2026-06-10

6/9勉強会『せいで、おかげで‼︎』

こんにちは‼︎ 放課後農芸です‼︎

6月上旬。雨が多くなってきました。

もしかして、梅雨入りですかね?

 

雨が降ったせいで、ジメジメして最悪……。せっかくオシャレした髪型が、シナシナに‼︎(最近の私です。)

でも、雨が降ったおかげで、畑は水分を摂取できる。

 

せいで」「おかげで

何気なく日常で使う、この接続詞。

これが今回の勉強会のテーマです‼︎

 

 

 

さぁ、まずはチーム分けです。

誕生日順に並んで…

元気よく番号をカウント‼︎

同じ番号の人と、チームを組みます。

 

チームを組んだら、農芸おなじみ、模造紙を準備します‼︎

 

 

私も2年生になってから、

みんなで書き込むというのは、本当に重要だなぁと

今まで以上に思うようになりました。

 

手書きというのは、思った以上の情報が詰まっています。

字体や内容から書いた人の性格が

透けて見えてくる。

仲間の書いている姿を目の前で見れるので、自分がどのスピードで書いてあるか、スピード感も把握できる。

 

なにより、この書き込んだ紙を見ると

一緒に書いた仲間の顔を思い出せます。

 

逆も然り、仲間の顔を見ると、

その人が書き込んだことも思い出せます。

 

みんなで仲良くなる方法の一つとして、

何かを書き込むというのも

アリかもしれませんね‼︎

 

前回やった「モモ会」のように

時間をかけて、手間をかけて書いたものは

人間らしさが宿り、人の心をグッと動かすものになるというメリットも、もちろんあります。

 

(モモ会をご覧になってない人は、こちらからどうぞ‼︎↓)

6/2勉強会『モモ会‼︎』

 

そして、私は

「人が頭を使って、一生懸命書く姿は

素晴らしいな‼︎」 と思うのです。

 

人が、手間をかけて、文章に

人間らしさ・個性を吹き込む。

 

まさに、文章が作品としてになる瞬間です。

みんなで書き込むこのスタイルは、

これからも続けたいなぁ。

 

またも文芸の一人語りになってしましました💦

さて、本題に戻ります‼︎

 

今回は、連想ゲームのように

決められたお題に「せいで」「おかげで」をつけて、

言葉を書き込んでいくものになります。

 

今回のお題は、「畑で野菜を育てた」です‼︎

 

つまり、「畑で野菜を育てたせいで」と「畑で野菜を育てたおかげで」の

2つのパターンで考えていきます‼︎

 

 

 

 

最初は、「畑で野菜を育てたせいで」です‼︎

ネガティブに、マイナスに考えて、言葉を繋げていきます。

 

 

 

 

 

さぁ‼︎ 各班以下のようになりました‼︎

この班では、畑で野菜を育てたせいで、

最後寂しく孤独死してしまう衝撃のラストへ‼︎

 

こちらは、闇バイトに手を出してしまった後

逮捕されてしまいました💦

 

こちらは、じわじわとネガティブなことが起き、最終的に

心が折れてしまうエンドへ……。

あぁ…という掠れた声が周りから聞こえてきました。

 

こちらは、人を辞めて吸血鬼になったはいいものの、

最後は日光を浴びて灰になってしまう結末へ……。

 

こちらは、またすごいですね‼︎

今までとはスケールが違います。

新人類vs旧人類による戦争を始め、食糧難にまで陥ります。

もう二度と元には戻れない苦しさを背負ったエンドになりました。

 

どのグループも、ネガティブかつマイナスで、

とっても辛くて苦しい内容になったと思います。

 

さぁ、ネガティブに考え切ったところで

次は「畑で野菜を育てたおかげで」です‼︎

ポジティブに、プラスに考えて、言葉を繋げていきます。

 

こちらは、畑で野菜を育てると彼女ができる飛躍っぷり‼︎

やがて、カップルyoutuberで農芸を全世界に発信したおかげで、

全生物で畑の勉強会をするという結果になりました‼︎

 

こちらは、おいしい野菜を食べたおかげで

パフォーマンスがアップし、イケメンとのデートが確定→Very Happy❤️

やがて、地球の大地主になりました‼︎

 

こちらは、畑の野菜で食費を節約できたおかげで、

少しずつ出世‼︎

スーパーエリートで、起業し、新しい国を作ったおかげで、戦争がなくなり、地球の長となりました‼︎

すごい‼︎

どの班もそうですが、内容が濃く、本ができますね笑

 

こちらも畑で野菜を育てたおかげで、戦争がなくなりました‼︎

そして、とうとう惑星まで買ってしまいます‼︎

そして、世界が平和になったおかげで、「遠回りこそが俺の最短の道だったことに気づく」だそうです。

ジョジョが好きな人がいたんでしょうか笑

 

世界が平和になった後にそのことに気づくのが、なんか痺れますね‼︎

 

こちらは、最初は健康寿命アップから始まりました‼︎

そして、お肌ツヤツヤになったおかげでどんどんメディア進出。

最後は、解脱して花壇を作るようです笑

 

