ここのところついついおせっかいを焼きすぎるので、
ちょっと全体を傍観してみました。
柳川郁生がやりたいことを展開しているだけかもしれない……という心配から、
お母さんや子どもたちの“ねがい”をもう一度再確認してみようと思ったからです。
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
まずお母さんたちはいつものようにこのデバイスをつくりました。
子どもたちも自然と集まってきます。
鉄棒も出ていました。
踏みきり板も並べられていました。
こんなふうにマットも置かれていました。
後ろ向きに支えて、くるっと回ります。
でもなんか
いつもと違う雰囲気が……
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
いつものお母さんたちが、いつものようにつくってくれたデバイスですが、なんだか一つ一つがバラバラです。
つながりがないとみんな一緒にいるけれど、それぞれがべつべつなことをしていて、共有の時間が流れていきません。
もっともっとパーティーのような楽しい共有の時間をつくっていきたいなんて言いました。
この状況を場当たり的に解決するのではなく、じっくりと時間をかけてまた探してみれば、きっとまた優しい“まなざし”で包むことができるはずです。
少しずつ少しずつ、1ヶ月先、2ヶ月先、それ以上に1年先、2年先の子どもたちの笑顔と、
それを囲むお母さんたちの笑顔を想像しながらこの時間をつくっていきたいなと思っています。
大げさかもしれませんが、近い未来、遠い未来を想像しながら、
楽しい楽しい未来(“うんどう”)をつくっていきましょう。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
きっとだいち組の子どもたちは「運動」のイメージができ始めています。
それに取り組む、つまり『遊び』を『学習』へと転換させることができる時期になっていると思います。
でもここのところ開催している卒業生のための「お帰りなさいの会」では、
“うんどう”って遊びなんだ!って再確認するような小学生たちの姿がみられています。
これから学校に行けばきっと『学習』が始まります。
塾(スポーツクラブ)へ行けばしっかりと教えてもらえます。
でもここでは、遊びの中で出会い、発見する運動感覚を大事にしたいと思っています。
ぜひそのためにデバイスをつなげてコースをつくるのではなく、
子どもたちが楽しくさまざまな景色(感覚)と出会える道をつくるような気持ちで展開したいですね。
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
さらにお母さん自身の“ねがい”をみんなと共有してみてください。
そのためにまずはわが子の“ねがい”を聞いてあげるのもよいでしょう。
そしてそれをまわりのお母さんたちと共有してみてるのもよいでしょう。
きっと一緒に考えを出しあいながら、
もしくは自分の考えがうまくみつからないときは相手の考えを想像しながら、
デバイスづくりで手や体を動かしているだけで何かが見えてくるかもしれません。
そしてそれを誰かに伝えられたとき、なにかが分かってくるかもしれません。
そろそろいい時期、まさにチャンスだと思います!
スイッチを入れましょう!
子どもたちみんなに、子どもたちそれぞれに合わせた、スイッチをいれてみましょう。
応援します☆
そしてその灯りをパチンと消した時にみんなの笑顔が浮かび上がってくる、
そんな『うんどうのオフィスアワー』を想像しながらこれからも展開していきたいと思っています。
またまた理想的な夢のようなことを言っていますが、
それぐらい楽しい“うんどう”の世界をつくりたいと本気で思っています。
よろしくお願いします♡
ここしばらく活動日があいてしまったりで、ちょっと少ない参加者での展開です。
もっと人数が減ってきたらまたいろいろと違った展開も……なんて考えたりもしてしまいます。
たくさんの時はたくさんで、少ないときは少ないで、いろんな面白さがありますよね。
そんななか今回はお母さんたちのおもしろい取り組みがありました(^_-)-☆
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
まずは『跳ぶ』感覚のデバイスですね。
しっかりと『支える』感覚にもつながっていきます。
そしてさらに『支える』感覚のデバイスがあったので
支えて跳ぶ(手でジャンプ)跳び箱をセットしておきました。
そしてこれはお母さんたちが子どもたちの“ねがい”に合わせてつくったデバイスです。
これはブリッジ返しの片足バージョンです。
これを逆上がりの感覚に活かしたりしてみたいと思っています。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
今回まずは子どもたちの“ねがい”を
反映させていくお母さんたちです。
こんなふうに前回からの続きで
鉄棒に親しんでほしいという
お母さんたちの“ねがい”もあります
そしてただ単に与えるのではなく、
しっかりと自分たちの感覚で体験し、
構成していきます。
そしてもっと体験を深めたいと……
とうとうお母さんたちが(子どもたちより)
夢中になって鉄棒を使った運動に
取り組み始めました!(^^)!
