15日はいろいろと気を使っていただきありがとうございました。
無事行ってきました★
それからみんなで歌ってくれたバースデーソング♪
本当に嬉しかったです♡
寂しくひとり旅立つはずの誕生日にあたたかく送っていただきました。
1.つぶやき返します
なんだか2週にわたって宿題を溜めてしまったので、
いつものつぶやきはちょっとやめて、お母さんたちのまなざしにつぶやき返します。
なおさん「聞いた説明、ちゃんと意味が分かっているのだなぁと思いました。・・・・・・すごいなあと感じました。親バカ発言スミマセン。」
~ 親しかバカになれません。親が主観的に自分の子どものスゴイところに気づくのがこの時間です。お母さん自身が説明の意味を理解できるように取り組んでいる(たとえば側転に挑戦している)からこそ、そのことに気づけるのでしょう。 ~
あやこさん「やりたい事をやらそうと思いつつ、あーだこーだと言っていました。」
~ その場であーだこーだいうのは全然かまわないと思います。だって親子だから。そして一緒に“うんどう”しているから。これを外から見学していて、終わった後に「なんであの時こーしなかったの。」なんて言われちゃうと悲しいですよね。このオフィスアワーのなかでは、親子げんかもありだと思っているぐらいです。 ~
ゆいこさん「楽しさが運動を身につけていくように感じました」
~ ありがたいお言葉です。楽しく運動するとか、運動が楽しいとかとまた違った、この時間にお母さんたちがつくる楽しさが運動を育てているということだと思います。このニュアンスの違いはなかなか奥深いですね。 ~
ゆきこさん「母も一緒に参加し、デバイスを作り、子供の目線で考えるよう試みる事を勉強したら、一緒に遊具を使って息子と遊んでいる私に先週末気がつきました。」
~ 目線からさらに深まって子どもの感覚で考えられるようになってくると、もっともっとヨロコビの共有ができるようになってくるでしょう。胃のない私はすぐに食べることに例えてしまいますが、自分が世界一美味しいと思っているソースが子どもの表情をパッと変えた瞬間をとらえたとしたら、きっとお母さんの口の中にもその世界一の味がふわーっと広がると思いませんか。それが醍醐味です。 ~
けいこさん「毎回、デバイスに参加することが少ないので、楽しく工夫して、参加してもらいたい。」
~ しばらく参加していない期間があったので、ひなたくんにとってはちょっとペースがつかみづらいのかもしれませんね。なので創発の時間にやったデバイスを再現してみたりして、逆にひなたくんが知っているペースで取り組めるものを準備できるといいのかもしれませんね。 ~
ちかさん「今日のうきょうくん、いい感じーと思っていましたが、とび箱のTVをみてやりたいという気持ちを母がひろってたんですねー。よかったですねー」
~ そうですね。お母さんと子どもたちが体育館に“ねがい”をもってきてくれるといいですよねー。そしてそんなお母さんや子どもたちのもってきた“ねがい”に気づけるまわりのお母さんや子どもたちがもっともとつながってくるといいですね。そんなこともあって今回はお母さんたちのまなざしを共有しようと思ってこんなふうにつぶやいてみました。 ~
ゆりさん「自分から“今日は運動をやるよ”と言って体育館に行きました。前よりは、やる気が出てきているのかなと思いました。」
~ そうですね。ことねちゃんはやる気というよりは、自分のペースで運動に取り組めるこの時間で少しずつ自信のようなものをつけていっているように思います。まわりの子たちと同じような勢いでワーッとするのではなく、コツコツと工夫をしながら、ゆっくりと、そしてもっとゆっくりと失敗をのりこえながら取り組んでいるようにも見えます。大きなチャレンジばかりが目につきますが、小さなチャレンジと小さな失敗にコツコツと向きあっていくこともスゴイと思います。真剣なことねちゃんの“まなざし”を見るとそう感じたりします。 ~
ゆみこさん「規定のルールは作らなくても、イメージ作りの手助けをすることで可能になることが増えるように感じました。」<♡うんうん♡>「視線の行き先、手をつく場所、そのイメージ作りは音楽をイメージして歌うと音程が合ってくるように、感情を込められるようになるのと同様に思うので・・・・・・」<☆スゴイ☆>
~ なんか深くなってきましたね。でもいろいろと工夫をしてみると面白いですよね。いろんなことを試して、うまくいかなかったら適当にごまかしてみたり、ねらい(“ねがい”)通りにいかないこともありますが、研究です。そしてすべり込まないゆうたくん。プライド高く、運動(勢いよく走ること)の得意な男の子は、転んだり、手を床に着いたりするのが苦手だったりします。もっともっと転ぶ、そして転がる経験が必要かもしれませんね。 ~
