うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2014-05-05

つぶやきカルテ2014(5月 1日)

 いよいよ始まりました☆ 

 

 

ひさしぶりの体育館でしたが、みんないつも通りの勢いで登場してくれました。

 

そんな雰囲気に、初めてのほし組の子どもたちも臆することなく遊んでいます。

 

走ったり、肋木に登ったり、体育館を好きになる準備が始まりました。

 

お母さんと過ごす時間もイイ感じで流れていますね♡

  

これからまた新たな一年、よろしくお願いします。

 

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

  

 まずは凸凹道から始まりました。

 

なんとなくコースへ誘うには

わかりやすいデバイスですね。

  

 

 

 

 

  そして『支えて』登るデバイス。

 

 初めのうちは渋滞しますが、

この時間を繰り返すうちに段々と子どもたちは、

自分たちのペースやスペースをうまくつくっていきます。

 

 そのへんの変化も楽しみです。 

 

 

 『跳ぶ』デバイスです。

 

 ほし組の子どもたちもつられて跳び下りていましたが、

まだまだ慎重でも構いません。

 自分のうんどうの感覚をもっている子どもは、

じつは慎重に“うんどう”と向き合っていったりします。

 

 そしてこのデバイスで大事なことは、高いところから跳び下りることではなく、全身をつかって動くということです。

 脚だけではなく、手や背中、視線や膝のやわらかさなど、

さまざまな運動の感覚です!

 この跳び方にはそんな感覚の発生が感じられますよね。

 

 

 跳び下りた後のマットは、

弾むエアーマットをつなげてみました。 

 

 自然と軽やかなステップを生んでくれたり

 

 

 

  

 

  さらにジャンプが発生したり

 

 

 

 

 

 

 

 

  もっとダイナミックに動きたくなったり、

 

 ここでもさまざまな“うんどう”が始まりました。

 

足から脚へ、手から腕へ、

そしてうんどうがからだいっぱいに広がってくると、

いろんな“うんどう”が生まれてきますよ(^_-)-☆  

  ここは坂道スライディングでしたが

 

 

 

 

 

 

 

 

  子どもたちはそれぞれ自分で楽しい“うんどう”を見つけてくれていました。

 

 いずれ全身をピ~ンと伸ばし、

ギュッと締める感覚がついてくると、

スライディングの気持ちよさを楽しめるようになります。

 

 

 

 それまでに横転がりなどで全身をピ~ンと伸ばし、

ギュッと締める感覚をつくっておいたっていいんです。 

 

  ここはトンネルくぐりのデバイスです。

 

 手や足の全身を協応させること、

しっかりとした『支える』腕や背中の感覚を発生させることなど、這い這いや四つ足にも大事な運動の感覚要素があります。 

 

 

  

  ここは『ぶら下がる』そして全身を使って『振る』感覚のデバイスです。

 

 そして実は『跳ぶ』感覚が、

お母さんたちの“ねがい”でもあります。

 

 しっかりと腕を伸ばして鉄棒まで自分の感覚が伸びるようになると、ジャンプができて、鉄棒をつかむことができます。

 

 

 その感覚が生まれるまでは、そっと手伝ってあげたり、鉄棒の下をすり抜けていくのを見守ってあげたりしていていいんだと思います。 

 

 なんとなく自然とこなしていたデバイスですが、

感覚の積み重ねがあって楽しんでいたものでしたね(@_@)

  はじめてのほし組の子が怪我してしまったことが残念です。

 

 でもこのデバイスを楽しめるよう、ちょっとはじめのころの“うんどう”を思い出してみることも必要ですね。 

  

  小さな鉄棒も『ぶら下がって』、『振る』ための準備にもなります。

 

 だいち組の子どもたちを見ると「前回り」なんて思ってしまいますが、まずはぶらんと自分のからだをあずけられるようになればいいかな♡ 

 

  

  そしてこんな何気ない場所でも、

しっかりと“うんどう”と向き合う姿が見られました。

 

 たまたまできたこんなデバイスとデバイスのすきまも、

“うんどう”する子どもたちにとっては意味のあるものだったりします。 

 こういうところで油断できないんですね。

 

 でも、お母さんたちのおかげで楽しいコースができたのではないでしょうか。

 

子どもたちはみんなコースの中で楽しく笑顔を見せてくれていたように思います。

  

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

ほし組のお母さんたち、まずはわが子の“うんどう”に寄りそってあげてください。

 

 デバイスつくりは、

しばらくだいち組やたいよう組のお母さんたちを中心にやってもらいましょう。

 

