訳があってきのうは0歳の誕生日でした。
そこでお母さんたちから情報を得て、その記念に山寺へ行ってきました。
優しくしてくれるみんなのおかげで、また少し力(やる気)が湧いてきました。
「めんどくさい」のつぶやきを封印して、優しくつぶやきましょう♡
1.どんなことをしていましたか(子)
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、
共有するコーナーです♡)
この山をきっかけに“うんどう”の世界に入ってくる子どもたちもいます。
それからこれは子どもたちにわかりやすい“うんどう”への入り口になりますね。
さあ、ここからどんな運動感覚(キネステーゼ)の世界へ誘っていくのか、それがこの「平均台」や「山」の課題になってくると思います。
そのあとにはこんなふうに 跳び箱の頭をならべて『跳ぶ』感覚のデバイスをつくりました。
今日は参加人数が少なかったので、少しお母さんたちを集めて「ヨイショ!、ヨイショ!」と『跳ぶ』感覚と、「トン!、トン!」と『跳ぶ』感覚のどちらに“ねがい”をこめるのか……そんな話をしました。
ジグザグに『走る』感覚のデバイスがつくられていました。
見てください!
ほら!
だんだんと!
からだを傾け、腰からきれこむようなカッコいい走り方が発生してきています。
このジグザグのようで実はまっすぐ走りぬけることができるマットの並べ方が、とってもいい感覚を引き出してくれているのです☆
……分かります?
そして「山」に向かって走ります。
デバイス全体の流れが生まれてくると、ここをかけぬけて山へつなげる感覚を感じることができるようになってきます。
子どもたちはそれを自然に感じとっていくのです。
じっくりと、じっくりと……
『跳ぶ』という感覚をもっと増幅させたいと“ねがい”、こんなふうに踏みきり板をならべ
よこに張ったゴムテープを跳びこえます。
トン!トン!トン!と跳んだ感覚を、ダイナミックなジャンプへとつなげていきます。
体の中に生まれたリズムを、次のジャンプへつなげていくのです。
このからだの中に生まれてくるリズム(運動リズム)や、
その流れであるメロディー(運動メロディー)を感じとって欲しいので、
こども芸大で展開する“うんどう”の時間にはあえて音楽を使わないで、
子どもたちの声、からだの声が聴こえるようにしています。
でも、リズムのような時間があってリズムやメロディーの心地よさを感じるのも大事だと思っていますよ♡
それからこんなふうに鏡を置いたりして
もう一つ『跳ぶ』デバイスをつくっておきました。
意図したわけではありませんが、きょうはこの『跳ぶ』という運動の中に一つの発見がありました。
あえてデバイスの中心には、コースから外れて鉄棒が置かれています。
この(たぶん)「しっかり腕とからだを伸ばして鉄棒にとびついてほしい」、「偶然生まれるスウィングの気持ちよさを体験してほしい」というお母さんたちの“ねがい”が子どもたちの運動をカッコよくしてくれています☆
ほら!
とびついたときのからだを伸ばした姿勢☆
つながっていると思いませんか!
今同じ技はできませんが、そこへつながっていく感覚は、今つくられているかもしれません。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(初めてのお母さんたちへ:ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、
ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
まちこさんの“まなざし”に「感じ」ということばや、「感覚」ということばが生まれてきました。
それって単なる頭の理解ではなく、ゆみえちゃん自身の感覚が生まれてきて、
それをまちこさんが「感覚」し、「感じ」られるようになったのではないでしょうか。
ほし組からたいよう組、たいよう組からだいち組と子どもたちの“うんどう”が豊かになってくると、
お母さんたちの“まなざし”も深くなってくるような気がします。
だからまだまだことばが足りなくても大丈夫だと思います。
実際に体験してみること、子どもの顔を真正面から見てみること、応援してみること、
そんなことを通してまずはなおりさんの言う『言葉にまだできずにいる「気づきの感覚」』を
感じられるようにしてみてはどうでしょう☆
学生たちにも言っています。
スケッチ(“まなざし”)にウソは書かないように。
最初は描けないけど、それは見えていないということで間違いではないよ。
でもだんだんと見えてくると描ききれないぐらいいろんなことが分かってくるから。
すると直感でものごとを感じることができるようになってくるよ。
だから今は描けなくても大丈夫だから……と。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(初めてのお母さんたちへ:ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
今回ふと気づいたことは、『手(うで)』です。
トン!トン!てジャンプを
高いジャンプへ引き上げる時
もっともっと高くジャンプしようと思ったとき
離れたマットへ跳びのろうとするとき
急斜面を登るとき
手(うで)がとっても大事な働きをしています。
ジャンプをするのも、よじ登るのも、からだ全体が協調(協応)しているのです。
そしてこの手の感覚が
本人も見ている人も
ヤッター!!
となるんですね♡
何度も何度もデバイスの中で同じことを繰り返しているようで、
子どもたちはなにか違う感覚を発見していきます。
だから何度も何度もデバイス全体を繰り返します。
だってなにか違和感のようなものを感じられるようになると、
やがて次は……♡という予感のようなものを感じられるようになってきます。
するともっともっとやりたくなるはずなんです。
だからきっとそれに気づいた子どもは、夢中になって“うんどう”してくれると思います。
4.次回のオフィスアワーに向けて
(初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
気がつけばだいち組の子どもたちはあこがれの存在になる時がきたようです(笑)。
少しずつダイナミックなこと、テクニカルなことも取り入れていってもいいかもしれませんね。
ただあまり高度なテクニックや課題で感覚を固くしてしまうと、
それを解消するのが大変ですから、
やわらかく、柔らかくいきましょう!
よろしくお願いします。
ちょっと今年は速いペースであやしさがアップしているかもしれません。
2年目、3年目のお母さんたち、フォローをお願いします(^_-)-☆
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