いろいろと試行錯誤を繰り返しながら体験を深め“コツ”を探ってみると、
いっしょに“うんどう”の楽しさも見つかってきます。
その楽しいって感覚を子どもたちへ伝えたくなるんですね。
だからこども芸大の“うんどう”の時間においては、“ねらい”ではなく“ねがい”なんです。
この楽しさ、この面白さ、この感覚を子どもたちに見つけてほしいなと思っているからです。
まずは『逆上がり』~やりましょう(^_-)-☆
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
まだ跳びこせない子どももいますが、
こんなふうにおしりがふわっと浮くぐらい
しっかりと支えられていることも大事です。
どうしても跳び箱は跳びこさないとできたと思えないのですが、コツコツといろんなことができ始めているんです。
パッと足をひろげたり、ピーンと膝を伸ばしたり、さまざまな要素の運動が存在します。
そんな基本パーツのような運動が少しずつ体験できるようデバイスづくりをしていきたいですね。
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
少ない参加者かな、たくさんの参加者かな、どっちでも楽しみです。
多ければブワッとダイナミックな展開で、
少なければジックリと落ち着いた展開をと、
いろいろやってみたいですね。
~~~ 今回はちょっと短めのつぶやきでした ~~~
体育館のあちこちで子どもたちの泣きじゃくる姿がみられ(T_T)
突然この光景を見た人には
「ここはスパルタスポーツ教室か(>_<)!」
って感じに思われそうな体育館の様子でした。
でもそうでないのは、
みんなお母さんの腕の中で泣いていたということ、
そしてすっごい笑顔でお母さんの胸へもどってきたこと。
すっごいおもしろいドラマチックな
『うんどうのオフィスアワー』になりましたね(^_-)-☆
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
前回やったふみきり板でのジャンプ(「跳ぶ」)。
みたところ地味ーな感じの運動ですが、
向き合う感覚(志向性)をもった子どもたちのからだには、
楽しさが感じられるのですね♡
前回はお母さんと手をつないで行ったのですが、
今回は お母さんと手をつなぐかわりに、
ポールをたててみました。
自力でもやってほしいなというのも、
お母さんたちの“ねがい”です。
こちらも前回からのつながりで鉄棒です。
毎回新しいことをばかりではなく、
つながりを持たせて振り返ることも大事ですね。
そんなところからデバイスづくりをしていっても
いいのではないでしょうか。
そしてこちらは新しいこと☆
からだを縮めて(屈伸して)おいてから
いきおいよく振りだす。
飛行機とびや振りとび、け上がりなど、
ちょっと巧みな鉄棒の運動にも発展する動きです。
そしてここではゆみこさんがいきおいよく子どもたちに走ってもらいたいという“ねがい”のデバイスをつくろうとしていたので「あ!」といつものフラッシュアイデア(無責任な思いつき)でこんなデバイスをつくってみました(^_-)-☆
なんとなく子どものころに
むき出しの土の壁にむかって走っていったイメージです☆
フワーッと離陸していくような
からだの感覚を思い出したのです!(^^)!
この平面から壁面へ踏み出す一歩目の踏みだしの感覚が大事なんですが、
なかなか子どもたちには見つけられないですよね。
そんな難しさが今回のキーになったような気がします。
「あ!」と、その“コツ”をみつけられたとき、すっごい嬉しいんですよね♡
そしてこんなふうにすれば
躊躇なく転がってくれる子どもたち。
いいですね(*^^)v
このからだの「伸び」と「締め」も、
少しずつ身についてきましたね。
キューっとまっすぐに伸びて、キュッと足先まで締まるようになってきたら、『倒立』へつなげてみたいですね☆
「逆立ち」ではなく『倒立』です!!!
そのための出発点になる、
こんな『支える』感覚も大事です。
これだって「側方倒立回転」って言うんですから>^_^<
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
子どもたちの真剣な取り組みが一体感をつくってくれましたね。
すべての子どもたちにすべてのお母さんたちの“まなざし”がむけられるような、
そんなできごとでした。
客観的な比較の世界でわが子の運動を見ていると、
「あ!あの子ができた!」という瞬間は、わが子の運動に対する焦りにつながったりするのですが、
そうではない喜びに充ち溢れるのがこの時間のお母さんたちのいいところですよね♡
すぐるくんができた瞬間、みづきちゃんがもう少しだったりした瞬間、
全てのお母さんたちの“まなざし”がひとつになりましたよね☆♡☆
子どもたちも大きなプレッシャーを自らにかけながら、
良く真剣にあそこまで向き合って取り組みましたよね。
お母さんたちの『まなざしカルテ』にも、
子どもたちの気持ちや意識、発見や成長を喜ぶコメントがたくさん書いてありました。
「できたね!」「ヨカッタね!」というカンタンなものではなく、
全てのプロセスを見とどけた中での、本当に優しい“まなざし”の言葉でした。
またこんなふうに子どもたちの発見や成長を、みんなで共有できるといいですね♡
そんな雰囲気は子どもたちのなかでも生まれています。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
子どもたちは運動の中にある楽しい“感覚”に気づき始めてくれていますね。
コツコツと運動に取り組めるようになってきたのは、
その取り組みの中で現れる感覚の変化に気づけるようになったということです。
できないということに対する悔しさが生まれてきたのは、
きっとからだの中の違和感に気づけるようになったからです。
「ちがう!」「あれ?おかしい」という違和感は、運動の感覚の出発点になります。
鈴を触れればいいのであれば抱っこしてもらえば満足します。
逆立ちになればいいのであれば足をもってぶら下げてもらえばいいのです。
でもそれは運動との出会いでないことに気づき始めた子どもたちが現れ始めたのだと思います。
だから泣きながら運動に向きあう子どもたちが現れてきたのかもしれません。
根性があるから頑張るのではなくて、
運動感覚との出会い(“コツ”の発見)はすっごく楽しい♡
ということに気づき始めた子どもたちが増えてきたのだと思います。
あたりまえだけど、
そんなふうに思って運動に取り組んでくれている人はあまりいないのかな。
楽しい!♡!っていうのは自由で楽なのではなく、
う~んと高度な(難しい)ことでも、発見の喜びによってすべて幸せに変換されるってことかな。
なんてことを真剣に考えています。
たかが“うんどう”ですが……
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
かよさん、まずは前回の続きから考えてみて、そこに工夫を考えてみてはどうでしょう。
少し期間が空いてしまいましたが、
子どもたちの印象を聞き出しながらお母さんたちでデバイスづくりをしてみてください。
子どもたちの心を一番理解できるのはお母さんたちのはずです。
そしてお母さんたちの“ねがい”を一番理解できるのは子どもたちのはずです。
あんまり自分にプレッシャーをかけ過ぎずにつくってみてください。
黙っていてもおせっかいな柳川郁生がでてきて、なんだかんだとちょっかいを出すと思いますから。
それと“ねがい”だけを伝えてもらえば、みんなで考えることだってできるのですから。
そうです、柳川郁生とお母さんの『うんどうのオフィスアワー』ではなくて、
お母さんたち同士で“ねがい”を共有してこの時間をつくってもらえることがイチバンだと思いますよ♡
……あの時の興奮から少し覚めてしまっているのが残念ですが、
ちょっと更新が遅くなりましたが、つぶやきました。
それとついでのお知らせですが
11月18日18時15分からのTUY(テレビユーやまがた)のNスタで、
学生たちとの食(いのち)の取り組みが放送されます。
よかったら見てください。
こんなことにも関心をもって向き合ってみています。
時間がつくれずつぶやけなかったのですが、
夜も更けてからさえてきてしまったので……
ただいま11月6日午前1時30分です(@_@)
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
まずはなんとなく置かれた鉄棒でしたが、鉄棒を介したふしぎな交流がありました。
お互いの取り組む姿が刺激しあって、嬉しい展開がありましたね♡
なので参加者数も少なかったので、あえて交流広場をつくってみました。
ここもなんとなくやわらかな感じで
「どんんふうに遊んでくれるかな……?」と試してみました。
こちらはお母さんたちがつくってくれたデバイスです。
これも定番ですが、ここからいろんな運動に発展する大切な動感素材が生まれてきます。
子どもたちもそんな感覚の発生(変化)を感じとって、一見地味に見える運動にコツコツと取り組んでいます。
ジグザグ走もカッコよく切りこめる姿が発生してきました。
スピードを上げてゴールしてほしかったので、
全身でぶつかれるよう着地マットを立てかけておきました。
まずはこんな感じでシンプルなデバイスがつくられていました。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
見てください♡
お母さんと子どもたちが
手をとりあい
“まなざし”のもとで
“うんどう”と向き合っていました。
まさに母と子の動感志向体験の世界が展開されていました!
