うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2011-09-14

つぶやきカルテ2011(9月 8日)

つぶやきカルテ2011(9月 8日)

 いつも遅くなってしまっている“つぶやき”ですが、オフィスアワーの終わりにちょっとお話ししたように少しみんなと考えたい時期になってきました。

 とはいえ9月15日の後しばらくお休みさせていただきます。

9月22日 大学祭準備のため体育館使用ができません。
9月29日 大学卒業式準備のため体育館使用ができません。

『親子・うんどうの日』を控えて残念ですが、大学行事で使用するため仕方がありません。

 よろしくお願いします。

1.どんなことをしていましたか(子)


 やりたいことがあるので、自分たちで準備です。

 そして開脚跳びに取り組みます。

 やりたいことが見つかって、少しずつ志向体験が始まります。

 ここで展開している『うんどう』というものが少しずつ子どもたちに理解されていっています。


 こんな運動(ボール投げ)も始まりました。

 なんとなく運動のバリエーション(デバイス)がさびしいので、こんなのや

こんなのを追加してみました。

 お母さんたち次回はもうちょっといろいろ試してみましょう、つくってみましょう。

 遠慮はいらないし、うまくいかなくてもいいです。

 そこをフォローするために柳川郁生がいますから……

 ちょっとこんな感じで高くしてあげるだけでも、やる気が出たりします。

 やる気が出ると勢いも出てきます。

 勢いが出ると勢いのある走りが出てきます。

 勢いのある走りが出ると力強い蹴り(ジャンプ)が出てきたりして、こんな風に前転ができてしまったりします。

 そう考えると、そのうんどうづくりが子どもたちに伝わった時に嬉しくなるのです。

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)


 お母さんたちのまなざしがわが子に向けられています。

 お母さんたちのまなざしがわが子の運動に向けられています。


 お母さんたちのまなざしがわが子の運動を応援しています。

 とてもいい“まなざし”になってきたと思います。

 だからここでもっとそのまなざしを深めていきたくなりました。

 そしてもっと広げていきたくなりました。

 深めるというのは、もっともっと運動について考えを深めて子どもたちを誘ってあげるということです。

 広げるというのは、そのまなざしをもっともっとすべてのお母さんたちと共有して、このオフィスアワーに参加しているすべての子どもたちに向けられるようにするということです。

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか


 こつこつと積み重ねた取り組み(準備)が


こんな風に実を結びましたね♡
 こんな風に見事なできばえでなくても

 この助走の長〜い距離だってすごいことの現れです。

 最初は自分に近いところにしか運動の感覚がないのに、デバイスまでのこの長〜い距離に運動の感覚をもてるようになったということなのです。

 伸長化能力
のひとつで、自分の感覚が自分の身体の外にまで伸びていき、ずっと先の運動につながっているということです。

 そう考えると場を広く使うということもとても大切です。

 子どもたちはずっと先のデバイスに感覚をつなげて、助走の最初の一歩を踏み出すのです。
4.次回のオフィスアワーに向けて

 一人一人のお母さんが、わが子のために、みんなのためにデバイスを考えてみましょう。

 一人で考えつかなかったらだれかと相談してみましょう。

 相談する人が見つけられなかったら柳川郁生に相談してください。

 でも一番の相談相手はわが子ですよ。
 「なにがしたい?」なんて具体的なことを聞くんではなくて、「どんなことがしたい?」とちょっと抽象的な聞き方をしてあげて、それがどんなことなのか一緒に考えてあげてみてください。

 「なにがしたい?」「鉄棒」ではなく、
 「どんなことしたい?」「ぶらんぶらん」「じゃあ、どうしようか?」「ロープをぶら下げて……」「高いところにつかまって……」「鉄棒もいいかも……」なんていろんな運動が見つかってくるはずです。

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