生憎の雨。小雨かと思いきや、結構本降りになって焦りました。
ずぶ濡れになりながらも里芋を掘り起こします。
大きな葉っぱの下には見慣れた形がありました。
スーパーで並ぶ野菜を自分たちで育てると、面白い発見をすることがあります。
個人的には野菜の生り方や花に驚くことが多かったです。
茎から芋をもいで、水で泥を流すと、小さなものから大きなもの、丸いもの、長いもの、色々ありました。
皮むきまでやりたかったのですが、すっかり冷えてしまったので各自持ち帰って皮むき・水に浸してくることに。
「当日までに下準備しないと食べるのが夕方になるかもよ~」という事前の情報通り、引き受けた数と相まってかなり時間がかかりました。
ぬめりやかぶれと格闘した農芸の人は少なくないのではないでしょうか。
水に浸された白い里芋を見ながら、芋煮会に思いを馳せました。
九月中旬。今年の畑とのお別れも近づいています。
美術科日本画コース4年 末次佑