農芸ブログに足を運んで下さりありがとうございます。2019年も残りわずかとなりましたが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。私はお正月に何をするか妄想をして、今からワクワクしています。
さて、前回は「おべんきょうかい」ということで11月農芸展示のワークショップの様子をお伝えしましたので、今回は展示をメインにご紹介したいと思います。
テーマは「さわって、ふれて、考え展」。放課後農芸の活動をする中で私たちが感じた自然を、見に来てくれた方々にも一緒に感じて欲しいという思いから五感で体験できるような展示を制作しました。
視覚は《キュウリ棚》。会場の入り口からきゅうりのアーチがお迎えしました。アーチをくぐればそこは放課後農芸の畑です。
嗅覚は《においの展示》。農芸で活動していれば一度は嗅ぐモノを実際に小瓶に詰めてクイズ形式で紹介しました。
触覚は《農具展示》放課後農芸で使っている農具を持ち込んでその由来を紹介しました。
聴覚は《おべんきょうかいワークショップ》。普段買っている「野菜の値段」といテーマで、実際に農家をしている方をお招きして作る側と買う側の互いの価値観について話し合いました。
《おべんきょうかい》は最初、私たちが普段開催している勉強会の展示だけでしたが、「お客さん達に勉強会を体感して欲しいならやっちゃう?」というつぶやきによってワークショップの形になりました。誰かのつぶやきや思いつきをみんなで実現するメンバーが本当にすごいと感じています。
また今回の展示では実現できませんでしたが、アイデア出しの際には「味噌キャンディ」や「おいしい!の瞬間の展示」などたくさんの面白いアイデアがでてたのでぜひ来年の活動で実現できたらな、と考えています。
実は例年展示は2月くらいに行うそうですが今回はよりたくさんの人に見てもらいたいということで芸工祭の一ヶ月後ではありますが11月に展示をすることを決めました。来年もぜひ楽しみにしていて下さい!
さわって(ふれて)、そして考える。それは私が放課後農芸に参加して体験できたことだなぁと感じています。そして考えたことを誰かと話し合うことで新しい発見があるのだと学んだ1年間でした。
長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました!