農芸ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
今年度は暖冬の影響で、毎日暖かいですね。
雪の多い山形も、今年度は雪化粧する機会が少ないです。
今年度最後の勉強会は、「国連スピーチ」がテーマでした。
特別ゲストの永岡大輔さんをお招きし、各々が事前に観てきた国連スピーチごとに、チームに分かれて話し合います。
スピーチで取り上げられるテーマは、ジェンダーや環境問題、人権運動や気候変動など多岐にわたります。
ニュースなどで見たことはあるけど、スピーチをしっかり聞いて、内容を話し合ったことのある人は、少ないのではないでしょうか。
私自身も、SNSやニュースで話題になったスピーチは知っていましたが、じっくりと国連のスピーチを聞いて、意見を交換するのは初めてでした。
私が担当したのは、グレタ・トゥーンベリさんの国連スピーチです。
強い思いと言葉で環境破壊のリスクを訴えたグレタさんに、強く心を打たれました。
経済成長ありきの社会では、持続可能な社会は作れない。環境を守ること、差別を少しでもなくすこと、自由が守られること…経済成長よりも大切なことがあるのではないか。放課後農芸の活動は、私たちの活動は、これからの社会にとってどんな意味・意義があるのか。
そんなことを考えさせられる、有意義な勉強会になりました。
恐ろしいほど雪が少ないのも、環境破壊が原因なのでしょうか。それとも、地球の正しいサイクルなのでしょうか。地球温暖化によって、デメリットだけではなく、農家の方にとってはメリットも多いそうです。
何が良くて何がいけないのか、はっきりとした答えを出すことはとても難しいのだと、改めて強く感じました。
放課後農芸の活動も、私たち一人ひとりの活動も、勉強会や畑の活動を通して、答えを模索していきたいです。
それでは皆様、良い春休みをお過ごしください!
コミュニティデザイン学科1年 及川美里