山形では桜が見頃を終え、草花が青々しくなってきましたね。やっと畑で活動できる時期になりました。
4月19日の勉強会では今年植える野菜の案出しを行いました。
自分が育てたい野菜をたくさん出していきます。そのあと野菜の育て方など詳しく調べて行きます。
グループのみんなで話しながら本当に育てられるかを考えます。責任を持ち最後まで育て切れるかも含めしっかり考えます。
その上でレンコンやアボガドは育てる年月や時期などを踏まえ却下しました。他にもいくつか悩んだもののありました。
しかし今年は畑の敷地が前年度と比べると狭くなってしまったこともあり、いくつかプランターで育てることにしました。
全部で50あまりの野菜が出ました。去年育てたことのあるものや、そうでないものもあります。
去年育てたものでカラスや虫に苦戦した野菜たちが今年もいます。リベンジです。楽しみです。
次回は4月26日です。植える野菜を決定していきます。害虫対策についても話し合えたらと考えています。
新入生や農芸に興味ある方お待ちしております!
洋画コース2年 具志堅詩織
7月20日に行われた勉強会、今回のお題は「お金のいらない国」。
長嶋龍人氏による短編小説です。
本文の内容はタイトルの通り、「もしも世界に『お金』という概念が無かったら?」というもの。
前回開催された「モモ会」の流れを受け継いで企画された今回の勉強会は、各々の「お金」に対する価値観へ一石を投じるような構成でした。
「主人公が『お金』という概念のない世界に飛ばされる」という作品の冒頭部分を皆で読み合い、意見を交換します。
「お金」という概念が無くても問題なく社会が回り、人々が幸せそうに暮らしている穏やかな世界。
まさに理想郷(ユートピア)のように描かれている「お金のいらない国」を目の当たりにし、主人公は自身の「お金」に対する価値観を揺さぶられます。
「お金がいらない世界では”ぜいたく”という概念が存在していない」
「人の何を信用するのか?お金が信用の証になっている?」
「私たちはお金をものさしにして物事を考えているのでは?」
「私たちが畑でやっていることに報酬は発生していない」
「仕事は何のためにするのか?」
「もし今の私たちの世界から『お金』が無くなった時、人々は本当にやっていける?」
「ここで描写されている『お金のいらない国』は、実は管理されているのかもしれない」
自身が培ってきた価値観を元に意見を述べる人、今までの自分の考えを改める人、本文の内容を深読みして考察する人……。
「お金」という身近なテーマが主題なだけあって、それぞれ感じることがあったようです。
また、今回の勉強会ではYBCラジオの高梨さんがいらっしゃり、放課後農芸の活動を取材してくださいました!
取材当日、勉強会が終わった後には先生や学生達との交流もあり、活発な意見交換が行われていた様子。
果たしてどうなるのか……楽しみです。
夏休みも目前に迫り、畑の野菜達も収穫の最盛期を迎えます。
「お化け野菜を放置しているのは恥ずかしいこと」。生み出した以上は最後まで責任を持って世話をしたいものです。
総合美術コース2年 佐藤美月
7月6日の放課後農芸の勉強会は「モモ会」でした。
はじめ、私は「モモ会」と聞き果物の桃を想像しました。放課後農芸ですし。
しかし、行ってみると教科書などにも載る有名なミヒャエル・エンデ作の「モモ」だったのです。
毎年恒例だそうで、先輩達曰く放課後農芸の心の教科書だそうです。
一人一行ずつ読んでいき今回は 第二部 灰色の男たち 6章 を読破しました。その後みんなで語らいました。
引っかかる点や思ったことを発表していきました。
子供の時と成長した時に読むとでは感じ方が全然違う。子供の頃はモモの大冒険のお話だが、成長して読んでみると時間について深く考えさせられる
モモの灰色の男たちが支配する世界じゃ私たちが学んでいるデザインも存在しない
これは予言の書だね
もしかしたらモモの世界は私たちが生きてる現代社会かもしれない
フージー氏もなぜ否定しないのか?普通の幸せを持っていたのに他人に否定されてそれを簡単に受け入れて少し怒りを覚えた
「お母さんは、世話の行き届いた、でも費用の安い養老院に放り込んで」という言葉に毎回読んでいて引っかかる
時間は心の受け取り方次第?
未来とはいつから未来?幸せになる未来のために今努力してせかせかイライラとずっと努力するがその未来はいつくるのか
一人一人違った感想が聞けとても楽しかったです。
今回の勉強会で時間と同じようにお金もなんだか不思議な存在だという話になりました。
お金も使い方や持ち手によって悪にでも善にでもなるのではないか
物々交換の時代の方が幸せだったのでは?
なぜそもそもお金というものが存在するのか
次回の勉強会はお金についてみんなで語れたらと思います。長島龍人作「お金のいらない国」を取り上げたいと考えています。
洋画コース一年 具志堅詩織
前回の添加物に続きまして今回は野菜の栄養価について話し合いました!
