更新遅くなりました
たくさんの“まなざし”をいただき、
つぶやきたいこともいっぱいあったのですが
いろんなことがあったこの日
どこからつぶやけばいいのかかえって迷ってしまいました
とはいえ、今からつぶやきます
まずはあきちゃんから「せんせい さかあがりをおしえて」というおねがい
「やだ!」という大人げない柳川郁生の回答
もちろんあきちゃんは悲しくなってしまいました
でも、「逆上がり」の簡単なやり方だけを伝えるのは
この時間を大切にする気持ちからできませんでした
なのでこの『うんどうのオフィスアワー』でやっていることを
もっと大事にしてもらおうと思って
逆上がりに必要なレシピを紙にまとめて、あきちゃんにプレゼントしました
この日は特別に
悲しませてしまったあきちゃんだけでしたが
みんなにもここでつぶやきますね
さあまずは
・てつぼうのうえにしっかりとのれること
ピン肘を伸ばして乗れるようになれば
お腹もいたくないし
鉄棒の上も怖くなくなってきます
鉄棒を強く握りすぎると
力が入りすぎて
クルクル回転できません
ゆる~く優しく握るとことも必要です
マットでの前転や
自分のからだを
自分で回転させる“感覚”を
つくります
くるんと後ろにひっくり返り
どっちが自分のおなか側で
どっちが背中側なのか
そして逆さまになっている自分の上と下が
どっちなのかを分かるようにしていきます
柔軟や跳びこえたりする運動のなかで
こんなふうに足が開くようになると
逆上がりのふりあげ脚だって
高~く振り上がるようになります
柳川式の逆上がりは
なるべく力を使わずに
フワッと上がれるようにします
だからこんなふうに
お腹を高くあげられるようにします
タイミングよく
地面をけることも
役に立つことですね
後ろにひっくり返れないと
逆上がりはできません
上手に逆さまになれることも
必要ですね
見えない背中側に倒れるのは
そこに“感覚”が生まれてこないと
怖い行為です
だからバタンと背中から落ちることが
怖くなくなれば
きっと大丈夫です
こんなふうに
たくさんの“うんどう”を楽しみながら
・てつぼうをすきになること
・うんどうをすきになること
それができるようになれば
きっと「逆上がり」も
「後転も」も
「ブリッジ」も
「バク転」も
いろんな“うんどう”にチャレンジできます
もっともっとたくさん大事なことがあります
そしてそれは『うんどうのオフィスアワー』で
お母さんたちの“ねがい”によっていっぱい展開することができます
そんな工夫の素となる動感素材を
たくさんたくさんこの『うんどうのオフィスアワー』の時間に
体験してほしいですね(^_-)-☆
ということでこの日の『うんどうのオフィスアワー』は
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
助走とジャンプのタイミングを合わせ
手をしっかりと伸ばさないと
鈴にとどきませんね
ここも
『走る』『跳ぶ』デバイス
上手く歩幅をあわせて
イメージ通りになわを跳びこせるかな
そして『支える』要素をとりいれれば
「開脚跳び」になったりします
こんなふうに障害物を置いて
ケンケンしたり
膝を高く上げて走ることも
動きの習得には必要なことですね
いつものロールマットもありましたが
りっかちゃんたちには
ちょっと違う運動に
チャレンジしてもらいました☆
この坂道は
滑ったり
転がったり
駆け下りたり
自分たちでいろんなことを選択して
展開していました
そして並んだ
2台の鉄棒
ここでも子どもたちは
自分のやりたい運動を選択して
展開していました
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
お母さんの“ねがい”にこんな思いが込められていました
気づいたかな・・・
しっかりと
手足を伸ばすことで
高いジャンプが生まれます
だからそのために
あとからこんなふうに
手を伸ばして跳びつくデバイスを
つくりました
ここでピンと手足を伸ばせるようになれば
きっと届くようになるんですね
さらには
その感覚が伸びていき(徒手伸長能力)
自分からずっと離れた鉄棒に
届く感覚が生まれてくるんですね
自分の“うんどう”“感覚”の世界を
どんどん広げていくこと
とってもいいですね♡
そして大きなデバイスによってできる集中渋滞も
ちょっと気遣ってこんなバイパスデバイスを
つくったことに気づいていますか?
なかなか子どもたちの志向性をくみ取って
それをデバイスづくりに生かすことは難しいですが
子どもたちの気持ちを一番くみ取れるのは
間違いなくお母さんたちです
2年も、3年も、
いや姉妹を介して4年も、5年もかかって分かりかけたりします
「無理!」なんて”思考停止”をしないで
子どもたちの“うんどう”に“まなざし”を向けて
向きあってください
なにかが見つかるようになってきたとき
楽しいですよ(^_-)-☆
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
今回の展開で
「できない」という違和感
「できそう」という予感
「できた」という実感
そこから「できる」という運動感覚の習得が
たくさん見受けられました
「できない」という一見ネガティブな感情ですが
ぜひそこが気づきの“感覚”のスタート(始まり)と考えてみてください
そうすればきっとチャンスになります
これは柳川郁生の「できない」=「ゴール(終了)」という
小学校までのネガティブ思考の反省からの考えです
そのことに関して語りだすと何時間もかかるので
いつかそんな機会があれば聞いてください
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
あっという間に冬の訪れですが、
体育館は暖かいので
みんな来てくださいね
たくさんのうんどうの中に“ねがい”をこめられるよう
意味を伝えられるよう
デバイスづくり、『うんどうのオフィスアワー』の時間づくりを
していきましょう
よろしくおねがいします