まなみさん「遅れて来たので短時間の参加でした」
~ 残念でした。前回の“まなざし”に書いてあったように、「力強さ」、「ため」とか「しならせ」なんていう質的な運動の見方がどうなるか楽しみにしています。
ゆみさん「動きが体幹から先端に向けて流れていく様子にうんどうの中で成長を感じた。」
~ 私(柳川郁生)のような大人は、どうしても冷静な立場で子どもの運動をとらえがちであったりしますが(スミマセン<(_ _)>表現を変えてみました)・・・・・・これまでの客観的な運動の見方が少し主観的に(あやしく)なり始めたのではないでしょうか。どうしても私たちがやっている運動学というものは、美術やアートと同じように、科学的(客観的)な基準でとらえることに慣れた人たちにとっては信用できないものとしてとらえられたりします。でも「動きが体幹から先端に向けて流れていく様子」なんてあやしい現象を科学的に証明しようとしたらうまくできなかったりします。人に感動をあたえる作品を科学的に、客観的に数量化して証明することができないとしたら科学の持っている力は・・・・・・なんて考えたりするのが『運動学(動きの感性学)』です。科学なアプローチで証明できないこと『運動学』で説明をし、『運動学』で説明できないことを『科学』で証明する。そんな関係です。 ~
つまりこどものうんどうの中に成長を感じるというのは、『科学』をつきぬけた『運動学』的な本質の見え方なんではないかと思うんです。
さちこさん「何度もフワッとする感覚を手に入れたようです。側転の練習で回ろうとする動きが、無理矢理だけど気持ちがよく伝わった。」
~ ですね!イライラしてもめたりもしますが(笑)、子どもはお母さんのことを絶対に嫌いになりません。鬼のような顔をして怒ったって「お母さ~ん(+o+)」て抱きついてきます。そんなわが子の感覚に共鳴できると、愛おしくてしょうがないはずです。そのためにも次回「ペンギン滑り」と「倒立」、そして「足で立つこと」と「手で立つこと」のお話をしましょう。そして一緒にやりましょう!! ~
ゆみさん「先生ととび箱を飛ぶ自分だそうです。」
~ たびたび『まなざしカルテ』に絵を描いてくれるみきちゃん。体育館だけではなくて、ここでもお母さんと共有の時間を過ごしてくれていると思うとうれしいですね。 ~
なおみさん「こはなもそうですが、自分の母じゃない母に見てもらったりほめてもらうのがすごくうれしいようで、それが自信につながっているように見えました。
私も、自分の子じゃなくても、がんばってる姿を見たり、上手にできたりする姿を見ると、自分の子のようにうれしく思える。このかんきょうに感謝します。」
~ う~んそうですね。少しずつ少しずつ横に広がり、縦につながりながら、みんなが仲良くなってきたように思います。子どもたちが仲良くなればお母さんたちも仲良くなり、お母さんたちが仲良くなれば子どもたちも仲良くなる。お母さんたちと私が仲良くなれば子どもたちとも仲良くなり、子どもたちと私が仲良くなればお母さんたちとも仲良くなる。そうやってみんなが仲良くなれば嬉しいな、楽しいなと思っています。子どもたちのワークショップを企画する学生たちにも言っています。「まず企画するみんなが仲良くならないと、楽しいことは伝えられないよ。」 ~
ひでこさん「(書ききれません”)」
~ ついに出ましたね。『まなざしカルテ」の裏面使い。これはあきこさんが得意としていた技ですが、子どもの成長が見えたとき、自分の迷いが見えたとき、“うんどう”に発見があったとき、いろんなときになにかが見えるようになったときに起きることです(笑)『つぶやきカルテ』を書く私がそうですが、『うんどうのオフィスアワー』の取り組みや、お母さんたちの『まなざしカルテ』のなかにいろんな発見があるからいつも長~~~い、ダラダラとした文章をつづってしまいます。
前にも書いたようなことを、また発見したかのようにつづってしまいます。でもそれだけいつもなにかに気づいてしまうんですね。そんな気づきをみんなで共有しましょう。
いろいろといっぱい書きましたが、
私だけがお母さんたちの“まなざし”を知るのではなく、
みんなで共有することも必要なんだなと思いました。
次回はどんな形でできるかわかりませんが、
少し時間をとってふり返りができたりしたら嬉しいですね。
柳川杯 |
今年はどうする?