これぞ『うんどうのオフィスアワー』の真の姿!!かもしれません☆
なんだかこんな日にふと出会えた、嬉しい時間でしたね♡
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
そんななか、子どもたちの運動にもさまざまな変化が生まれていました☆
次の運動へと発展させていきたいですね(^_-)-☆
足首がピンと伸びてきました(*^^)v
こんな小さな変化がすごく重要で
それに気づけるってことがとても大切です!(^^)!
そんな発見のあった日でしたね(^_-)-☆
そしてこんなふとした瞬間に生まれたお互いの交信が
二人の運動の成功を生み出しました☆
ヨカッタネ☆(^_-)-♡
自然な流れの中で発生するそんな事件(できごと)
を目撃するとすごく幸せな気分になります。
きっとこんな瞬間から始まるのかもしれません(^_^)/
だから“まなざし”ですよ!
本当に幸せな気持ちになれるんですから♡
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
突然ピ~という音がして
つけっぱなしにしていたテレビが「試験電波発射中」になりました(@_@)
一生懸命つぶやくのも、もうこのへんにして……
次回のオフィスアワーもぜひこんな感じで優しい世界がつくれたらいいな♡と思っています。
なるべく理詰めになりすぎないよう自分にブレーキをかけながら、
見守っていたいなと思いました。
よろしくお願いします。
忙しいわけではないのに時間がない(@_@)
週末の時間をすっかり大会(全日本新体操選手権)役員にとられてしまったので、
もうすっかりいろんなことが滞ってしまいました。
そして今日も朝から天童の小学校へ行って器械運動の指導をしたり、
お昼からはおとなりの大学へ非常勤へ行ったりでした(@_@;)
なんて愚痴を言わせてもらいましたが、
めずらしく今夜は体操クラブの方の指導がなかったので、
研究室へ戻ってきて『うんどうブログ』の更新に手をつけられます。
というわけで、遅くなりますがやっとつぶやきます。
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
いきおいよく走っていって一気に駆け上るデバイスです。
全身を使ったダイナミックな動きが展開されました。
自分の身長の二倍はあろうかという高さから、こんなに跳び上がれるなんてスゴイですよね☆
大人でいえば二階からとびおりるぐらいの高さかも……
でもこの大きなデバイスに向かうことで、カッコいい走りが生み出されています。
ひととくらべて速いとか、一等賞とかではなく、見ていてカッコいい走り☆……それで十分“うんどう”が楽しくなるはずです。
あまりみんな気にかけていませんが、足首をキュッと伸ばした軽やかなジャンプがどんどん発生しています。
ヨイショッ ヨイショッ と頑張りながら跳ぶ子どもは減ってきましたよ。
そしてここではなんとなく跳び箱のイメージをもって取り組む子どもも増えてきました。
なんとなく周りでおきているできごとが見えてくると、「やりなさい」と命令しなくても「やってみようかな」って感じになります。
まずは鉄棒を使って技(逆上がりや前回りなど)を覚えるのではなく、さかさまになったり、体をゆすったり、いろいろな感覚を生み出すことが大切です。
いろいろ選べるといいですね。
お母さんたちがつくってくれたデバイスです。
支えながらトンネルをくぐり
そのまま坂道を登っていきます。
ここで指先を開いた手の着き方や手のひらの感覚をつくり、
さまざまな運動へとつなげていきます。
なにげなくつながれている緩やかなスロープマットが、
なにか新しい運動を生み出してくれそうです。
その横にもほし組の子どもたちでもさせて跳ぶことができるようなデバイスをつくってみました。
単純な運動課題ですが、手のひらや肩の上でしっかりと体を支え、肩の微妙な調整でバランスを保つ跳び箱に必要な感覚を生み出してほしいと願いました。
次のデバイスへ戻っていきます。
ここもなにか次の工夫(“ねがい”)が欲しいデバイスですね。
この運動によってどんな感覚が生まれてくるのか……
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
今回はお母さんたちの“ねがい”が散りばめられた感じのデバイスになりました。
子どもたちの成長と栄養(動感素材)と美味しさ(楽しさ)を少しずつ散りばめた感じです。
これをもっともっとみんなで(お母さんたち、子どもたち、そして柳川郁生)で共有して、
みんなの“ねがい”を散りばめられるといいですね♡
理想的な思いですが、思いきって理想を願ってみるのがこの『うんどうのオフィスアワー』です。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
指を開いて手のひらで地面を押し
そんな『支える』ためのきっかけは、
こんなところでも発生しています。
ほら!しっかりと手のひらで感じとっているはずです☆
こんなふうにデバイスに取り組んでいくうちに
少しずつ運動に変化が現れ
だんだんとおしりがもち上がり
そのもち上げたおしりの感覚を
手のひらで感じることができるようになると
こんなふうに簡単に開脚跳びが跳べちゃったりするんですね。
ぐーんと伸び上がる全身が少しずつ運動感覚の世界をひろげ(徒手伸長能力)
自分のからだから外へ外へと運動感覚が広がっていきます。
そうすると高いところへとびついたり、遠くの方へとびこえたり、跳んできたものをキャッチしたり、遠くの方にむかって投げたりする
「徒手伸長能力」:実在の皮膚からある「隔たり」をもち、運動志向性が密度濃く漂う外縁層に始まって、果ては、はるか遠く離れた対象物にまで及ぶ広範な現象野に関わる能力。
というものが育ってくるのです。
それからこれ!