皆さんは添加物は体に悪いと思いますか?では野菜は本当に体にいいものなのでしょうか?!
野菜に含まれる成分は人にどんな影響を与えるのか、みんなで調べてきました。
結論を言いますと色々な野菜に様々な栄養あって体調改善など効能があるけれども
ほとんどの野菜が食べ過ぎると体に悪いんだそうですよ。
極論を言えばトマトを4㌧食べれば毒で死ぬし、人参を138.9本食べても中毒死するんだそうです。
そんなに食べる人はいないと思いますが…
とにかく、みんなが当たり前に食べる野菜が必ずしもたくさん食べれば健康!ってわけではなく
適切な量をバランスよく摂るのが一番体に良いってことで今回はまとまりました。
添加物会と野菜会を通して、美味しさを追求した添加物と美味しさと栄養を持つ自然物の野菜。
どちらも異常に摂り過ぎれば体に悪いのは同じだと知りました。皆さんは今、自分が食べてるものが
どんな成分を持っていて自然物だからといって体にどんな影響があるのかを知ってますか?
一度は自分が食べるものの成分を調べてみてはいかがでしょうか。
それでは次回の更新をお楽しみに…さよなら、さよなら。
工芸コース 一年 岩池彬文
今日は、食品添加物についての勉強会でした!
食品添加物って安全?安全じゃない??
不思議な疑問がたくさんありました。
ガムに入っている添加物は危険でなんですって
皆さんもお気をつけて
でも、私はガムが嫌いです。
ひなよちゃんのプレゼンもよかったです!
結果的に、食品添加物の入っていないもののほうが現代は少ないということがわかりました。
しかし、食品添加物が入っているかどうかの成分表を見るだけでも何か変わるのではないでしょうか??
皆さんも気を付けて見てみてください、健康への意識が変わりますよ!きっと!!
食品マスターへの道。いま、開かれる…
企画構想学科1年 黒田官兵衛
こんにちは!沢山降り積もっていた雪たちが大分溶けてきましたね。皆様如何お過ごしでしょうか…
先日、放課後農芸では、今期最後の定例会が行われました! 授業も終わりを迎え、人もまばらな食堂ですが、皆さん来てくれてありがとうございます!
今回も盛りだくさんな内容です。大豆の豆の選別の日程を決め、今年度の新入生に向けての冊子作りについての話し合いでございます。
冊子は案出しの段階から始めましたが、皆さん素晴らしい!さすが美大生ですね、サクサク決まってしまいました。放課後農芸は色々な学科が集まっているので、それぞれの特色を活かして参加することができて楽しいですね!そして参考になります..
今回は昨年農芸の皆で一生懸命作った”アレ”が大活躍している冊子になる予定です…乞うご期待!(ヒントはこのブログのどこかにございます⭐︎)
福島県のお土産も美味しくいただきました!これクランチチョコとクッキーなのです!
おいしかった!ごちそうさまでした。
今年も素敵なものつくりましょ〜!
美術科 飯田
11月29日の集まりでは、「冬の暮らしショールーム」の反省会・振り返りをしました。
感想コーナーにいただいたコメントだけでなく、農芸メンバーの周りでも沢山の「良かった!」という声を聞いたそうです♪
農芸かるたや写真の展示など振り返ると、日々の畑の作業や勉強会、海やと畜、ひるごはんカフェなどなど
この数ヶ月でこんなに色んな事をやってきたんだなあと実感出来ました。
来年展示をするなら、農具も展示したり、キャプションをもう少し付けたり、展示期間を延ばしたり(一週間だったので)・・・
次の展示に向けて、今回あげられた工夫や反省点を忘れないようにしたいです。
展示をしていた先輩の手作り保存食も最後にいただきました!