みなさんから要望の声があまり聞こえませんが……
今年もやっちゃう予定です♡
開催日は12月16日(日)
記念すべき第20回ということで、
主催者本人(柳川郁生)が
勝ちにいこうかなと思っています☆
弱い挑戦者求む(毎年のように)♡
……詳細は後日掲示……
積極的なデバイスづくりが展開されるようになってきました。
そしてブランコや滑り台のような受動的な遊具のようなデバイスではなく、
子どもたち自らが能動的に“うんどう”に取り組めるデバイスを中心とした展開になってきました。
そこでどんなふうに、どんな感覚で、どうからだを使って、どんな工夫をしてほしいのか……などなど、
お母さんたちの“ねがい”が少しずつ見えてきたのではないでしょうか?
いや!見えてきています!!
だから「こんなふうにしたら」「こうしてみましょう」なんて感じで、
柳川郁生もいっしょにデバイスづくりに参加できるようになってきました。
いっしょに考えることができるって、なんか楽しいです。
なので、考え方を深めるいい機会かなと思って、
を紹介したりしました。
いろいろとアイデアを出し合いながらデバイスづくりをしていきたいと思っているので……
1.どんなことをしていましたか(子)
こんなふうに鉄棒が置かれていましたが
すぐとなりにこんな高い鉄棒も並べられて、前回のようにスウィングのきっかけづくりが展開されていました。
子どもたちにもとびついた反動を利用したりしながら、スウィングする気持ち良さや、楽しさが伝わってきたかもしれません。
継続した展開も子どもたちの理解を深めるためにはいいですね。
マットをジグザグに並べての『走る』感覚のデバイスです。
見てください!この切りこんでいく感じの走り!!
かっこいい★バランス感覚ですよね。
これって実はジグザグに見えてジグザグじゃない、直線的なラインで走れるマットの並べ方がポイントなんです☝
ただマットが置かれただけでも、こんなふうに運動してくれる子どももいます。
さすがですね!
そのとなりでは側転をというお母さんたちの“ねがい”のコースがつくられ始めていました。
そしてなおさんがこの側転の感覚をみづきちゃんに……ということだったので、いっしょに体験していきましょうということでデバイスを並べていきました。
☆の形になれば側転のできあがり!って感じの以前共通演習『芸術と子ども』の授業のなかでつくったデバイスです。
それからまたとなりにもどると、跳んで支えるデバイスがつくられていました。
なんとなく子どもたちが溜まったり(詰まったり)していますが、なんかもっとちょうど良い高さとか、ちょうど良い助走の距離の確保とかの工夫があるともっと面白いかなと思っていました。
最後の方で登場しましたが、これも次回はいくつかのバリエーションや発展系とつなげていっても面白いかもしれませんね。
なんとなく楽しみが広がります♪
ふつうはこんなふうに渡るんですが、「支える」感覚のデバイスにする子どももいたりして、それも面白いですね。
でもここであえて「この平均台を渡るバランス感覚って、いろんな運動場面のどんなことにつながると思います?」と問いかけてみたいと思います。
そんなことを考えてデバイスづくりの工夫をすると、また新たな発見があります。
ただ単に既成の概念で道具を置くのではなく、なんか違う使い方や、導き出し方のようなものを見つけていく工夫をするともっと面白くなると思いますよ。
「これだ!」って発見をしたり、自分に代わって子どもが発見してくれたりすると、その瞬間がけっこう楽しいもんです♡
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
最近はお母さんたちが積極的に研究活動をするようになってきました。
こんな感じかな? こうすればいいのかな?