分かりますか?
「状況投射化能力」:いきあたりばったりで運動するのではなく、これから起きる(起こす)運動を予め予期しながら今の運動を実行しています☆
だからこのジャンプの先には
こうやってすぐさま着地の後で
前転をするということが
もうすでに跳び下りる前から実行されているのです。
「ほらね!(^_^)v」って感じで、
自分のからだの中の感覚で分かりきった(了解した)状態で
運動が実行されていきます。
だから楽しいんですね♡
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
いろいろと夢中になるとちょっとした怪我も生まれたりします。
大きな怪我につながらなければいいのですが、
でも上手に転んだり、上手に落ちたりすることも大事な運動の一つです。
ちょっと心配もあるので、次回またお話をしたいと思います。
まずはまたみんなで愛情たっぷりの“ねがい”をこめて、優しいデバイスをいっぱいつくりましょう。
よろしくお願いします。
子どもたちのカッコいいところ!たくさん見つけましょう(^_-)-☆
発見!です!!
『親子・うんどうの日』を終え、
‘少し具体的な課題をもって取り組んでみたい’というお母さんたちの“ねがい”もあったので、
ちょっと手を加えてみました。
柳川郁生自身も最近いろんなところで単発的な指導をしてきたので、
いつもよりシステマチックな感じでデバイスを考えてみました。
その結果……結論から言えばこれから小学校でやるような課題を、
今ここ(『うんどうのオフィスアワー』で予習をする必要はないかなということでした。
そんな感じで展開したのは
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
まずは『走る』感覚ですが、あくまでも助走としての役割でした。
このデバイスの“ねがい”はいったいなんだったのでしょう?
実は『滑る』のがイチバンのねらいではなく、地面(床やマット)と仲良くなること、上手に転ぶこと、手や足をピンと伸ばすこと、そして滑るために体全体をのばしてキュッとしめることなど、“うんどう”の世界をもっともっと広げていくような動感の素材がたくさんあるのです。
そして今回はこの『支える』感覚をスタートにして、側転へつなげていきました。
あまり直接的に側転を展開すると、ほし組の子どもたちから“うんどう”の場を奪ってしまうことになるので、なるべく共有できるようにと配慮したつもりでした。
こうやってみるとほし組の子どもたちも、じゅうぶんにデバイスの意味や“ねがい”を理解して取り組んでくれていることを感じます。
どうもありがとう♡って感じですね(^_-)-☆
ここは課題となる運動をはっきりとさせ、自然と手足が伸びるよう段差を利用してみました。
手で押しきることができない段階でも、自然と腰が伸びるように工夫をしてみました。
その先にこんなふうにして床に手をついて「側転」になってしまうよう段階的にデバイスを配置してみました。
間に置いたふみきり板は、手をつく目安になりやすいようにするのと、「側転」をしないという選択肢として『跳ぶ』を選べるようにと考えました。
そのあとは坂道を利用して後ろへ『回る』です。
さまざまなデバイスの取り組みのなかでしっかりとマットをとらえる手のひらの感覚がついてくると、ここでの手のつき方も上手くなってきます。
そしてここでさかさまになったり、回ったり、勢いをつけたりする感覚が育てば、またさらに運動の感覚が広がります。
鉄棒も置いてありました。
いろいろとドラマもあったようですが、しばらくは逆上がりの場になっていましたね。
せっかくの鉄棒です、たくまくんのように「足ぬき周り」ができたことに喜びましょう。
まずは技ができることよりも、鉄棒でする運動が好きになることが大切です。
このデバイスは、ゆきこさんとちはるさんが考えてくれました。
ゆきこさんはなにやら反省していましたが、いえいえこんなふうに子どもたちが好きになってくれるようなデバイスを考えていくことが大事だと思いますよ。
今回の柳川郁生はちょっと計算し過ぎの感じがあったので、こんなハプニング要素をもったデバイスの方が素晴らしいとも思いますよ☆
側転や逆上がりにこだわりすぎるとなんか一方的なデバイスやコースになってしまい、
きょうはちょっとシステマチックになりすぎて反省している柳川郁生でした。
もっともっといろんな感覚をちりばめないとダメですね♪
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
まなみさんが母と子で視線が合い喜びを共感でき気持ち良かったそうです。
かよさんもすぐるくんが鉄棒につかまる瞬間に居合わせてうれしい事だったそうです。
なみえさんもこうきくんの“やろう”という気持ちがとても良く見えたそうです。
わかこさんもまだまだ負けない気持ちで!(笑)気持ちで一緒に楽しんで、
たくまくんの楽しさに共感できたようです。
お母さんたちの“まなざし”でいろんなことが見えるようになってくると、
楽しいですね♡
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
だいち組の子どもたちは、運動の課題を見つけて取り組むことや、
工夫をすることができるようになってきましたね。
たいよう組の子どもたちは、
新しい運動感覚に出会うことを楽しいと感じてくれるようになりましたね。
機械的に運動の反復だけをするのではなく、
「あれ?」というような新たな運動感覚との出会いを楽しんでくれています。
筋力や体力で運動ができるようになったり、上達したりするのではなく、
“カン”をはたらかせて工夫をすることで“コツ”が見つかってくるのです。
それが「あれ?」って瞬間で、わが子のその瞬間に居合わせることができて、
お互いの視線が合うときっと幸せなんでしょうね♡
そしてほし組の子どもたちも楽しみ方、取り組み方、すごし方を見つけ始めてくれましたね。
みんなで子どもたちみんなが楽しめる時間をつくっていきましょうね。