 でも一緒に参加するといろんなことが見えてきますから、余裕があるときはぜひ……(^_^)

  初回からちょっと怪我もあったりして迷いも出てしまいましたが(私自身も落ち込みます)、

まずはわが子に“まなざし”をむけて、わが子の好きなこと、楽しいことを見つけてあげてください。

 そうしているうちにきっとつくってあげたいデバイスが見つかってきたりします。

 

 今の段階でなかなかお手伝いできなかったりすることは、

だいち組やたいよう組のお母さんたちも経験済みです(^_-)‐

 

 

 最初からフル参加を目指さなくても大丈夫です( ^^) _旦~~

子どものペース配分はきっとお母さんがいちばん分かっているはずですから、

近所の公園で遊ぶくらいの気持ちで来てください。

 

 そして心配だったらわが子の様子を一緒に眺めながら、柳川郁生とおしゃべりをしましょう。

 

 よろしくお願いします♡

 

  でもこんなベテランのようなサポートのできるお母さんの姿もありました。

 

 ひっぱったり、おしたりして、

子どもをのっけるのではなく、

さりげなく支え(サポート)になる。

 

 これができるなんてちょっとスゴイ!!

  

 どんなふうに声をかけたり、どんなふうに接したり、どんなふうに見守ったり、

わからないことがいっぱいあると思います。

 

 子どもたちだって、お母さんたちだって、初心者だから仕方がありません。

 

 

   あゆみさんのように、一年ぐらいたつとデバイスの和のなかに優しさが見えるようになってきます。

(スイマセン引用シチャイマシタ<m(__)m>)

  こんなふうに感じられるまではきっと時間がかかります。

 

それはひとまかせにしないのがこの『うんどうのオフィスアワー』だからです。

 

 子どもたちの成長とともに一年ぐらいたつと、

お母さんたちの中にそれぞれなにか見つかるかもしれません。

 

 そんな発見をみんなで共有していくのがこの『うんどうのオフィスアワー』です。

 

 ぜひぜひおつきあいください。

 

 3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 くどくどと語ってしまいましたが、そんななかで子どもたちにもさまざまな変化が現れます。

 

手を見てください!

 

ギュッと踏んばっている感じが伝わりますよね。

 

 すっごくひたむきで、

真剣な“うんどう”の様子が見てとれますよね。

 

 

 

 

 

  そしてしっかりと『支える』手です☆

 この手のひらと肘と肩の上にスッと体重をあずけられるような『支え』の感覚が生まれてくると、高いところへ気持ちよくあがれるようになります。

 

 

 

 

 

 

 すると鉄棒の上だって、跳び箱だって、マットの上の逆立ちだって、

いろんな感覚へと広がっていきます。 

  

 そんなことがじつはこんなところで始まっていたりします。

 

 這い這いでしっかりと手のひらをひろげて進めるようになってくると、自然と『支える』感覚が生まれてきます。

  そして這い這いから4つ足へと展開することで、さらに体重を手や肩にのせて進む感覚も生まれてきます。

 

 

 とってもイイことですよね♡ 

  いろんな運動の感覚体験が子どもたちの動きをつくっていきます。

 足でジャンプしているのですが、手やからだもジャンプしています。 

 

 

 

 

 


 腕の様子を見てもらえるとわかりますが、

こんなふうに全身身を使った跳び下りが

 

 

 

 

 

 

 

こんな全身を使った動きへとつながっていくんです。

 

 

 

 

 

 

  

これからも子どもたちには、

たくさんの運動感覚(動感素材)と出会ってほしいですね(^_-)-☆

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

 

やはり♡初心者♡も多いということで安全面には愛を注ぎましょう!! 

 

 

そして次回もこんな感じで、

ゆったりとした時間が流れてくれるといいですね( ^^) _旦~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“うんどう”は合目的的(楽しく)、経済的(楽に)でなければいけません。

 

 どうすればもっとやりたくなるのか?

 どうすればもっと頑張らないでできるのか?

 

 そんなことをみんなで探っていきましょう\(~o~)/

 

 ・・・・・う~ん(-_-)/~~~とここまでつぶやいて正直言いたいことが伝わったのか不安です。

 

 ですから一年かけて、二年、三年かけてお母さんたちと、子どもたちと、

向きあって取り組んでいきたいと思っています。

 

 これからよろしくお願いします。

 

 (不安だと文章量が増えてしまう柳川郁生より)

 

 

 

 

 

 

 

 

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