いろいろと試してみることはとても大事です。
そのなかから子どもたちとの運動感覚の共鳴が生まれてきたりします。
それよりもまず、わが子の運動感覚の一番の理解者になれたりします。
おそらくお母さんたちはわが子の気持ちはとてもよくわかると思います。
ときどきよく分からなくなるのは大人の基準にあてはめた時かもしれません。
でも「どうしたの?」「うん、うん」といって子どもの気持ちを受け止めてあげるのは、
やっぱりお母さんたちが上手ですよね。
そこにわが子の運動感覚まで理解できるようになったら……幸せだと思いませんか。
『美味し~い』って顔をしたときの瞬間とおなじように、
わが子の『楽し~い』って感覚を自分の動感といっしょに共感できたら。
まなみさんもかなりの研究者になってきました(笑)
きらりちゃんたちのうんどうを見て、
音と迫力、力強さ、体のため、しならせ、勢い……いろんな感覚をまるで専門家のように見抜いています。
『体のため』なんてかなりの専門用語ですよ!
そしてそんな研究の成果を利用して、子どもたちの運動感覚を導き出してあげることだってできるようになるはずです。
なにか特別なデバイスをつくるのではなく、お母さんの“まなざし”、お母さんの“立ち位置”、お母さんの“ほほえみ”ひとつで、子どもたちの運動を導いてあげることができるはずです。
ただいま11月10日午前2時13分……このままつぶやき続けるか、そろそろ寝るか……
なんて思いつつ……
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
だいち組の子どもたちは、楽しいというよりは多少の達成感のようなものを意識できるようになってきたのではないでしょうか。
ですからお母さんたちはその先へ行かなければいけないのかもしれませんね。
まあその辺は一緒に考えていきましょうということで、あえてだいち組にとって刺激的なものをと思ってこんなことをしてみました。
こんな展開をたいよう組やほし組の子どもたちが見ているだけで十分伝わるものがあるはずです。
ゆみこさん いろいろ試してみましょうね。
4.次回のオフィスアワーに向けて
本当はもっとつぶやきたいこともあったのですが……「ピーマンのはなし」や、「マジックのはなし」……。
また書ききれなくなったので次回のオフィスアワーの中でお話しできればなと思っています。
まずはまた余裕があれば追加でつぶやきますが、となりで息子をこんな状態にしてしまっている悪い父親状態なのでこれぐらいにしておきます。
次回もまた楽しく、
明るく元気な時間をつくっていきましょう。
後期第一回目のワークショップでした。
コツコツと試行錯誤をしながらたくさんの運動感覚を想像していきました。
授業時間外にもみんなで集まって制作したりして準備を進めました。
まずは『支える』感覚のデバイスです。
「4つ足で体を支えて歩く感覚を思い出してほしい」(学生たちの“ねがい”です)
「腕と足で支える感覚をより意識してほしい」
「支えながら横に移動する感覚を知ってもらう」
「自分の手のひらに体重がかかる感覚を知ってもらう」
『支える』感覚を担当したみんなの“ねがい”は子どもたちに伝わったでしょうか。
次はちょっと『支える 』感覚と『回る』感覚の連続です。
かる~くひじを伸ばして(支えて)鉄棒にのれるようになれば、 前回りだって怖くなくできます。
そして『跳ぶ』感覚のデバイスです。
「より高く、遠くへ跳ぶ感覚を子どもが普段跳ぶ高さではないところから跳ぶことによって得てもらう。」
「 高く跳べばそのぶん浮遊している感覚を、遠くに跳ぶことが出来ればそのスピードを味わうことが出来るであろう。」
