1月24日(火)、乾燥させた大豆を脱穀しました。
脱穀とは大豆を茎や殻から外す作業のことです。
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1/24(火)
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機械を使わず手作業で。
1粒1粒地道に取り出す作業は8:30から17:00まで行いましたが終わりませんでした。
また明日です。
記:芸術学部 文化財保存修復学科 2年 佐藤 純一
先日、山形市内にも雪が降りました。山形の冬が近くまで迫ってきています(ザワザワ
大豆は葉が枯れてから収穫するもので、今年はもう少し先に計画していましたが…、
雪が降り始めては困るので急きょ前倒しすることにしました。
実際、畑で収穫してみると収穫するタイミングが遅いくらいでした。収穫する時を見極めるのは難しいです。。。
今回は、手作業で大豆を収穫し、畑に隣接している小屋に干す作業までを行いました。
干す際には、茎から葉を落として干すのですが、葉をとる作業もなかなか大変でした…。
少ない人数でしたが、時間と労力をかけて作業を終わらせることができました。
今年度も、美味しい味噌を仕込めるように、思い入れのもてる味噌になるよう、
丁寧な作業で工程を進めていきたいと思います。みそ活からでした。
記:コミュニティデザイン学科3年 冨田恭平
夜には凍える風が吹いて、山形も肌寒くなってきました。
そんな今日この頃、みそ活の報告をいたします。
今年の3月に仕込んだ味噌ができました!
今年で2年目、自分たちで仕込んだ味噌とご対面です。
作業スペース周辺、味噌の匂いが充満していくと同時に、
歓喜の声が飛び交い、持参したおにぎりを取り出し…(さすがです
味見もしつつ、感動したあとで、みんなで味噌を分配しました。
大豆の煮汁に水を加えたものと加えてない2種類の味噌をつくりました。
900グラムと500グラム。
ひとり、約1.4キロぶんの味噌を持って帰りました。(カバンは重くなって、味噌の匂いが染み付きそうです…)
コミュニティデザイン学科 3年 冨田恭平
記:柳川 郁生
6/19の活動は午前中大豆植え、午後は新入生歓迎会と、とても充実していました。
まずは大豆植え。8:30から開始!
写真は耕した畑に大豆を蒔いているところです。土を少し掘って大豆を3粒蒔き、平らになるように土をかぶせました。
鳥避け用のネットを張った後、芽がちゃんと出なかった時のために大豆を筋蒔きしました。
大豆は芽が出るまで水やりが欠かせません。
大豆植えの後は畑の雑草抜き、キュウリのつるを支えるためのネット張りをしました。また、野菜のお世話の仕方を先生に教えていただきました。
同じ畑で育てていてもひとつひとつお世話の仕方が違う作物。ちゃんと覚えて元気に育つようにしたいなと思いました。
新入生歓迎会
先輩方に新入生歓迎会を開いて頂きました。まずはウェルカムそうめんで乾杯!キュウリなどの具が入っていて食感が良い贅沢なそうめんでした。
心にしみる味でした。
パエリアやサラダも美味しかったです。
こちらはひょう(スベリヒユ)を調理したもので山形ではよく食べられているそうです。少しぬめりと酸味があり癖になる味です。
ひょうは畑で採れる雑草と知って驚きました。こんなにおいしいとは!今までもったいないことをしてました。
今年もピザを作りました。
チーズのとろけ具合が最高でした。
バーベキューもしました。
会場となった場所には川がありました。水がとてもきれいです。
食後事を楽しんだ後、放課後農芸部で代表交代の際に行われる儀式と今日の感想を発表しました。
まだまだ知らないことも多いけれど、放課後農芸部の一員として頑張っていこう!そう思った1日でした。
記:文化財保存修復学科 1年 風間鈴夏
3月31日木曜日 am9:00~
滝山コミュニティセンターにて、味噌づくりが始まりました。
いつもお世話になっている田中さんにご協力いただきます!
