うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
*
2018-07-18

つぶやきカルテ(7月12日)

子どもたちにはいい汗をかいて欲しいと思いつつ

このところの暑さで

すっかりエアコンに頼ってしまっています。

 

 それでもやっぱり子どもたちには

“うんどう”って楽しいと感じてほしいので

まずは快適に♡

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

IMG_7511

 

今回のデバイスは

ほとんど

お母さんたちの手に委ねました

 

『走る』

 

だったり

 

 

 

 

 

IMG_7510

 

『支える』

だったり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7514

 

そして

『走る』 → 『跳ぶ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7513

ここで少しずつ

『走る』と『跳ぶ』の

連動が生まれてくると

イイですね☆

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7521そしてこれも

『走る』 → 『跳ぶ』

ですが

 

ちょっと『走る』には

助走が短くて

足場も不安定かな

 

勢いにのせること

軽やかに踏みけること

 

うまく工夫できるといいですね

 

IMG_7522

これも前回の続き

 

跳び箱の高さや

間に置く障害物の工夫で

もっと

腰を高く浮かせるような

工夫ができるといいですね

 

“ねがい”を伝えるための”工夫”が

大切です♡

 

 

IMG_7549

このジグザグ走

もっともっと

“ねがい”を明確にすれば

もっともっと

『走る』距離が必要で

子どもたちに分かりやすい

工夫が必要ですね

 

新しいアイテムとして

フェンスを使ってみましたが

今ひとつ効果的に

なりませでした

 

これも実験です!

TRY & ERORR

をたくさんしましょう☆

 

IMG_7547

ひっそりとある

倒立(逆立ち)のコーナー

 

これももっと

運動感覚のプロセスを

たどらせてあげる

工夫をしてほしいですね

倒立をできるようにするための

段階的なプロセス

 

 

 

たとえばこんなふうに

学生たちは考えました

(7月17日たいよう組うんどうの日より)

 

DSC07421

 

網くぐりの

這い這いからの

『支える』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC07422

立ったまま

マットをもち上げることで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC07431

 

『支える』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC07440

横移動を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC07448

発展させながらの

『支える』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC07454

その先につくった

デバイスで

少しずつ足を上げ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC07480

 

少しずつ

逆さまになる感覚を

出現させていくことで

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC07482

しっかりと『支える』

倒立が発生します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じの

流れ(プロセス)をつくれるといいですね♡♡♡

 

IMG_7554

なんとなく置いてあるデバイスですが

倒立の後で

いいのかな?

 

ちょっと

ここも工夫のポイントになります

 

 

 

 

 

 

逆立ちをできるようになってほしいという

“ねがい”をこめるのであれば

工夫(愛情の隠し味)が

必要ですね(^_-)-☆

 

そこへたどり着くまでに

どんな“感覚”を散りばめ

どんな流れ(プロセス)で導くのか

 

IMG_7596

次のデバイスも

『支える』要素がしっかり入っていますね

 

ここに『回る』感覚も

含まれています

 

この前後に

どんな“感覚”のデバイスを

どんなふうにつないでいくのか

みんなで考えられるといいですね

 

 

 

IMG_7581

そうすれば

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7575

鉄棒に

こめる“ねがい”が

伝えられるかもしれませんね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7586

まあ

慌てず

のんびり

子どもたちの“ねがい”も

受けとりながら

 

お母さんたちの“ねがい”も

伝えていきましょう

 

 

 

 

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 IMG_7517

 

一緒に走ったり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7521

 

 

跳んだり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7570

 

さらには

手をつないで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7572

 

“うんどう”に

誘ってくれたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7536

 

こうやって

手伝ってあげる時もあれば

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7558

 

見守る時もあり

 

子どもたちの

成長や気づきに

寄りそってくれていますね

 

 

 

 

 

 

 

この絶妙な関係が

お互いのなかで

タイミングよく

現れてくると

楽しいんですけどね

 

わが子の“ねがい”

お母さんの“ねがい”

うまく伝わる時もあれば

そうでないときもありますね

 

そんなときほど

観察にまわってみるのも

いいかもしれませんよ

 

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

たいよう組のうんどうの日を担当した学生たちが言っていました

一回目のワークショップのときとくらべると

子どもたちが大人になっていた

 

子どもたちの成長が

学生たちに見えたようです

 

お母さんたちも愛の“まなざし”で観察して

子どもたちの

スゴイところ、エライところ、イイところを

たくさん見つけてあげましょう

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

夏休み前最後になりますね

 

まだまだ今年はありますから

 

つめ込みすぎずに

 

でもなにか刺激になるような

 

そんな時間にしたいですね

 

なるべくみなさんにお任せしますので

 

よろしくお願いします(@^^)/~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018-07-11

つぶやきカルテ(7月5日)

週末の姫路での学会に備え横浜へ移動したものの

西日本豪雨の予想が立たず横浜で一泊して帰ってきました

 

予定通りに事が進まなかったのですが

逆にちょっと休養日に近いすごし方ができました

 

とはいえ年々強まる加齢の影響と暑さで早くもバテ気味です

 

でも子どもたちは元気ですね!

