うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2014-07-07

つぶやきカルテ(7月3日)

 

 

  きょうは「小さなデバイスを幾つかつくってつなげてください。」

とお願いしてみました。

 

 子どもたちがしっかりと“うんどう”の味をかみしめるためには、

小さな感覚と向き合う志向性が大事だからです。

 

 この『うんどうのオフィスアワー』では、

子どもたちの大好物をド~ンと与えるのではなく。

 

 噛んでいくうちにジワッと味が出てきて、やがてブワッとひろがるような感覚を、

たくさん体験してほしいと思っているのです♡

 

 ……割と考えていることは地味なイメージです( ^^) _旦~~

 

 そんな中でもいろんなドラマが生まれてきたりするからオモシロいのです(^_-)-☆

 

 というわけで

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

 まずは『支える』感覚のデバイスからスタート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 お母さんたちの“ねがい”がこんなふうにデバイスとしてつくられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 出口の部分ではこんなふうに『支える』感覚がつながっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなデバイスのつくりかたにるみさん

 

 ”愛情のこもった作品”なんて言ってくれました♡

 

  その先にはポツンとこんなデバイスが置かれていましたが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その先にはロールケーキのデバイスがつくられていました。

 

 コツコツと展開する志向体験の中で、

だんだんと上下や前後の身体感覚が生まれ、

やがて『支える』感覚、『回る』感覚、『切りかえす』感覚などの習得が、

より“うんどう”体験の世界を楽しくしてくれるのです。

 

 ’動感’を”動感素材”として財源化していく営みがここで展開するのです☆

 

された”動感素材”のいくつかを利用して

 

 後転の運動の発生につなげたりもできるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同じことを繰り返し、それを習得し、新しい運動へと変換させていく、 そんな展開があったのかもしれませんね。

 

 毎回のデバイスもそうであったりします。

 

 つねに新しいデバイスをつくるのではなく毎度おなじみとなるデバイスが続くことで、

そこで変化する自分の身体感覚を感じることができたりもしますよね。

 

 そしてその先は

 

 ジャンピングマットの上を走っていって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 側転ができるようにしてみました。

 

 ほし組はほ組なりに、たいよう組はたいよう組なりに、

そしてだいち組はだいち組なりにダイナミックに展開できるように考えてみました。

 

 ド~ンとホップから側転したり、助走の勢いをもらって側転したり、

踏みきって前転したり、ジャンプをしたり、駆けぬけたり、

それなりにいろいろあっていいのです(^_^)v

 

  一番最後のコースは

 

 ジャンプでつなげながら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 無理のないよう低い鉄棒に触れながら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高い鉄棒でスウィングが生まれてくるように“ねがい”をこめてみました。

 

 ぶら下がることで偶然(“まぐれ”)ゆれ、

それが振ることへと展開していくのです。

 

 そしてやがて自在にスウィングすることへと発展していきます。

 

 そんなふうに“ねがい”をこめてこんなスロープをつくりました。

 

 その後

 

 低い鉄棒にこんな輪をつけることで

 

 

 

 

 

 

 

 

 またちょっと違ったスウィングの感覚を生み出してみようと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これも今回だけで終わるのではなくこれからずっと続けてみることで、

子どもたちは自分の運動感覚の変化を楽しめるかもしれません。

 

 一回登場して終わってしまうデバイスではなく、

少しずつ変化する自分の感覚を感じられるようにすることができるといいですよね(^_^)v

 

 

 

 きょうこさんが言うように

 

 

まだちょっとわからない状況ですが、2年後、3年後にそんな取組(動感志向体験)ができるよう、

少しずつ少しずつ見守っていきましょう( ^^) _旦~~ 

 

 

.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

 おかあさんたちの様々な工夫が

 

 

いい感じでしたね♡

 

 そんな気持ちの共有がえみさんが感動したように

 

 

お母さんたちの間で生まれ

 

 

その“ねがい”を通して子どもたちの良さがちはるさんのように見えてきたのでしょうね☆

 

 

 

 はなこさんが感じたこんなふうなお母さんたちの連携も楽しみです。

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 子どもたちの変化はこれからですね。

 

 この時間の最初から最後までを楽しめるようになるのには、もう少し時間がかかるかもしれません。

 子どもたちそれぞれのペースは徐々にできてくると思いますから、

あまり無理をさせないで楽しいところだけ、楽しめる時間だけに限定してもよいですよ!

 

 大体年齢×5分ぐらいが年齢に応じた集中時間かなと思っています。

 大学生は18歳だからやっと90分みたいな感じで……でも実際はそんな長い時間集中できませんから、

5歳前後の子どもたちは20分も集中できたらスゴイですよ\(◎o◎)/!

 

 そう思ってみてはどうでしょう( ^^) _?

 

 そして怖いと感じたり、できないとぐずったりすることも、

違和感を感じるという最初の運動感覚との出会いとして大事な予感です。

 

 無理に克服しようとしたりせず、ここものんびりと見守りの“まなざし”でいきましょう♡

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

 はなこさんの言うとおりですね(^_-)-☆

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