この日の活動は、虫対策のスプレー作りと作物の追肥・土寄せの2本立てでした。
スプレー作りの方は「6月24日畑の活動①スプレー作りに挑戦!」に詳しくあるので、そちらもぜひ!
ここでは追肥・土寄せについて触れていきますね。
6月も終わりの頃、先月植え付けたじゃがいもがそろそろ土寄せの時期だということで、みんなで集まっての畑仕事です。
9時に集合し、前準備に周辺の雑草取りをしました。
メンバーでちょくちょく進めてはいましたが、6月の雨のおかげか雑草もすくすく育ち、なかなかに時間がかかりました。
小一時間ほど雑草と格闘し、一度休憩もかねて小屋へ。だいぶ暑くなってきたので、日陰での休憩は必須ですね。
スプレー作りはこの時にしました。
メンバーがレシピを作ってくれました!かわいらしくて見やすいです。
一つ前の記事に載っているので、ぜひ合わせて見ていってください。
そして再び畑へ。
ここからは、土寄せ班と牛乳スプレー班の二手に分かれての作業です。
牛乳スプレー班は、スプレーと筆を携え畑のパトロール。
作物たちに異常がないか、虫がついていないか見てまわっています。
虫がたくさんついている場合には牛乳スプレーを吹きかけ、数匹の場合は筆で掃っていきました。
ブロッコリーや豆類、トマトにアブラムシが見られましたね。
トマトの葉の裏に、アブラムシがびっしりとついていたのには驚かされました…。
ズッキーニは風通しが悪いのか、下半分が腐ってぶよぶよになっていた実がありました。
去年も状態が良くなかったように思うので、改善策があるか探ろうと思います。
ラディッシュはそろそろ収穫してよさそうです。
こかぶもすくすく育って、窮屈そうなところから間引きをしました。
とれたものは今日来たメンバーで山分けに。綺麗な紅白で嬉しくなりますね。
土寄せ班は、綺麗に整えたじゃがいもの周りにぐるっと肥料をまき、その上から土を盛っていきます。
じゃがいもは、根ではなく茎の部分がなるものなので、全部で二回ほどの土寄せが必須です。
花も咲いていましたが、じゃがいもを大きく立派にするには摘んでしまうのがいいのだとか。
もったいない気もしますが、見つけたら摘んでいきましょう。
今回は、白と黒の粒が混ざったような外見の化学肥料を使いました。
黒い粒が熱を持つのか、肥料をまくたびに「手あっつい」「あっついあっつい」という声が…。
……いい天気でしたしね。
全てのじゃがいもの土寄せを終え、そういえばごぼうもそろそろかと、追肥をすることに。
ごぼうは、全部で4つあるビニール内でも発芽状況がバラバラなため、少し植え替えもしました。
無事に根付いてくれることを願います。
これで、この日の予定は終了です。
12時半には解散。暑い中お疲れ様でした。
2種類のスプレーの仕込みをしましたが、完成は2週間後と2か月後です。
ほかの野菜たちも脇芽取りや追肥の時期が来るし、虫や雑草もこれからが本番です。
畑のイベントはこれからどんどん本格化していきます!
細かな変化を見逃さないように、今後はもっと頻繁に畑に寄りたいですね。
洋画コース3年 鎌田菜央