 

IMG_3949

 

 

 

やったー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3951

 

できたよー!

 

と喜んでくれる子どもたちの姿や

気持ちに接すると

なんだか嬉しくなります

 

 

そんなふうにして

 

 

 

お母さんたちとの『うんどうのオフィスアワー』、学生たちとの『うんどうの時間』の

子どもたちから元気をもらってます

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

IMG_3817

 

 

まずは坂道からの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3821

トンネル

 

『支える』デバイスです

 

そしてここから

どうつなげていけばいいか

お母さんたちから相談があったので

 

『支える』“感覚”の

プロセスづくりを意識して

デバイスをつなげてみました

 

 

IMG_3828

 

平均台は

歩いて渡るものですが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3830

この時間の子どもたちには

『支える』きっかけのデバイスにもなります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3840

 

なのでその先には

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3841

さらにしっかり『支える』

デバイスを置きます

 

これぐらい自分のからだを

『支える』ことが

できるようになれば

 

 

 

 

 

 

IMG_3842

 

こんなふうに

鉄棒で

自分のからだを

『支える』ことが

できるようになりますね

 

 

 

 

 

 

IMG_3945

しっかり『支える』ことが

できるようになると

前回りも安心して

できるようになります

 

安心感って

大事ですよ♡

 

 

 

 

 

IMG_3926

 

そうやって

だんだん鉄棒が好きになってくれば

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3836

 

こんなふうにして

鉄棒が楽しくなってくれば

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3906

 

 

思いきって

跳びつくことも

できるように

なってしまうのかもしれませんね

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3852

 

こどもたちは

しっかりと助走をつけて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3854

 

跳びついていましたね☆!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

跳び箱並べの『支える』デバイスで

もっと腰が高くなってきたら

 

自分の肩以上に

腰が上がるくらい

『支える』ことが

できるようになってきたら

 

きっと「開脚跳び」も

安心してチャレンジできるように

なってきますよ

 

いきなり跳び箱を置くのではなく

「開脚跳び」へのプロセスも

つくれるといいですね

 

 IMG_3881

そして最後は大きな坂道

 

今回は

坂道で始まって

坂道で終わる

デバイスになっていましたね

 

でも子どもたちはこのコースを通して

どんどん“動き”の世界をひろげていきました

 

 

 

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

今回はお母さんたちから相談を受けました(^_-)-v

 

いろいろと一緒に考えながら

この時間をつくれることが

とても楽しいです

 

そして

少しずつお母さんたちのなかに『促発』の目覚めがあると

嬉しくなってきます

 

こんなふうに子どもたちの“うんどう”を見て

こんなふうに応援してあげると

もっともっと子どもたちはキラキラとするんだ

 

遠慮せずに相談してください

 

教えたがりなのですが

なるべく答えは教えないよう

いっしょに考えていきたいと思っています(^_-)-☆

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

最近はお母さんたちの変化ばかり気にしていますが

 

IMG_3853

 

子どもたちの“うんどう”にも

変化が現れていますよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3890

 

大きく

からだを動かすこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3870

 

ちゅうちょなく

からだを投げだすこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3936

 

勢いよく

“うんどう”にとびこんでいくこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい感じですね!!

 

そうやって

 

IMG_3858

もう次世代の

子どもたちにも

変化を与え始めているのでは

 

そんなふうに感じてしまいます

 

 

 

 

 

 

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

少し“うんどう”のプロセスづくり(アプローチの仕方)が分かってもらえたでしょうか

 

IMG_3840

 

この『支える』時の

腰が

もっと高くなり

 

肩と同じくらいの高さ

になるまで

『支える』ことが

できるようになれば

  

 

 

IMG_7396

 きっと

開脚跳び(うんどうの時間より)

だって

できるようになります

  

ただ跳び箱を置いて

開脚跳びをさせるのではなく

開脚跳びができるようになる

プロセスをつくってみましょう 

 

IMG_3900

 

IMG_3902

 

『走る』勢いを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまま次の運動へ

つなげるような

アプローチを生かしていけば

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_7418

 

