うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2011-11-16

つぶやきカルテ2011(11月10日)

つぶやきカルテ2011(11月10日)

 ただいま11月16日 午前0時26分。

 日付けも変わったので前書きはほどほどに本文へいきます。

1.どんなことをしていましたか(子)


 いろんな行事が重なりゆっくりのスタートとなりましたが、少しずつみんなが集まってきました。


 前回に引き続きこんなデバイスが登場しました。


 いい感じのジャンプですね。

 ふみきり板のけり方をなんて思っていましたが……

 子どもたちは逆に外して跳びたいということでした。

 これぐらいの高さだと子どもたちにとっては自力で上がれちゃうんですね。


 こんな運動にもコツコツと取り組む志向性が生まれていました。


 『手で止まるんだよ』なんていう動きの工夫を伝えると、ほら!ちゃんと理解しています。

 運動の感覚を感じることができる“動感”が生まれてくると、自分の動きを工夫することができるようになります。

 だからこんなふうに跳べるようになっちゃうんですね。

 それから今回は先輩(卒業生)の登場もあり、刺激を受けたのか

 なんだか自然と体操道場みたいになりました(笑)

 それぞれがいろんな取り組みをしながら

 少しずつ『倒立』の感覚へ

 ちかづいていきます。

 そしていろんな工夫ができる“動感”をもっているから、ちょっときっかけのヒントを伝えるとこんなふうに「!」発見できます。

 こんなふうに運動が‘分かる’と「やったー!」って感じで楽しいんですよね♡

 そんなことをだいち組の女の子たちはとっくに知っていて、
もう志向的な取り組みを自力で展開しています。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 かおるさんが、
なぎくんが倒立のピンと伸びる感覚をつかんだ瞬間に居合わせられて嬉しかった……
オフィスアワーの醍醐味ってこれかな!(^^)!と思いました……
なんて書いていましたがまさにそうなんですね。

 前にも言ったと思うんですが、
「あれ?できちゃった」「お!分かった!!」「やった〜!!」
なんて瞬間に居合わせたことを、
運動学の人たちは“現行犯を捕まえた!”なんて言って、
これに幸せを感じているんですね〜♡

 それからせれんちゃんなおりさんが、こつこつといろんな“うんどう”を展開していますね。

 ぜひぜひ自然とほかのほし組の子どもやお母さんたちもいっしょにやってみると、次へとつながる展開になるかもしれませんね。

 なんかそんなふうに思って見ていました。

 でも二人っきりの雰囲気も大事なので、あくまでも自然とそうなるといいなということです。

 あとひでこさんにも話したことと関連してですが、

前回の『芸術と子ども』のワークショップの感想で、

「私たちは(うんどうのデバイスで)直接的な結果をつくるんではなくて、そこへ至る過程(プロセス)を促しているんだ。」
というようなことに気づいた学生がいました。

 それをわかってくれたことにちょっとびっくりしてしまいましたが、とても嬉しかったです。

 ぜひそんなふうに考えてみて、いま結果を出そうと思って子どもたちに「やりなさい」というのではなく、やっぱり寄りそいながらその過程(プロセス)を一緒にたどっていくのがこのオフィスアワーかななんて再認識しました。

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

 今回はもう「1.どんなことをしていましたか(子)」に書いてしまいましたね。

 みんなそれぞれの課題をもって取り組むのが今年の子どもたちの特徴かなって感じです。

 お母さんの“まなざし”と子どもの“志向性”。
 う〜ん、深い研究課題ですね。

4.次回のオフィスアワーに向けて

 無理なく、あっさりとブログアップする予定だったのですが、
もうすでに深夜2時が近づいています。

 次回の課題は楽しいオフィスアワーと、無理のないブログアップですね。

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