なんと、味噌づくりの参考資料まで作ってきてくださいました。
ありがたいです。
そんなこんなで味噌づくり開始です。
まずは、前日から水に浸けておいた大豆を煮ます。
畑で採れた豆と、
山形県の天然水を使います。
本当は湧き水を使う予定でしたが、辿り着くことができず…
今回は天然水を購入しました。
アクを取り除きながら、3時間ほど煮ます。
待っている間に、昼食の蕎麦の準備です!
田中家の旦那さんに教えていただきながら打ちます。
割れやすく難しいですが、計算が簡単ということで十一蕎麦です。
つなぎと水を加え、捏ねます。
ここでも天然水を使いました。
伸ばして
もっと伸ばして
切って
並べます。
いい感じです!
蕎麦の準備が整ったところで、麹をお願いしていた深瀬善兵衛商店さん
から連絡がきたので受け取りに行きます。
行ってみたい人数人はついて行っても良いということだったので、
私もお邪魔しました。
待っている間に、いろいろな味噌の試食を出してくださいました!
20割、天然、特選、玄米、生姜と蜂蜜を合わせた味噌です。
試食した7人の間では甘い味付けの20割味噌や天然味噌が人気でした。
地元の味噌と似ている味を好きと言う人が多かったです。
自分たちの味噌も美味しく出来てほしいと思いました。
さらに、お土産にと甘酒を頂きました!
たくさんお礼を言い深瀬善兵衛商店さんを後にしました。
さて、滝山コミュニティセンターに戻ります。
受け取った麹を開けてみると、ポン菓子のようなにおいがしました。
麹は、暖かかったです!
実際に見るのは初めてだったので驚きました。
生きている菌ってすごいですね。
わずかに甘い不思議な味がしました。
さて、大豆が煮えました。
たっぷりの水が、ひたひたになっています。
水からあげた豆は、つやつやと光って綺麗でした
いよいよ潰します!
新年会の餅つきで活躍した、杵と臼を使います。
数年前まではビニールに入れみなで踏みつぶしていたそうですが
臼を使った方が格段に速いとのことです。
とはいえ力仕事で大変なので、代わりばんこで潰していきました。
餅つきでの始めの工程を延々と続けます。
杵部隊の負担を減らすため、待機組もすりこぎで応援しました。
潰しきった豆です。
とても味噌っぽくなってきました!
これに山形県産の塩と麹を混ぜ合わせます。
難しい計算は全て田中さんがこなしてくださいました…!
ありがたいです!
樽に詰めこみ、
蓋をして…
記録を付けて…
できあがりです!
お疲れさまでした!!
この日集まった16名だけでなく、豆まきから収穫、麹づくり、水探しなど…
色々なことに沢山の人の頼もしく有り難い協力があって
放課後農芸の味噌の仕込みが終了しました。
あとは、秋の完成を待つばかりです。
美味しい味噌ができますように!
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記:日本画コース 琢磨
そのために必要なお米は毎年高畠産の有機米を使っていたのですが、
これまで豆も、麹も、塩も、水も、
すべて山形産、無農薬にこだわって続けてきた味噌づくりだったので、
あわてて購入できるお店を探しました。
ですがお店にあったのは秋田産でした(T_T)
お店の方に「山形産の無農薬米はないですか?」と聞いてみたところ、
そしてでました!
「購入するならうちを通さず直接「はしもと農園」さんから買ったほうが安いですよ。」
こだわりのひとの損得度外視の優しさ(^_^)/~
ということでこういう時は優しい心に素直につながってみる
ということでさっそく連絡をつけていただき
大江町まで行ってきました!(^^)!