めちゃくちゃ極まっとる‼︎

畑で野菜を育てたおかげで、この領域までいけたらマジですごいですね…。

 

どの班もそうですが、

稼いだお金は己のためではなく、

世界のために使ったり、食料に使ったりするところが

放課後農芸の優しさが出ているのかなと思います☺️

 

 

 

さぁ、まとめです‼︎

冒頭でも言いましたが、

せいで」は、「おかげで」に捉え直すことができます。

 

例えば……

課題が忙しい「せいで」あれもこれも出来ない‼︎

しかし、課題が忙しい「おかげで」と捉えれば

あれもこれも取り組めている‼︎

こんなことに気づいた‼︎など

視点はガラッと変わります。

この視点の変わり方を、学んでほしいのが今回の目的です‼︎

 

 

ネガティブで、マイナスな「忙しい」を口にしていると、

時間だけにこだわってしまい、

『モモ』の灰色の男たちの思うがままになってしまうでしょう。

きっと、フージー氏も「こんなことをしているせいで俺の時間が……」と

考えていたのかもしれません。

 

てか、「忙しい」って心を亡くすって書きますもんね‼︎

(りっしんべん→心)

忙しい忙しいと言うと、灰色な生き方になるのも……。

 

「忙しい」

私たちがよく言うこの言葉。

この本質を、一度見直すきっかけになればいいと思います‼︎

 

今回は、前回習ったモモを活かした

勉強会でしたね。このように毎週毎週、みんなで思考を深めて、

学びを積み重ねていくのが勉強会です。

そのため、どこかの回を「忙しい」という理由で簡単に休んでしまうと

その思考が止まってしまいます。

みんなで最後まで走り切れるようにしましょう‼︎

 

さて、これで

『せいで、おかげで‼︎』の回は以上です‼︎

まだまだ勉強会は面白くなります‼︎

ぜひ次の投稿もお待ちください☺️

 

時間100、「おかげで」100、見直し100で

また会いましょう‼︎

————————————————-

東北芸術工科大学 芸術学部

文芸学科 2年 千葉 優心

————————————————-

2026-06-03

6/2勉強会『モモ会‼︎』

こんにちは‼︎ 放課後農芸です‼︎

あっという間に6月。

学生にとって、そろそろ課題やサークル活動などで、

スケジュールが立て込み始める時期だと思います‼︎

 

そして、7月ごろには

試験やレポート課題で

前期のピークへ。

 

思わず、「忙しい‼︎」「時間がない‼︎」「試験やばい😢」といった言葉が

口をついて出てしまう人もいるかもしれません。

 

皆様を焦らせ、困らせる時間という概念。

本日のテーマは、「時間の使い方」です‼︎

 

さっそく、この本を読みます‼︎ ↓ ↓ ↓

 

ミヒャエル・エンデ『モモ』(大島かおり訳、岩波書店、1976年)

 

なんと、今から50年前に発行された本です‼︎

このブログのタイトルにある「モモ」とは、この本のことを

表していました‼︎

 

毎年恒例、この本の第六章「インチキで人をまるめこむ計算」を

みんなで仲良く輪読していきます〜。

 

 

 

 

 

六章の大まかなあらすじだけ、書いておきます。

(あらすじは灰色の文字にしておきました‼︎

ネタバレが嫌な人は、お手数ですが、そこだけスライドしてください。)

↓ ↓ ↓

 

 

 

 

床屋のフージーのもとへ、時間の価値を取り扱う不思議な灰色の男が突如やってくる。

時間貯金銀行から来たと告げ、フージーに時間の大切さを説いた。己の人生に満足していない

フージーは、灰色の男の話にのめり込んでいく。今まで浪費した時間の合計を知った後、

激しいショックを受けてしまう。灰色の男は、無駄な行動は控え、時間を節約するように助言する。

フージーは取り憑かれたように、時間を倹約するようになってしまう。やがて、大都会にまで

時間の倹約の考えが広まり、貧しく無愛想な人で溢れかえってしまうのだった。(244文字)

 

 

 

 

といった感じでしょうか‼︎

 

大きな声で、ゆっくり、丁寧に

物語を読解していきます。

 

 

まるで文芸学科の講義みたいです笑

文芸の私も、いつも以上に集中しました‼︎

 

ちなみにですが…

作品を正しく読解するコツとして、

因果関係に注目してみると良いですよ‼︎

 

因果関係というのは、つまり

あること(原因)が、別の出来事(結果)を引き起こすという

考え方です‼︎

 

今回で例えるなら…

フージーにはこんな過去・考えがあったから(原因)

灰色の男たちの言う通りにしてしまった(結果)

 

……みたいな感じですかね‼︎

 

結果だけを読み取ると感想文に、

原因を追求すると批評に、

作中の因果関係を、別のデータを用いて

新しい視点を生み出すと書評となります‼︎

 

長くなりました💦

ちょっとした豆知識ですので、どうぞ

ご活用ください。

 

さて、読み終えたら

200字ほどで感想を書き…

グループに分かれて、お互いの意見交換です‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、「ワールドカフェ」という方法で

メンバーをシャッフルしながら

色んな人と話し合いました‼︎

 

みんなの感想・意見を一部抜粋し、まとめてみました‼︎

↓ ↓ ↓

 

・スマホに囚われている現代人みたい。動画の2倍速視聴とか。

 

・灰色の男たちに怒りが湧いてくる。

時間に怯えるために人生を過ごして

いるわけではない‼︎

 

・時間を無駄にしていないか、空いた時間をどう扱うかが

重要だ。時間への責任を持つべき。

 

・無駄な時間ってほんとに無駄なの?

