うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
*
2013-11-17

つぶやきカルテ2013(11月 7日)

  体育館のあちこちで子どもたちの泣きじゃくる姿がみられ(T_T)

 

 突然この光景を見た人には

「ここはスパルタスポーツ教室か(>_<)!」

って感じに思われそうな体育館の様子でした。

 

 でもそうでないのは、

みんなお母さんの腕の中で泣いていたということ、

そしてすっごい笑顔でお母さんの胸へもどってきたこと。

 

 すっごいおもしろいドラマチックな

『うんどうのオフィスアワー』になりましたね(^_-)-☆

 

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

 前回やったふみきり板でのジャンプ(「跳ぶ」)。

 

 みたところ地味ーな感じの運動ですが、

向き合う感覚(志向性)をもった子どもたちのからだには、

楽しさが感じられるのですね♡ 

 

 

 

 

 前回はお母さんと手をつないで行ったのですが、

今回は お母さんと手をつなぐかわりに、

ポールをたててみました。 

 

 

 

  

 

 

 

 

 自力でもやってほしいなというのも、

お母さんたちの“ねがい”です。

 

 

 

 

 

 

 こちらも前回からのつながりで鉄棒です。 

 

 

 

   

 

   毎回新しいことをばかりではなく、

つながりを持たせて振り返ることも大事ですね。

 

   そんなところからデバイスづくりをしていっても

いいのではないでしょうか。

 

 

 

  そしてこちらは新しいこと☆

 

 からだを縮めて(屈伸して)おいてから

 

 

   

 

  

  いきおいよく振りだす。

 

 飛行機とびや振りとび、け上がりなど、

ちょっと巧みな鉄棒の運動にも発展する動きです。 

 

 

 

  そしてここではゆみこさんがいきおいよく子どもたちに走ってもらいたいという“ねがい”のデバイスをつくろうとしていたので「あ!」といつものフラッシュアイデア(無責任な思いつき)でこんなデバイスをつくってみました(^_-)-☆ 

 

 

  

  なんとなく子どものころに

むき出しの土の壁にむかって走っていったイメージです☆

 

 フワーッと離陸していくような

からだの感覚を思い出したのです!(^^)!

 

 

  

 

 

この平面から壁面へ踏み出す一歩目の踏みだしの感覚が大事なんですが、

なかなか子どもたちには見つけられないですよね。

 そんな難しさが今回のキーになったような気がします。

「あ!」と、その“コツ”をみつけられたとき、すっごい嬉しいんですよね♡

 

 

 

  そしてこんなふうにすれば

躊躇なく転がってくれる子どもたち。

 

 いいですね(*^^)v 

 

 

 

 

 

 

 

  このからだの「伸び」と「締め」も、

少しずつ身についてきましたね。

 

 キューっとまっすぐに伸びて、キュッと足先まで締まるようになってきたら、『倒立』へつなげてみたいですね☆

 

 「逆立ち」ではなく『倒立』です!!!

 

 

 

 そのための出発点になる、

こんな『支える』感覚も大事です。

 

 

 

 

 

  

 

 

  これだって「側方倒立回転」って言うんですから>^_^<

 

 

 

 

 

 

 

 2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

  子どもたちの真剣な取り組みが一体感をつくってくれましたね。

 

 すべての子どもたちにすべてのお母さんたちの“まなざし”がむけられるような、

そんなできごとでした。

 

 客観的な比較の世界でわが子の運動を見ていると、

「あ!あの子ができた!」という瞬間は、わが子の運動に対する焦りにつながったりするのですが、

そうではない喜びに充ち溢れるのがこの時間のお母さんたちのいいところですよね♡

 

 すぐるくんができた瞬間、みづきちゃんがもう少しだったりした瞬間、

全てのお母さんたちの“まなざし”がひとつになりましたよね☆♡☆

 

 子どもたちも大きなプレッシャーを自らにかけながら、

良く真剣にあそこまで向き合って取り組みましたよね。

 

 お母さんたちの『まなざしカルテ』にも、

子どもたちの気持ちや意識、発見や成長を喜ぶコメントがたくさん書いてありました。

 

 「できたね!」「ヨカッタね!」というカンタンなものではなく、

全てのプロセスを見とどけた中での、本当に優しい“まなざし”の言葉でした。

 

 またこんなふうに子どもたちの発見や成長を、みんなで共有できるといいですね♡

 

 そんな雰囲気は子どもたちのなかでも生まれています。

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 子どもたちは運動の中にある楽しい“感覚”に気づき始めてくれていますね。

 

 コツコツと運動に取り組めるようになってきたのは、

その取り組みの中で現れる感覚の変化に気づけるようになったということです。

 

 できないということに対する悔しさが生まれてきたのは、

きっとからだの中の違和感に気づけるようになったからです。

 

 「ちがう!」「あれ?おかしい」という違和感は、運動の感覚の出発点になります。

 

 鈴を触れればいいのであれば抱っこしてもらえば満足します。

 

 逆立ちになればいいのであれば足をもってぶら下げてもらえばいいのです。

 

 でもそれは運動との出会いでないことに気づき始めた子どもたちが現れ始めたのだと思います。

 

 だから泣きながら運動に向きあう子どもたちが現れてきたのかもしれません。

 

