うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
*
2010-11-22

つぶやきカルテ(11月18日)


 19日(金)は午後から「マット運動の指導」にでかけ、そのあとは20日(土)の鮭釣りのため気仙沼に行ったりしていたので「つぶやき」のブログアップが遅れてしまいました。

 この週末にのぞいてくれた方、どうもスミマセンでした。

 というわけで
つぶやきカルテ2010(11月18日)
 です。
1.どんなことをしていましたか(子)


 バドミントンから始めたり

 1枚の踏み切り板から始めて

 ジャンプジャンプへとつなげていったり

 鉄棒をしたり

 マットの壁をよじ登ったり

 バスケットボールをしたり
 それぞれいろいろと運動をしていました。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)


 子どもたちのために鉄棒を準備したり

 でもあまり子どもたちがやってくれないので、お母さんたちがやってみたり

 それぞれが楽しんでいた感じですネ。
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか


 ひととおりの時間が過ぎたころ、じゅうぶんに運動していたはずのりくとくんが「バク転したい」と言ってきました。
 それからやはり思う存分運動を楽しんでいたはずのれんくんが「もっとなにかしたい」と言ってきました。

 なぜでしょう?
 きっと「うんどう」をしていなかったからモノタリナカッタ……のでは? と思いました。
 気持ちよ〜く遊んだ後は気分爽快です。
 心もからだもリフレッシュしますよね。
 
 でも、必ずしもなにかを見つけるとは限りません。

 このこども芸大で展開している「うんどう」は、自分の運動感覚になにかを見つける発見を大事にしています。繰り返し繰り返し運動を体験することで、「あ!もしかしたら」「あ!なるほど」「あ!こうすれば」といった運動感覚の発見があります。だから「うんどう」のあとに『分かったぞ』という満足感や、『分かりそうだぞ』という期待感が生まれたりするのです。
 しっかりとからだを動かしたけれど物足りない……

 この気持ちは、だいち組だからこその感性かもしれません。

 だからこそもっとこの物足りなさを満足させてあげたらよいのではないでしょうか。

 そんな課題が見えた今回のオフィスアワーでした。

4.次回のオフィスアワーに向けて

 いろいろと考えてくれたお母さんがいます。アリガトウゴザイマス。

 それらをヒントにしながら次回を考えましょう。

まずは原点にかえって、

 体育館にくるときと、入ってくるときは、お母さんと手をつないできてください。
 お母さん(お家の人)がいっしょに来れないときは、お母さんの用事がすむまでいっしょに待っていてください。
 体育館に入ってきたら荷物は入り口付近に置かず、南側奥までもってきて置いてください。
 これはまさよさんの気持ちをヒントにしました。
 なんとなく私がいるところにみんなが近づいてきて、なんとなく自然にみんなとあいさつができたらなと思ったのです。

 「はーい!集まって。では、始めま〜す」もいいけれど、ちょっと一斉授業みたいになってしまうのではなんて思ってしまうので、まずはこんな感じで試してみます。
 悩みましょう(笑)
 楽しく悩みましょう。
 前回いろいろと言ってお母さんたちを悩ませてしまいましたが、困らせようとしているのではありません。
 「悩む」=「困る」ではなく
 「悩む」=「工夫する」
ということで考えてください。

 学生たちの取り組みも、ここでひとつの転換をむかえます。“困ったから”“難しいから”“大変だから”と理由をつけてなにか簡単でやりやすい楽な方向へ考え方が向かうと、一気に企画を考えること自体が苦痛になります。

 しかし“だったら”“もっとこうすれば”とどんどん工夫を見つけようと考えが向かうと、少しずつ楽しさが見えてきたりします。

 なんとなく分かるでしょうか?
 キーワードは『発見』です!
 みんなで“運動感覚の発生”(ヤッターッ!て瞬間)を見つけましょう。

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