『回る』感覚のデバイスです。
「助走から始まり、跳び込んで手をついて体を支え、あとは体を自由に回転させながら坂を下っていく。」
『 走る・跳ぶ・支える・回る の4つが揃っているが、回る瞬間の体が一瞬浮く感覚を楽しんでもらいたい。』
しめくくりは『走る』感覚のデバイスです。
「歩幅を広げると、スピードと勢いが出ることを体感してほしい。」
「腕を大きく動かす反動で、ボールを高く飛ばすことが出来ることを発見してほしい。」
「スピードに乗ったり、腕を大きく振る動きの面白さを感じてもらう。」
できたでしょうか。
まずは子どもたちの運動の感覚を想像しながらつくってみたデバイス。
ただ単に面白そうだからとか、楽しそうだからではなく、
子どもたちにとって本当に楽しい運動の感覚がそこにあるのかを考えながらつくってみました。
そしてそこへストーリーを後からつけて子どもたちとの共有のイメージをつくっていきます。
そのイメージを子どもたちに伝えやすくするために、
愛情をこめた作業を進めていくのがこの授業のやさしい気持ちです。
そんなやさしさが子どもたちに伝わっているとイイですね♡
そんなワークショップの今回のストーリーは
『お~い!サンタさ~ん♡』
山の木の葉も赤くなったり、黄色くなったり、
まもなく秋が終わり、冬がやってきます。
そして冬といえば雪。
雪といえばクリスマス。
それなのに……
サンタクロースの住む町にはまだ雪は降っていないようです。
クリスマスが待ち遠しい僕たちは、
サンタさんの町へ早く雪を降らそうと思いました。
さあ!サンタさんの住む町へ出発だ!
向こうの山の上に雪が見えるぞ。
登ってみたらサンタさんの家があるかもしれない!?
丘の向こうにトナカイらしき角が見えるぞ。
跳び越えてみたらサンタさんの家があるかもしれない!?
おや?今度は向こうにオーロラが見えるぞ。
くぐりぬけてみたらサンタさんの家があるかもしれない!?
あ!向こうに見えてきたのは……
さあみんなで、サンタさんの町に雪を降らそう。
………でした☆
155枚の写真を撮ってパソコンにダウンロードしたら94枚に……
ちょっと残念ですが、
画像依存にならないようにするいい機会ということでつぶやきます。
そしてこのブログも広報室の中嶋さんのおかげで、
少しずつうまくアップできるようになってきました。
1.どんなことをしていましたか(子)
「ブタの丸焼き」や「前回り」など、それぞれ自分が得意な(好きな)ことを見つけてやっていましたね。
鉄棒が苦手だから「ブタの丸焼き」ではなくて、好きで得意だから……、そんな“まなざし”ではるきくんを見てくれているともこさんです。
いつも学生たちに言うのですが、運動が好きとか嫌いとかというのと、得意とか苦手というのは違うんです。
そして得意とか苦手というのは客観的な比較によって生まれてくるから、第三者の大人が決めつけてはいけないよ。と。
どしても専門家になるとその子の可能性を見抜いてしまうようなところがありますが、ここではそんなことは考えず、
大好きなことをいっぱい見つけてあげましょう♡
得意げな子どもの「ブタの丸焼き」を見るとそう感じてしまいます。
毎回違うものというよりは、同じことをやっているなかで、実は変化があるということを発見するのも大事だと思ったからです。
前回よりもスウィングが大きく振れるようになってきて、子どもたちもその気持ちよさに気づいてきたな感じたら、新しいものへ……なんてしてあげるのも大事ですよ。
毎回毎回違うもの、新しいものではなく、同じものの中での発見も大事にしましょう☆
それにしてもみんな、いいスウィングになってきました!!