突然のお願いにもかかわらず
必要な7キロに3キロ足して10キロ購入させていただきました。
そしてもくろみ通り(笑)さっそく炊いて食べてみました。
籾摺り、精米したてのお米はほんとうにもっちりみずみずしくて美味しかったです(~_~;)
秋になったらぜひ定期的に購入させていただきたいなと思いいました。
さあそしてこのお米を持ってうかがったのが
(画像撮り忘れたのでHPから転載させていただきました)
毎年ここで味噌づくり用の麹をつくっていただいています。
この日はお母さんみそ先生 の尚子さんが不在だったのですが
お父様が丁寧に麹づくりについて説明してくれました。
そのお話の内容は単なる麹づくりの話にとどまらず、
ときには科学的な解説、ときには深い歴史的な話、
郷土史の話、そして経験に裏付けられた知識や
哲学的な話にもおよび、また新たな生き方の発見でした。
誰かがつくった既成の味ではなく、
一人一人の特徴を生かした持ち味が大切なんだということを
気づかせてもらったのではないでしょうか。
ほんとうに深い深いお話でした。
いつも思うのですが、こういった体験の中で学んできた人、
自然とともに生きてきた人の考えの中には
すべての学問要素が詰まっているんですね。
インターネットですぐに調べられる浅い情報や薄っぺらな知識ではなく、
生き方の中に深く刻み込まれた味がしみこんでいきました。
実はこの170年の歴史の中で
女性たちが大きな役割を担っていたことを学生たちも気づいたようです。
なので最後の最後は学生たちはお母様にいろんな質問をしていましたね(^_^)/~
そんな感じでいつも手伝ってくれている明子さんの存在もありながら、
3月31日の滝山公民館でやっています。
お近くの方、お時間のある方、のぞきに来てください。
記:柳川郁生
豆は夜更け過ぎに 味噌へと変わるだろう
Silent soy, Holy soy
山下達郎さんのクリスマス・イブの替え歌でした!
・・・・・・・
12月24日、私達は沢山のみそ大豆に囲まれながらクリスマスイブを迎えました。
1年かけて行われる壮大なプロジェクトであるみそ作り。
今日は10月に収穫したみそ大豆の殻をむき、豆を取り出す作業をしました。
2ヶ月ほど小屋に吊るされていた大豆はしっかり乾燥したようで、棒で叩くと中身が弾け跳びます。
ちなみにそのまま食べてみると、少し青臭い豆の味でした。炒ると美味しそうですね。
手をふるい代わりにしてみたり、うちわで土埃を飛ばしてみたり…。
地元のお雑煮の具や家族紹介など、パキパキと殻を割りながらおしゃべりにも花が咲きました。
大量の大豆の殻むきという果てしない作業でしたが、みんなで豆を囲めば時間が経つのも忘れてしまいます。
終わる頃にはコロコロした大豆たちが可愛く感じるようになりました。
次回は大豆の選別作業があります。まだまだみそ作りは始まったばかりです!
大豆たちが立派なみそに仕上がるまで、しっかり見届けたいと思います。
記:グラフィックデザイン学科1年 山本友卯花
前年度つくった「放課後農芸味噌」を一つまみいれたので
二樽分の味噌を
みんなで分け合うと
一人3キロ分になりました( ^^) _旦~~
これでしばらく美味しいみそ汁が飲めます(^_-)-☆
そして普通の味噌では物足りなくなってしまいます(;一_一)
自家製の味噌は本当に美味しい\(~o~)/
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記:柳川 郁生
干し柿作りを行った10月25日は、みそ大豆の収穫も行いました。
みそ作りは、1年をかけての盛大なプロジェクト。
今回は収穫編。まだまだ、スタート地点です。
収穫したものは、大豆だけではありません!
こんなに大きくなったさつまいもと、小豆!
さつまいもの苗はちょっと枯れてひょろひょろしていたので、元気にそだってくれるか心配でしたが、たくさん実ってくれました!
小豆は誰が植えたんだろう…?不思議だけど、嬉しい収穫です。
収穫した作物たちを先生の車へ積み、大学裏の小屋へ運びます。
小屋の中につるしてある紐に大豆をかけていきます。
古き良き日本の風景。
大豆は12月まで乾燥させてから、次のみそ作りの工程に移るそうです。
私の祖母はみそを手作りしていましたが、私は今回が初のみそ作り。
大豆を育てることも初めてなので、とてもわくわくしてます。今後が楽しみです。
記:日本画コース 野田