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
やっぱりそれぞれのデバイスはみんなで共有しましょう。
特定の運動課題にこだわることで、独占されてしまうデバイスができてしまいます。
なるべくコースの中で共有できるような工夫をしましょう。
というのが今回の柳川郁生の反省でした。
そして以下は最近スポーツセンターで実施している
チャレンジ!!!ジュニアスポーツスクール【9月 チャレンジ!!発見!!!器械運動コース】
の保護者向けにつぶやいた内容です
ちょっと、つぶやきます♡
①. 子どもたちの意欲が育ってきました。
とてもいいことです。
②. 自分の課題ができたりできなかったりを気にし始めています。
でもこのスクールはスポーツ塾ではありません。
体験を楽しみ、運動のきっかけづくりをするところです。
③. 体操クラブを主宰していますが、『逆上がり』や『開脚跳び』などの指導はしていません。
なぜかというと体操競技にとっての基礎ではないからです。(その先の発展があまり無い)
それからそれらの課題ができるために必要なことは、体操競技の基礎の中にあるからです。
④.でも短期の講座ではひとつのきっかけづくりとして、直接的な指導をしています。
それは“コツ”をみつける工夫の意識を知ってもらうためです。
何回も繰り返して、体力や筋力、そして根性をつけることが上達の近道とは考えていません。
“カン”をはたらかせて“コツ”を探す。そんな工夫の意識を体験してもらいたいのです。
この間ある学校で言われたのが「しっとりとした指導ですね」。
⑤. そしてそのなかで“まぐれ”を発生させるのです。
「あ!」という最初の成功との出会いは“まぐれ”です。
“カン”をはたらかせて(工夫をして)この“まぐれ”と出会った運動者は、
“コツ”を見つけることができます。
逆に言えば“カン”をはたらかせないで“まぐれ”と出会っても、
“コツ”を見つけることはできないのです。
ということで・・・
まずは、いろんな基礎的な運動を楽しんでください。
できないことがあったら、工夫をしてみてください。
でも、人と同じようにはできません。
自分なりの工夫の仕方を探してみてください。
だから、塾のように(といっても最近の学校や塾はそんなことはないと思いますが)
人のやり方をつめ込もうとしないでください。
じぶんのやり方(うごき方)を探しましょう。
そんな感じで今日は……
柳川郁生
なんか結局同じようなことを言ってますね。
でも本当にそう思っています。
土曜日にわが子と公園に行ったときに、そういえば教えたことないなと思って
「逆上がりできる?」とやってもらったら、やっぱりできませんでした。
なんだかホッとしました♡
ほらね☆逆上がりにこだわらなくたって、
いろんな運動を楽しんでるでしょ!って感じですね♪
きっといろんな“うんどう”を楽しみながら、たくさんの運動感覚の素材を獲得しておけば、
小学生になったときにいろんな工夫ができるようになっているはずです。
そう思ってたくさんの動感素材をちりばめましょう☆☆☆
・・・・・・はあ、やっとつぶやけました。
……ただいま10月23日午前2時です……
『親子・うんどうの日』をひかえているので軽くいきましょう♡
なんて言っていたのですが、
楽しくなってしまうと我慢できませんね☆
みんなが喜んでくれればそれでいいか・・・・・・
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
まずは『走る』感覚のデバイスでした。
長くまっすぐのコースもいいですが、すこしジグザグに見えたり、フープを置くことで間があいていたりで、なにか『走る』感覚に変化がおきないかなと思って見ていました。
ここは滑りこむデバイスですが、薄着の季節はちょっと滑りにくいですね。
でも実はここで地面と仲よくなって、次のデバイスへつないでいく効果もあったのです☆
手をついたり、倒れこんだりする動きは、大きなからだに成長してしまうと大変になったりします。今のうちにこんなことをたくさん体験しておくのも大事ですね。
ということで、お母さんたちと考えて2つのデバイスを関連づけてみました。
まさえさんは、そんなやりとりに参加して「!!」とみんなの“ねがい”をつなげることを大事だと思ったそうです。
このデバイスは、つくったお母さんとはちがう“うんどう”が子どもたちには見えていたようですね。
でもそれぞれが自分の意志で自分なりのやり方を見つけていく。まさに運動の志向性というものです。
こうきくんが‘前回までは“コレはこのやり方?”と聞くことが多かったのですが、今日は平均台を普通に渡ったり、ハイハイしながらやってみよう!!と自分で提案して動いている姿が見られました。’というのもそのあらわれではないでしょうか。
いろんなことが理解できてきたから、こんなふうにこつこつと運動に取り組むこともできるようになってきたんでしょうね。
みんなはここでなにをしているの?ってことが分かってくると、子どもたちの探索が始まります。
ということでここでは『支える』感覚をつかって運動でした。
つなげたデバイスは『支える』感覚をつなげることもできるし、そうでない『跳ぶ』感覚もできるものです。
そしてとなりには『跳ぶ』感覚つながりで踏みきり板とソフトマットでデバイスをつくりました。
次の鉄棒も『跳ぶ』感覚から動きが始まることを意識してゆみこさんが考えていました。
ここでも運動や感覚のつながりが意識されていますね。
だからこんなふうにのびやかに跳びつけたのかもしれませんね。
いろんな運動感覚を誘いだすような感覚のつながりを見つけると楽しいですね。
発見!ってことです☆
でもこんなふうにまた新たな運動に出会うのもいいですね。
今回は後ろに回る背中の感覚を体験し始めるきっかけにもなったのではないでしょうか。
あとはコツコツと自分なりに鉄棒に取り組んだり
倒立をしてみたり、いろんな運動への興味が生まれてきたのではないでしょうか。
わが子の興味がなににあるのか、お母さんたちの“まなざし”にもいろいろ見えてきていますよね?
