うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2010-06-11

つぶやきカルテ(6月10日)

つぶやきカルテ2010(6月10日)

 今回の「うんどうのオフィスアワー」は、だいち組の子どもたちが喜んで参加してくれるよう「お母さんの手料理作戦」を展開してみました。
 それによってたくさんの笑顔が生まれたのですが・・・・・・

1.どんなことをしていましたか(子)

 こんなデバイスが準備され、今までなかった感覚の出現を子どもたちは楽しんでいました。これは鉄棒のスウィングと同じ感覚で、少しずつ自分のからだを大きく揺れにまかせる感覚が生まれてくるのだと思います。

 今回のデバイスの目玉となりました。お母さん自身がデバイスとなる。そうすると自然と子どもたちが集まってきて、うんどうがはじまります。

ほかにも平均台渡り

 大きなジャンプ台

 ボールアタック?など
 いつもよりちょっとダイナミックにつくられたコースに、だいち組の子どもたちが帰ってきたというような感じでした。

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 今回は、とにかくだいち組のお母さんたちが積極的にコースづくりを進めてくれました。
 すると子どもたちは、つくっているそばから群がってきます。

 「何ができるんだろう?」という感じで

 もう待ちきれないんですね。
 やっぱりお母さんたちがつくってくれたコースには、なにか特別な思いがあるのでしょうね。

 そしてお母さんたちの楽しさも、子どもたちの楽しさと同調すると・・・・・・とても楽しい世界ができてきました。
 なんとなく他人のからだと触れ合うことで、自分のからだの感覚が感じられたりしたのではないでしょうか。残念ながら柳川はそこにまざることはできなかったのですが(笑)

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

 だいぶ楽しいデバイスができてきました。「どんなものを子どもたちが喜ぶのか」ということがお母さんたちに見えてきたからだと思います。
 しかし楽しいということに安心してしまうと、ここから先へ進んでいけません。この「うんどう」の場が、遊園地になってしまうからです。まず遊園地のような楽しさをつくる。そしてそこに「うんどう」というものの意味をつくっていく。そんな次の段階へ進む時が近づいてきたな(ワクワク)と思っています。
 また少しお母さんたちの頭を悩ませることになるかもしれませんが、おつき合いのほどよろしくお願いします。
4.次回のオフィスアワーに向けて

 今回のオフィスアワーの盛り上がりの中で、いろいろと気をつけなければならないことが見えてきました。お母さんたちの中からも、気になるところが感じられるようになってきたと思います。
 たくさんの人たちが体育館にきてくれるようになって、そのへんの事を少し曖昧にしていたことに対して、正直心折れている状態です。
 なので、次回のオフィスアワーの開始の時に、きちんとお母さんたちと心を一つに合わせたいと思います。お母さんたちも、私も、そして子どもたちも、楽しい場をつくろうと思っているはずです。みんなが安心してうんどうをできる場にするために、よろしくお願いします。

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