なんて宙返りしちゃうと最高に気持ちいいですよ。
本来鉄棒って「逆上がり」をするためのものではなくって、ビュンビュンと振ったりグルングルんと回ったりして楽しむものですから。
⇐ ほら!そんなふうに見えませんか。
いろいろと試行錯誤してみましたが、もっと効果的な方法を工夫できそうです。
子どもたちがガーッと駆けぬけたくなるデバイスをまたみんなで考えましょう。
お母さんたちの“ねがい”が伝わっていたり、こうこちゃんのように自分で運動をつくりだしたり……(これは田中兄弟の特徴ですね)……、それに刺激されて運動へのチャレンジを始めたり、一つの組み合わせのデバイスの中でさまざまな“うんどう”が展開されていました。
面白い!
ダイナミックに……
この運動の中に柳川郁生は側転の発生を見ています。
だからせっかくなので「側転きょうしつ~!」なんていうのを今回はあえてやってみました。
手で支えて、フワッとおしりが浮いて、手のひらと肩の上に軽~くからだがのせられるようになると……くるっときり返すことによって「側転」の感覚が近づいてきます。
それから前回つぶやいた「待つ」感覚の発生……ちゃんと起きていますね♡
だから横入りが許せないなんてことも((笑))
でも子どもたちにとっては重要なことです。
とくに楽しさを知っている子にとっては。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
ともこさん 「鉄棒にとびつかせたい」
ゆみこさん 「逆立ち、側転、とび箱……やりたくなるデバイス」
よしこさん 「楽しい!」「もっと高く跳びたい」「もっとこうなりたい」
お母さんたちにいろんな“ねがい”が生まれてきて(みえてきて)、
工夫の気持ちがデバイスや“まなざし”に表われています。
ゆきこさんの“まなざし”はかなり深まってきているので、
来年の授業で特別講師をしてもらおうかななんて思っています((笑))
「子どもたちの運動とともに育つお母さんの“まなざし”」みたいなテーマで♡
子どもの運動の感覚に共鳴できると、本当に愛の力のようなものでフワッと空中に引き上げることができるんです。なんて怪し~い話をきっと真顔でできるようになっているはずです。
それからあきこさん、いろんな母たちや子どもたちに向けた“まなざし”は、もうりんくん、みちるくん、こうこちゃんのお母さんを越えて『うんどうのオフィスアワー』のお母さんの“まなざし”に深まってきたのではないでしょうか。
『うんどうのオフィスアワー』の♡母♡って感じでしょうか。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
たいよう組やほし組の子どもたちも、じっくりと“うんどう”に向きあってくれるようになりましたね。
ここって楽しいんだ!体育館って“うんどう”するところなんだ!っていうのを理解してくれているんですね。
あんまり自由で楽しいから、‘遊ぶ場所’と思ってしまう子もいますね。
それはそれでしょうがないし、友達との仲間遊びができるようになってくるとそっちの方が楽しくなってしまいます。
そこでうまく子どもたちをまた“うんどう”の世界に連れ戻してくるのが私たちの工夫だと思います。
少しずつ裏工作(「遊ぶのはここじゃなくていいんだよ」みたいな)もしながら、せっかく体育館にいて遊んでいたらほんとうに楽しいことがなんなのか分からないまま終わってしまうということを、ぜひ感じてもらえるようにしたいですね。
でもきっと、いまほし組やたいよう組の子どもたちはそんなことに気がつき始めたと思っています。
4.次回のオフィスアワーに向けて
お母さんたちの“ねがい”と学生たちの“ねがい”、そして柳川郁生の“ねがい”、みんなの“ねがい”をつなげられるよう、デバイスづくりのいまそのときに、子どもたちが“うんどう”の世界にいるいまそのときに、お話をしながらオフィスアワーしましょう。
いろいろあとでつぶやいちゃいますが、やっぱりその場のいまそのときに伝えたいですね。
次回もよろしくお願いします。