もうちょっと突き止めてみる方が良さそう。

 

・無駄な時間を削るより、どこの時間を大切にしたら

幸せになるか考えよう。人生は、無駄を減らすゲーム

じゃない。

 

・目に見える豊かさと、見えない豊かさ(心の豊かさ)は

別物だと思う。

 

・時間とは本来目に見えないもの。それを、手に負えると

思うのは勘違いである。人間の作った概念に囚われては

いけない。

 

・時間は、麻薬。

 

・よそ道(無駄なことをする)の時間が

楽しいんだよな。

 

・時間は前向きに捉えよう。

すると、灰色の男の手には乗らなくなる。

 

・契約はきちんとしよう。

 

・この貧しく痩せ細った都会の

芸術分野がどうなっているのか気になる。

 

・最近は、安くて時間もいらない飲み物が自販機で買えてしまう。

だが、自分で豆をひいて、コーヒーを淹れると、モモ会の時間の価値を

思い出せる。他の人から見たら無駄でも、自分にとっては時間の

価値を思い出せる大切な「何か」がみんなにもあるはず。

 

…ずいぶん色んな意見が

出ましたね‼︎

 

話し合いでは、

フージーを、自分の姿と重ねて

時間の使い方を見つめ直したり、

昔話と決めつけず、現代と結びつけて考えたり、

人が豊かに生きるにはどうしたら良いのかを熟考したり、

一人一人、さまざまな視点で

『モモ』を読解しました。

 

1年生は、無論初めて読んだ人がほとんどで、

自分への教訓として考えてる人が多かったです‼︎

 

2年生以上では、去年の自分がどんな考えを出したのか振り返る

人もいました。

 

私個人の意見として、

時間が麻薬という考え方が面白い!と思いました。

確かに、時間ってあればあるほど最高ですが、

ない時は本当に息が詰まりそうですもんね…。

 

 

さて、まとめです‼︎

この『モモ』にもある通り、

生産性や効率、合理性に執着すると、

人が豊かに生きるための重要な時間を

どんどん削っていってしまいます。

 

確かに、

みなさんがプレゼンやレポートで

データを見せる時のように、

数字には、とてつもない説得力があります。

 

しかし、数字を追うだけでは人は豊かに

生きられません。

 

時間を節約しようとして

さらにイライラしたり、ケチケチしたりするようになってしまいます。

 

殺風景な都会に、無愛想な人々。

まさに、灰色。

 

大切なのは、時間だけに囚われないこと。

無駄な時間もあって良いのです‼︎

 

そしてもう一つ。

無駄を省いたものは、

AIが生成したもののように、

どこにも「人間らしさ」を感じなくなります。

 

人間らしさを再び感じるには、

人の無駄と手間が必要です。

 

他の人から見たら無駄であっても、

自分にとっては豊かな無駄が、人の心を動かしていく。

 

 

つまり、無駄な時間🟰手間🟰人間らしさ‼︎

というわけです‼︎

 

これは、アートやデザインでも同じことが言えますね‼︎

一つの作品にかけた手間や時間は、作品を見る人の心を大きく

惹きつけます。

 

例えば…

文芸での私たちの生活の中にも、

データよりも手書きの方にパワーを感じることが多いです。

デジタルの漫画原稿より、アナログの漫画原稿の方が、

輝いて見えることがあります。

 

人の心を動かし、その人全体を豊かにするのは

『モモ』であるところの「無駄」であり、「手間」であり、

「人間らしさ」であると私は信じています。

 

 

 

 

 

 

↑ちなみに…

放課後農芸創立時のシラバスです〜。

 

 

最後に、冒頭でも言った

「忙しい」「時間がない」などが日頃から口に出てしまう時、

時間だけに囚われていないでしょうか?

 

「そんな活動に参加するくらいなら、課題をやった方がいい」と

合理性だけで判断してないでしょうか。

 

時間の使い方とは、いかに合理的に時間を使うかではなく、

人間が豊かに生きられるかどうかに使うということだと思います‼︎

 

前回に引き続き、とても濃い内容でしたね‼︎

これにて、『モモ会』の回は以上になります‼︎

 

さぁ、勉強会も

どんどん盛り上がってきました🎵

次回の投稿もお待ちくださいね‼︎

 

時間100、手間100、無駄100で

また会いましょう‼︎

 

————————————————-

東北芸術工科大学 芸術学部

文芸学科 2年 千葉 優心

————————————————-

 

 

 

 

 

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