さらに

ダイナミックな運動(うんどうの時間より)に

導くことができるかもしれませんね☆

 

 

 

 

 

 

 

2018-07-04

つぶやきカルテ(6月21日)

あいかわらず

こども芸大に

まなざしカルテさえ回収に行けない

余裕のなさです

 

もっと要領よく

ものごとを整理しなければいけませんね

 

根はめんどくさがり屋

そのくせこだわる性格が

仕事の効率をグッと下げてしまいます(笑)

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

IMG_3388それまでの取り組みを

ちょっとふり返るために

手をつないでもらいました

子どもたちのために考えていることが

子どもたちのためになっているのか

自分の“感覚”が

子どもたちとつながっているのか

気づきがあると良いのですが

 

 

IMG_3393

 

まずは

手をつないで

平均台、スラッグラインと

バランスをとりながら

渡ります

 

お母さんは

子どもたちの歩様に合わせて

手を添えます

 

 

 

IMG_3400そして高い鉄棒

 

きっと

子どもたちの運動だけではなく

心情にも意識を向けながら

 

そっと子どものやや後ろから寄りそっていきます

 

このポジショニングが

とっても大事です

 

 

IMG_3436

 

そこから走っていって

踏みきり板でジャンプ!

 

二人の“感覚”を合わせて

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3417

 

気持ちよく『跳ぶ』ためには

どうしたらいいのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3413

お母さんが

見本を見せる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3440

子どもが『跳ぶ』ように

導いてあげる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3466

それから

子どもが『跳ぶ』

タイミングを

見つけようとしてみる

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3439

 

どのような動感志向体験を通して

二人の“感覚”が

つながっていったのか

 

そこを体験できると

もっともっと子どもたちの運動の

理解者になれますよ

 

 

 

IMG_3427

次のデバイスは

子どもたちの歩幅や

スピードに合わせて

『走る』

にしました

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3431

子どもたちの大きな一歩と

お母さんたちの小さな一歩が

同じ一歩になるためには

お互いの“感覚”の

共鳴が必要になってきます

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3469

ゆっくりとした歩みでも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3470一気に出現するダイナミックな運動でも

お互いの“感覚”に

つながりがあれば

両想いになれますよね

熱い指導者って

結構片想いすぎるのかもしれません(笑)

 

だからお母さんたちも

両想いでいられるよう

“うんどう”を押しつけないでくださいね

 

 

IMG_3455

 

 そしてさらに『跳ぶ』

 

大きさも重さも違う二人が

合わせることは難しいけど

 

合わせようとすることで

子どもたちの“感覚”が

少しずつ少しずつ

共感できるようになってきます

 

 

IMG_3457

 

そうすればほら!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3459

仲良しに

なれちゃうじゃないですか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3384

大きな大人と

小さなこども

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3389

 

回転速度も

 回転半径も

違うから

物理的には上手くいかないけど

 

 

 

 

 

 

IMG_3461

きっと“感覚”が

仲良しになれば

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3453

こんなに

ピッタリ!ハマっちゃうかもしれませんね

 

それが

共鳴

です

 

 

 

 

 

 

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

子どもたちにとって

誰よりも近いお母さんたちは

運動ができた瞬間の承認者であり

できていく様子を見守る理解者であると

思っています

 

そのお母さんたちに

促発の力が備われば

子どもたちの運動の世界は

もっともっと楽しくなってくると思っています

 

ほんとうは

お父さんたちにもと思ったりもしますが

 

その機会がくるまでは

こうしてお母さんたちと

子どもたちが創発していく“うんどう”の世界を

いっしょに感じていきましょう

 

なので今回は手をつないで

そのお母さんたちの力を再確認してみました

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 どうでしたか?

 

 まなざしカルテを回収にも行けていないので

お母さんたちの“まなざし”が確認できていません

 

 本当にモウシワケアリマセン

 

 子どもたちの運動の変化はお母さんたちの“まなざし”の中にあるのに・・・

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

 夏休み前もあと数回の開催です

 

 派手なもの、達成感の半端ないものをつくる必要があるときは

コース全体の最後のデバイスとしてつくるようにしてください

 

 それによって

子どもたちの“うんどう”に向けた

“ねがい”のプロセスをつくることができるようになってきます

 

 ドーンとメインディッシュを置いていくような

乱暴な行為はお控えください

 

 ほし組の子どもたちの小さな“動き”から

たいよう組の軽やかな“動き”

だいち組のダイナミックな“動き”というような

順を追ったコースづくりがいいかもしれません

 

 最終的な“ねがい”が最後にくるような誘いの世界をつくりましょう

 

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