そんな興味がだいち組ぐらいになると具体的になってきたりします。
それまではあせらずに、その時の準備をしましょう。
たくさんの動感素材(動く感覚の体験)をたくさん持っておくことが大事になります。
走ったり、跳んだり、転んだり、滑ったり、投げたり、受けとめたり、
回ったり、支えたり、さかさまになったり、登ったり、ぶら下がったり、ゆらしたり、
いろんな運動の体験をしてその感じをたくさん覚えましょう。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
「やっぱり≪走る≫事が好きみたいです。」と再発見のあゆみさんでした。
だからこんなふうに楽しくなるんですね。
できないことを見つけるよりも、どんなことが好きなのか見つけてみましょう。
逆立ちができなくたって、手をついて足を振り上げようとしたら、それはもう倒立が始まったということです。
いつできたかばかりにこだわらず、いつからやろうとし始めたのかを見つけてみてください。
できるようになるデバイスではなく、
やりたくなるようなデバイスづくりが分かってくるかもしれません。
はるきくんにもそんな側転のきっかけになるようなデバイスを一緒に考えていきましょう。
そしてデバイスづくりに参加するお母さんたちが増えてきましたね。
そこで展開する“うんどう”の意味が見えるようになってきた感じです。
必要なのはお手伝いではなく“共有”ですね!
みんなの“ねがい”、運動の感覚、それをつなげていくことで
“共有”そして”共感”が生まれてくるのではないでしょうか。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
生き生きとした弾むような走りになってきましたね。
脚だけで走るのではなくて、からだ全体でバランスをとりながら走る感じがいいですね☆
こっちのジャンプもそうですね。
大きく大胆にからだを伸ばしています。
自分のからだの空間を広げること、大事ですね(^_-)-☆
こっちのデバイスは、滑りこまなくたっていいんです。
乾燥した冬になるともっと滑りやすくなりますよ!
寝っ転がったり、床に手をついたり、からだが大きくなるとだんだん苦手になってきます。
壁の下にやっと通れるような小さな穴が開いていました。
向こうの方に壁の端っこがあり、遠回りすれば向こう側へ行けます。
どっちを選びますか?
最近の柳川郁生は後者の遠回りを選びます。
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
『親子・うんどうの日』を終えて、休み明けのひさしぶりの開催で、
どんな『うんどうのオフィスアワー』になるのでしょう?
楽しみにしています。
……でもその前に『親子・うんどうの日』もブログアップして、
ふだん『うんどうのオフィスアワー』に来ることができないお母さんたちとも共有したいと思っています。
そのためにはもっとゆとりが欲しいけど…… 「細々とした日常が」
少しずつ少しずつ、
デバイスづくりに参加してくれるお母さんたちが増えてきました。
なにか専門的な知識が必要なのではなくて、子どもたちの笑顔を想像しながらつくれるってことが大事なのではないのでしょうか。
お母さんたちは“うんどう”を通してでも愛情を伝えようとしてくれていますね♡
そして……
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
子どもたちが“うんどう”の世界に目を輝かせてとびこんでくれるよう、まずはマットの山をつくりました。
しっかりと手足を協応させて、足の踏ん張りや背筋の緊張をもって坂道を上ることは身体にとってはいい感覚素材にはなりますね。
お母さんたちがつくった魅力的な高さに、子どもたちの目は輝いていましたね。
ちょっと高すぎて誰かが付いていないと心配なのは少しもったいないですが、「危ないから」という理由で魅力を半減させるよりはいいことかもしれません。
普段子どもたちの“うんどう”にあまり“まなざし”をむけていないと、危険にばかり意識が向いてしまったりします。
この『うんどうのオフィスアワー』に来る子どもたちは、上手に転んだり、高いところから安全に落ちることもできるようになってきていますから。
でも、ある程度子どもたちが納得した段階でつくりかえさせてもらいました。
やっぱりお母さんがつきっきりになってしまうと、わが子の“うんどう”に寄り添うことができなくなってしまいますから。
ということで、今後の工夫のポイントでもありますね☆
連続ジャンプもタイミングよく、心地よい弾み方が出現してきましたね。
「一生懸命跳ばない」「頑張らないで跳ぶ」いろんな合目的的、経済的な運動が子どもたちの運動感覚の中に生まれてきました。
そんな感覚の了解があるから、こんなふうにのびのびとしたジャンプができちゃったりするんですね。
下りてるんじゃなくて、跳んでますよね☆
これも無理にやらせるんではなくて、だいち組の女の子たちがやっていることを少しずつ子どもたちが見て、探りを入れ始める時期をうかがってみるのもいいかもしれませんね。
「ほら!やってみなさい!」ではなくて、
そっと表情を盗み見ながら
「……そろそろ興味をもちはじめたぞ……」
なんて感じで見ぬいてみてはどうでしょう(^_-)-☆
これは腕の力がついたんじゃなくって、腕の力を使わないでできる“コツ”を見つけたんですね。
スゴイ!スゴイ!
ここもちょっと工夫をしてみたいところです。
もうちょっと輪の大きさを小さくすれば、みんなが軽やかにケンケンできるようになるかもしれません。
そんな欲が出てしまいました……
しっかりと片足で地面をとらえ、スバらしい前傾姿勢がとられています。
かけっこで順位を決めたり、タイムを測ったりしなくたって、こんな感覚で走れればきっと気持ちいいに決まっています。
それでいいんじゃないでしょうか。
その先のデバイスは、こんなふうに置いておくとどんな運動が出現するかなと思って仕掛けておきました。
デバイスというよりトラップでしょうか(^_^)v
すると走りぬけたり
こんな運動を展開することで子どもたち同士が促発しあえたりもするのだと思います。
そしてバタンと乗りこえて、また大きな山のデバイスへと向かっていきました。
それから気がついたら、こんなデバイスもつくられていて、子どもたちの“うんどう”を理解しながらデバイスに変化が現れてくるのもいいなあと感じました。
今日の分つくって終わり~ではなくて、おかわりやデザート、ちょっと味に変化をさせたり、吸収率を高めたり、いろんな工夫をしてみましょう。
楽しいですよ☆
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
こんなところから子どもたちの生き生きとした“うんどう”の姿が生まれてくるのが理想の一つです。
いいですね~♡♡♡
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
気がつけばすっかりといろんなアイテムが置き去りにされています。
それだけ子どもたちが運動のデバイスに夢中になっていったということだと思います。
子どもたちがこの『うんどうのオフィスアワー』でなにをすると楽しいのか、そんなことをお母さんたちと共有してくれるようになってきたのではないでしょうか。
ぜひこの『原志向位相』に現れるような「動きたくてたまらなくなる気分」を大事にして、
『親子・うんどうの日』迎えられたらいいなと思っています。
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
今年はどんな『親子・うんどうの日』になるのでしょう。
これからの子どもたちの反応、それを踏まえた準備によってまだまだ変化しそうです。
それでも当日じっくりと運動を楽しめるよう、
次回の『うんどうのオフィスアワー』は食べすぎに注意しましょう!