見た目も色鮮やかで、
甘酸っぱく美味しかったです。
記:文化財保存修復学科 1年 北尾
肌寒い日が多くなりました。体調不良者が多くみられますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、18日の勉強会では
『味噌の試食会』
『冬の展示のカルタについて』
『夏季休業中の放課後農芸の活動報告』
『放課後農芸の方針』
……という、盛りだくさんの内容でした。
『味噌の試食会』
本チュートリアルで栽培している大豆を使用したお味噌をいただきました。
白飯にはもちろん、パンに塗っても美味しかったです。
来年に向けて、今年も味噌づくりのために大豆を栽培しています。
『冬の展示のカルタについて』
前回の勉強会でも説明していただいた、11月に行われる展示のカルタの説明です。
農芸での体験・学びをカルタに込めて来場者に報告します。
木版で制作するので、木版の柔らかな風合いが今回の展示にぴったりだと思います。
『夏季休業中の放課後農芸の活動報告』
昼ごはんカフェ、三瀬海岸、屠畜合宿……色々なことがありました。
それぞれ参加した活動ごとにチームに分かれて話し合い、模造紙にまとめました。
よりよい活動にするために、来年に向けての改善策や一言も報告します。
昼ごはんカフェ
それぞれの夏休み
芸工祭
屠畜合宿
海
今回の報告で使われた模造紙は冬の展示にも出品されるそうです。
農芸の活動に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
『放課後農芸の方針』
今回、新たに本チュートリアルの方針が決まりました。
“根源”と“循環” です。
農芸では命について考える機会が多いように思います。
今回掲げられたこの方針を意識して、今後の活動や生活も実りのあるものにしていきましょう。
記:美術科日本画コース1年 末次佑
10月4日の勉強会内容は以下の通りです。
1、夏休みの感想
2、冬の展示について
3、農芸での味噌作りについて
まず最初に各自円になって夏休みやった事の報告をしました。
一人旅に行った人やダイエットをした方など各自良い夏休みを過ごせたようです。
夏休み報告の次は冬の展示について先輩から説明を受けました。
去年好評だった農芸の展示会を今年は新しい作品も加えてやるようです。
最後に農芸での味噌作りの話があり、各自解散となりました。
話が終わった後も会計の係の1年生をどうするだとか勉強会で話す内容を決める会議に1年生も参加してほしいとかだんだん農芸の運営が2年生から1年生に引き継がれようとしているのがわかります。
これから一年生が中心で動くことが増えていくといいですね。
記:グラフィックデザイン学科1年 石井栞奈
今月19日に勉強会が行われました。
内容は以下の通りです。
①畑の近況
②夏休みのこと
1.昼ごはんカフェについて
2.収穫について
3.行事の日程について
4.芸工祭について
③雑草の新しい名前の発表会
初めに、畑の近況について話し合いました。
草むしりをすることと、オクラとししとう、キュウリが大きくなりすぎているので収穫をしようとのことでした。
また、畑当番表については今後もLINEでスケジュール確認をしていく方針です。
これからどんどん暑くなりますが、暑さに負けないよう頑張っていきたいですね。
次に夏休みのことについてです。
まずは昼ごはんカフェについてですが、
夏休み中に畑の作物でお昼ごはんを作ります。
日時は毎週火曜9時30分から。お盆はお休みです。(畑見守り隊は毎日出動です。)
内容は、
①とうもろこし&そうめん
②夏野菜カレー
③かぼちゃ
④秋ナスで麻婆
⑤いも掘り&芸工祭試作
⑥とり蕎麦に入れる食材決め
⑦屠畜
⑧いも煮収穫祭
となっています。
持ち物は、はし、食器、調味料、白米やおにぎり、野菜を持ち帰る袋です。
収穫した野菜をその場で調理してみんなで食べるとは、素敵なことだと思います。この行事以外にも言えることですが、今まであまり話したことがない人とも親睦を深める良い機会になりそうです。
次に収穫についてです。
キュウリとズッキーニは、毎週火曜の昼ごはんカフェの都合により収穫するのは毎週土曜までです。(調整としてなら日曜も収穫可能だそうです。)
また、いも類の収穫はNGです。それ以外の野菜は、火曜の分を残すことを考えていただければ沢山収穫してOKです。
収穫した野菜は、そのまま収穫したてで食べるのがオススメだそうです。いろいろと食べ比べてみるのも良いかもしれません。
行事の日程についてですが、
昼ごはんカフェの日程は上記の通りです。
屠畜の日程は9月20日~21日の2日間にほぼ決定しました。1日目だけの参加はOKですが、2日目のみの参加(屠畜だけを行う参加)はできないそうです。
また、海については8月11日~12日の2日間にする予定でしたが、予定が合わない人が多かったためまた後日LINEでスケジュールの調整を行うことになりました。
そして芸工祭について、
ガッポガッポ作戦は、サツマイモのみではなくイモ類等を素揚げすることを考えており、取れ高によって出店だそうです。
また、階段広告の締め切りが9月15日となっており、食品講習会は8月9日に行われます。
最後に、宿題に出されていた「雑草の新しい名前について考えてくる」についての発表会をしました。
天敵、多様草、自由人、影の権力者、たくまし草、未知草、人混みの中の誰か草、エンターテイナーなど、沢山の種類の意見が出るなか、下の写真のように文字として考えた意見もありました。
バラバラの意見が出るとその分、今まで自分になかった考えを知ることができます。今回の発表会を通して、ただ抜くことだけを考えてきた雑草についても色々な見方があるのだなと思いました。雑草に対する意識が変わった人もいるかと思います。こういった、いつも身近にあってなんでもないようなものについて考えてみると、以外と知らなかったことや新しい発見が隠れていたりすることがあるので、普段のなんでもないことにも目を向けてみる姿勢を大事にしていきたいです。
記:文化財保存修復学科 1年 川田美樹