うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2012-01-26

つぶやきカルテ2011(1月19日)

つぶやきカルテ2011(1月19日)

 つぶやきたいことはあるけれど時間がない。

 時間がないけれどオフィスアワーに来なかった人にも伝わるようつぶやきたい。

 ということでただいま1月26日午前0時15分……少し手抜きでつぶやきます。

 
1.どんなことをしていましたか(子)


 先週に引き続き「支える」感覚のデバイス


 その先は

 登って降りる「跳ぶ」感覚(?)のデバイス

その先は……?

 そして跳び箱をしたり

 鉄棒をしたり

 側転をしたり
 それぞれお母さんと対になりながら「運動」に取り組んでいました。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 最近の「うんどうのオフィスアワー」の傾向は、お母さんと子どもがひとつの課題を通して強くつながりあっているということです。

 

 そんなことを利用すると
こんなふうに運動に変化や刺激を与えることができたりします。
 まあそんなことを見守っていたら、なんだかデバイスのひとつひとつが孤立してしまいました。

 それでもこの場が成り立っているのは、お母さんや子どもたちの志向性や意識のレベルがとても高くなっているからだと思います。

 でもそれではこれから育ってくるお母さんや子どもたちにとって優しく開かれた場にはならないのかもしれないと、ちょっと心配になりました。

 で、次回は“みんなで楽しめる”をテーマに展開してみましょうと提案させてもらいました。

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか


 子どもたちの「怖い」には理由があります。

 鉄棒は「支える」感覚がないと上にのった時に不安定で怖かったり、おなかの肉がつぶれて痛かったりします。

 だから「支える」という感覚をどこかで体験するといいのです。

 「肘を伸ばしてしっかり支えなさい!」と教える(指導する)のではなく、
さまざまな「支える」感覚の運動を展開しながら鉄棒の上に子どもたちを連れてきます。

 そうすると鉄棒が怖くなくなったりするんですね。

 だから鉄棒だけを練習したり、跳び箱だけを練習したり、サッカーだけを練習したり、○○だけという取り組みをするのではなく、もっともっと感覚の世界を広げてあげるのがこの時間の展開において大事なことだと思っています。

4.次回のオフィスアワーに向けて

 いろんなことを探りながらこの時間をつくってきました。

 いつまでたっても正解は出てきません。

 それはきっと工夫し続けているからだと思います。

 能力主義の生産性を求めるのであればこの場を「運動教室」にすれば良いでしょう。

 でもそれよりももっともっと深い世界をつくりたいと挑戦しています。

 そのために本気で“愛のまなざし”の可能性を信じています♡

 次回もよろしくお願いします。

 ……深夜1時過ぎのお願いでした。

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