よろしくお願いします。
たくさんの参加と、たくさんの“まなざし”があったオフィスアワーでした。
お母さんたちが書いてくれた「まなざしカルテ」もたくさんありましたが、しっかりと読ませていただきました。
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
午前中に『うんどうのオフィスアワー』のためのオフィスアワーを開催し、午後の本番を迎えました。
午前中のメニューは
1.これまでのふり返り(30分ぐらい)
・オフィスアワーのためのオフィスアワー1・2
・観察するということ
2.これからの実践のための体験(60分ぐらい)
・走る ・跳ぶ ・支える ・回る ・投げる?
・連続(反復)する“ねがい”
・(感覚を)つなげる“ねがい”……増幅
・子どもの視点 △ ⇔ 子どもの感覚 ○
・動感素材……投げるために必要な動感は?
3.デバイスづくり(30分ぐらい)
・午後のオフィスアワーに向けて
といった感じで、いろいろと柳川郁生の“思い”をみなさんに聞いていただきました。
長い時間おつきあいいただいたお母さんたち、ありがとうございました♡
まずは『走る』です。
いつもより長~くマットをつなげ、子どもたちの気持ちと感覚を体育館いっぱいに伸長化させます。
アクセントにちょっとベースを置いたりしてみて、なんとなく“うんどう”の句読点のような役割をしないかなと試してみました。
あそこまで……というわかりやすさを意識してみたのでした。
子どもたちは長いコースを、のびのびと気持ちよさそうに走り抜けていましたよね。
お母さんたちの“ねがい”、通じていたんではないでしょうか。
スラロームのデバイスもつなげてありました 。
コースの都合で短かったけど、お母さんたちの“ねがい”をくみ取って、子どもたちは走りぬけていきましたね。
「こうしてほしいな」「こんなふうに楽しんでくれると嬉しいな」というお母さんたちの“ねがい”は、子どもたちに伝わっているんですね。
ここでも午前中に体験した『跳ぶ』感覚が子どもたちに伝わっているんじゃないでしょうか。
この腕の使い方、足先までしっかり伸びきった蹴り、お母さんたちの体験した感覚と共有のものになっているかな。
そしてこの跳び箱のデバイスも、こうやってだいち組の子が見本となってみんなに伝えてくれるので、少しずつ少しずつたいよう組やほし組の子どもたちも試しはじめてくれます。
なにもお母さんたちばかりではなく、子どもたちの取り組みをしっかりと観察している子どもたち自身の姿もあるんです。
順番を待っているときの時間も、実はとっても大事なんですね☆
だからもうこんなふうに、
実はとっても非日常的な運動の感覚が分かりはじめているんですね♡
後ろむきで ⇒ 背中をそらし ⇒ 手でしっかりと支え ⇒ 視点を定めて ⇒ 自分のおなか側に足をもってきて ⇒ 立ち上がる
なんてことを混乱なくやっているのですから。
そしてこの『支える』感覚のデバイスだって、まるで目的をしっかりと持ったトレーニングのように、動きの“意味”をしっかりと理解して取り組んでいます。
そしてその方が気持ちいい(楽しい)♡ってこともわかっているんですね☆
ここも『支える』感覚を起点としたデバイスです。
這い這いから手をついて立ち上がる。
単純な動作ですが、全身の協応性とも関わってくる大事な要素があるかもしれません。
足先から手先、頭のてっぺんまで、運動中に必要のない部位はないんです。
足だけで走る、手だけで投げる、ではなくて、
腕も使って走る、脚も使って投げる、
全身がサボることなく連動しているんですよね。
そんな見方ができるようになってくると、
腕の力がないから逆上がりができないんじゃなくて、
脚力がないから跳び箱が跳べないんじゃなくて、
勇気がないから立ち止まってしまうんじゃなくて、
からだのいろんなところが協力し合うと
運動ができてくるんだということが分かってくるのかもしれません。
そして最後のコーナーは『回る』感覚のデバイスでした。
『支える』感覚をつなぎながら、おしりをふわっと持ち上げて「前転」をしてほしいというお母さんの“ねがい”が、この風船の存在で子どもたちに伝わっていましたね。
ほんのチョットしたつけあわせのような工夫で、
子どもたちの“うんどう”に魔法をかけられるんですね☆
午前中のお母さんたちとの‘体験’のなかでも、そんな事例を紹介したりしました。
『支えて』『回る』
「そして側転」へ。
『支えて』『回る』
そして「前回り」へ。
つながりをもって運動が展開されています。
ただ単に道具を置くのではなく、デバイスとデバイスの間にある“つながり”が意識されていたのではないでしょうか。
スゴイですよ、お母さんたち!!