 根性があるから頑張るのではなくて、

運動感覚との出会い(“コツ”の発見)はすっごく楽しい♡

ということに気づき始めた子どもたちが増えてきたのだと思います。

 

 あたりまえだけど、

そんなふうに思って運動に取り組んでくれている人はあまりいないのかな。

 

 楽しい!♡!っていうのは自由で楽なのではなく、

う~んと高度な(難しい)ことでも、発見の喜びによってすべて幸せに変換されるってことかな。

 

 なんてことを真剣に考えています。

 

 たかが“うんどう”ですが……

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

  かよさん、まずは前回の続きから考えてみて、そこに工夫を考えてみてはどうでしょう。

 

 少し期間が空いてしまいましたが、

子どもたちの印象を聞き出しながらお母さんたちでデバイスづくりをしてみてください。

 

 子どもたちの心を一番理解できるのはお母さんたちのはずです。

 

 そしてお母さんたちの“ねがい”を一番理解できるのは子どもたちのはずです。

 

 あんまり自分にプレッシャーをかけ過ぎずにつくってみてください。

 

 黙っていてもおせっかいな柳川郁生がでてきて、なんだかんだとちょっかいを出すと思いますから。

 

 それと“ねがい”だけを伝えてもらえば、みんなで考えることだってできるのですから。

 

 そうです、柳川郁生とお母さんの『うんどうのオフィスアワー』ではなくて、

お母さんたち同士で“ねがい”を共有してこの時間をつくってもらえることがイチバンだと思いますよ♡

 

 

 

 ……あの時の興奮から少し覚めてしまっているのが残念ですが、

   ちょっと更新が遅くなりましたが、つぶやきました。

 

 それとついでのお知らせですが

 

 11月18日18時15分からのTUY(テレビユーやまがた)のNスタで、

学生たちとの食(いのち)の取り組みが放送されます。

 よかったら見てください。

こんなことにも関心をもって向き合ってみています。

 

 

 

   

2013-11-06

つぶやきカルテ2013(10月31日)

 時間がつくれずつぶやけなかったのですが、

夜も更けてからさえてきてしまったので……

 

 ただいま11月6日午前1時30分です(@_@)

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

 まずはなんとなく置かれた鉄棒でしたが、鉄棒を介したふしぎな交流がありました。

 

 お互いの取り組む姿が刺激しあって、嬉しい展開がありましたね♡

 

 

 

  

 

 なので参加者数も少なかったので、あえて交流広場をつくってみました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ここもなんとなくやわらかな感じで

「どんんふうに遊んでくれるかな……?」と試してみました。

 

 

 

 

 

 

   

  こちらはお母さんたちがつくってくれたデバイスです。 

 

 

 

 

 

 

 

  これも定番ですが、ここからいろんな運動に発展する大切な動感素材が生まれてきます。

 

 子どもたちもそんな感覚の発生(変化)を感じとって、一見地味に見える運動にコツコツと取り組んでいます。 

 

 

 

  ジグザグ走もカッコよく切りこめる姿が発生してきました。

 

 

 

 

 

 

  

 

  スピードを上げてゴールしてほしかったので、

全身でぶつかれるよう着地マットを立てかけておきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 まずはこんな感じでシンプルなデバイスがつくられていました。

 

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

見てください♡

 

 とにかく今回は

 

 お母さんと子どもたちが

 

 手をとりあい

 

 “まなざし”のもとで

 “うんどう”と向き合っていました。

 

 

まさに母と子の動感志向体験の世界が展開されていました!

 

 これぞ『うんどうのオフィスアワー』の真の姿!!かもしれません☆

 

 なんだかこんな日にふと出会えた、嬉しい時間でしたね♡

  

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 そんななか、子どもたちの運動にもさまざまな変化が生まれていました☆

 

 ピンとからだが伸びてきました(*^^)v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 手先から足先までのこの伸びきった感覚を

次の運動へと発展させていきたいですね(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてこんなジャンプのなかでも

足首がピンと伸びてきました(*^^)v

 

 

 

  

 

 

 

  こんな小さな変化がすごく重要で

それに気づけるってことがとても大切です!(^^)!

 

 そんな発見のあった日でしたね(^_-)-☆ 

 

 

 

 

 

 

  そしてこんなふとした瞬間に生まれたお互いの交信が

 

 

 

 

 

 

 

 

  二人の運動の成功を生み出しました☆

 

 

 

  

 

 

  ヨカッタネ☆(^_-)-♡

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  自然な流れの中で発生するそんな事件(できごと)

を目撃するとすごく幸せな気分になります。

 

 きっとこんな瞬間から始まるのかもしれません(^_^)/

 

 

 

 だから“まなざし”ですよ!

 

 本当に幸せな気持ちになれるんですから

 

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

  突然ピ~という音がして

 

 

つけっぱなしにしていたテレビが「試験電波発射中」になりました(@_@)

 

 一生懸命つぶやくのも、もうこのへんにして……

 

 次回のオフィスアワーもぜひこんな感じで優しい世界がつくれたらいいな♡と思っています。

 

 

 なるべく理詰めになりすぎないよう自分にブレーキをかけながら、

見守っていたいなと思いました。

 

 

 よろしくお願いします。

 

 

 

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