そして最後にこんなのもつなげておきました。
本来の鉄棒運動はビュンビュンとスウィングするのが主流なんです(^_-)-☆
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
なおさん 「自分が気持ち良かったふみ台ジャンプ台の連続ジャンプで、最後の時に手を上に!を一緒にやってみました。娘も高く飛べるのが分かったようで楽しんでいました。」
そう!午前中の体験の中で見つけた運動感覚(キネステーゼ)を、上手く伝えることができたってことですよね♡
お互いの運動感覚がつながりあって、
口元の表情まで共振していますよ。
そんな運動感覚のつながりを体験すると、お母さんもすごく楽しいですよね。
子どもの運動が‘できた!(^^)!’‘できなかった(>_<)’と喜ぶよりも、もっともっと幸せを感じるのではないでしょうか。
この『うんどうのオフィスアワー』のゆったりとした時間の流れを楽しめるようになるときっと感じられるようになりますよ♡
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
「デバイス作りから関わり、そのデバイスにこめた願いを伝えたくなり……」というよしこさんの言葉通り、デバイスの中で“うんどう”する子どもたちへのお母さんたちの“まなざし”が今日は深かったですね(^^)v
午前中の体験のなかで説明しましたが、跳び下りたあとのこの運動の受け止め(運動弾性)も全身の協応性とともに発生してきたのではないでしょうか。
跳び下りたあとにぺちゃんとつぶれて手をついてしまうのではなく、弾むような受け止めができるようになると、自然とジャンプものびやかになってきます。
それからこのみごとな先取りの感覚!
もう空中にいる時点で、次の前転への運動のつながりが発生しています。
今回のデバイスは、この感覚のつながりをうまく生かしてデバイス同士が影響しあっていたりして面白かったですね☆
このデバイスのあとにちょうど『回る』感覚として前転のデバイスがあったのです。
それからお母さんのこの立ち位置!
目標とする鉄棒の先で、真正面から見守ってくれているお母さんの姿は、きっと不思議な力をもっているはずです。
みほさんが言っていますが、声がけも大事ですが、見てるよという視線も大事ですよね(^_-)-☆
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
かよさんがとてもいい課題を見つけてくれたので、みんなで考えましょう。
その1.動きと動きのつながるデバイスのしかけ方はあるのでしょうか?
(今回は『支える』感覚がさまざまなデバイスの中で自然と発展していったり、跳び下りのあとに自然発生した
「前転」が勢いのある『回る』感覚につながったりしていましたね。)
その2.カーブの道を気持ち良く走れるようなデバイスあるのでしょうか?
正解を判定するのは子どもたちです。
そしてその判定は子ども一人ひとりそれぞれです。
まずはわが子の正解を探してみてください。
「あ!こうすると気持ちいい~っ♡て顔をするぞ!!」というのを探してみるんです。
まずは試してみましょう。
柳川郁生は30年ぐらい試し続けているので、
見つけることが普通の人よりちょっとだけ得意かもしれません。
でもそれはそのときかぎりのもので、
人や場所、時間が変わればまた違うものになります。
だからこども芸大で展開する“うんどう”はアドリブ(即興)なんですね☆
そこを楽しみましょう。思考を停止させないということです(^_-)-☆
夏休み明け、最初の『うんどうのオフィスアワー』でした。
いつもより少なめの参加人数でしたが、その分ちょっと‘おせっかい’してしまいました。
こんなときはそんなのもいいでしょう。
それからさらに9月12日(木)の9時30分からも‘おせっかい’講座を臨時開催します!
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
久しぶりということで、なにをしたらいいのか、なにがしたいのか見つからない、
といった感じだったので柳川郁生が勝手につくってしまいました。
名づけて“なんとなくバク転”デバイスです☆
まずは肘を伸ばして、手のひらをしっかり開いてからだを『支える』感覚です。
走ったり、前転したり、側転したりしていましたね。
小さい跳び箱と、ロールマットはお母さんたちがつくっていたデバイスです。
今回はこれをきっかけに“バク転”を想定したデバイスを考えてみました。
小さなとび箱は『支える』感覚。
ロールマットは『支える』感覚、「さかさま」になった体位を感じる感覚、しっかりとからだを伸ばす感覚、見えない背後の感覚(状況)を投射化する能力のデバイスです。
そのしっかりとからだを伸ばす感覚と、見えない背後の感覚(状況)を投射化する能力をつないで「バク転ジャンプ」をします!
ここではからだをピンと伸ばし、「締める 」感覚を発生させることを願ったデバイスです。
“バク転”のピンと伸びた姿勢を自然に発生させることができるとよいのですが……
そして“バク転”をするためには、腕の振り上げをうまく利用したジャンプが重要です。
この風船ジャンプもしっかりと腕の振りを使うジャンプへと感覚をつなげるデバイスです。
こんな感じで“バク転”のなかにあるたくさんの要素を、デバイスの中にイメージしてつくってみました。
これがお母さんたちと、そして子どもたちに伝わると、きっと楽しい展開が始まるはずです。
まだみんななかなか具体的なイメージが理解できていないので、少しずつ見えてくるといいですね。
そのためにも、『うんどうのオフィスアワー』のためのオフィスアワーを開催してみようかなと思いました。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
なんとなく、それぞれのお母さんたちが子どもたちに寄りそっていましたね♡
慣らし運転みたいな時間も必要ですね。
また少しずつみんなの“ねがい”を見つけていきましょう。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
バク転はちょっと難しい課題かもしれませんが、なんとなく感覚が近づいてくると……
「あれ?」「おや?」「あ?」「お!」「うわ!」「あ~!?」「なるほど☆」って感じで、
いろんな感覚に出会えたりします。
ときどきやってみましょう。
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
あいさんの言うように「子の体の感覚や変化をキャッチできるよう……」ということで始めた
『うんどうのオフィスアワー』の時間。
これまでのお母さんたちの経験が積み重なって、現在のような優しい時間になりました。
でもその原点のようなものはだんだんと分からなくなってしまいます。
なのでそれをまた思い出すために、
『うんどうのオフィスアワー』のためのオフィスアワーをやりましょう☆
9月12日(木)9時30分~
「お母さんたちのまなざしからできること」
1.これまでのふり返り(30分ぐらい)
2.これからの実践のための体験(60分ぐらい)
3.デバイスづくり(30分ぐらい)
こんな感じでしょうか。
よろしくお願いします。
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