うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2013-05-13

つぶやきカルテ2013(5月9日)

 今年度初の『うんどうのオフィスアワー』でした。

 

 どんなスタートになるのか毎年ドキドキしながらこの日を迎えるのですが、

たくさんのお母さんたちと子どもたちが集まり、楽しそうに過ごしてくれていました。

 

 

 ホスト役としては、まずはヨカッタ♡という感じです。

 

 なによりも子どもたちが思わず「楽し~♡」と声に出しながら、

笑顔でデバイスを回ってくれていたことが印象的でした☆

 

 お母さんたちが、優しいデバイスを考えてくれたからでしょうネ。

 

 毎年いろいろと発見や反省もあるのですが、こんなふんいきがひろがっていくといいですね。

 

1.どんなことをしていましたか(子)

  (初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡) 

 

 まずはふわふわのあし場のデバイスです。

 

 不安定なあし場で、しっかりと踏みしめるようなバランスの感覚を生みだすのがお母さんたちの“ねがい”でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 そのあとには笑顔のお母さんが待ち受けていて、次のデバイスへの道しるべのような存在になります⇒

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして凸凹マットのデバイスもありました。

 

 お母さんたちが“ねがい”とするいろんな“うんどう”が展開していましたね。

 

 

 

 

 

 

その先に跳び箱を使ったデバイス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お母さんたちは「ここで側転の感覚が生まれるんだよ☆」

ということを、初めてこの時間に来たお母さんと子どもたちに伝えたかったみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 そして直角のカーブの先にスライディングのデバイスが。

 

 みんなダイナミックにとびこめるようになっていました。

 

 しかもスッゴクいいで(^_-)-☆ 

 

 

 

 

 

 

 そしてトンネル。

 

 これは子どもはトンネルが好きだから……なんて大人の決めつけではなく、ここでの“ねがい”は子どもたちの『支える』感覚を出現させることだと思います。

 

 

 

 

 実はこのスライディング ⇒ トンネル にもちょっとした意味を持たせることができます。

 

 「手をつく運動がしたいです」なんてお母さんの“ねがい”がありましたが、

 

 はじめのうちからこんなふうに子どもたちはマット(ゆかや地面)と仲良くなれません。

 

 

 

 

 

 

 

 まずはこんなふうに足で上がっちゃったりします。

 

 でも別にこれがいけないわけではありません。

 

 わざわざ地面に寝っころがる方がおかしいんです。

 

 

 でも壁にぶつかってみたり、転んでみたり、転がったりしながら少しずつ地面に近づいていきます。

 

 そしてこんなふうに手のひらをしっかりとひろげて、手で支えながら登った感覚をうま~くつなげる(印象づける )ために

 

 

 

 

 

 

 

 トンネルのデバイスをつくったとしたらいいと思いませんか。

 

 こんなふうによく見てみると、スバラシイ工夫ができたりするのです。

 

 ぜひぜひこんな密かなことを楽しんでいきましょう☆

 

 

 

 そして話は戻り、その先には鉄棒があり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 となりには連続ふみきり板のデバイスをつくりました。

 

 それにしても見事な二人のシンクロジャンプですね。

 

 この母と子の“うんどう”の共振が生まれてくると、いい感じになります♡

 

 

 

 

 

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

  (初めてのお母さんたちへ:ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡) 

 

 初めてのお母さんたちは、まだ自分の“ねがい”や、

わが子の“ねがい”がよく見えていなかったりします。

 

 まずはそこからがスタートで、少しずついろんな“ねがい”を見つけたり、

つくったりしていってください。

 

 そしてお母さんたちも子どもたちに遠慮しないで、

たくさんのパワーをこの時間で発揮してください。

 

 子どもたちはもっともっと楽しみたいのに、先に大人が飽きてしまってはいけません。

 

 

 

 こんなふうに大人が夢中になったり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 “うんどう”と向きあったりすることは、とっても大事なことだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

時間の後半になると、

いろいろとお母さんたちのパワーが大きくなっていったのが印象的でした☆

 

まあいきなり張りきらなくても大丈夫ですから大丈夫ですから、

いろんなことを見て、体験しながら、力を貸してください。

 

 よろしくお願いします(^_-)-☆

 

  そして立ち話をすることなく、この時間の“うんどう”を大事にしてくれて、

本当に子どもたちの“うんどう”に“まなざし”をむけながらかかわってくれるお母さんたちに感謝です。

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

  (初めてのお母さんたちへ:ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 あまり客観的な比較で子どもたちの“うんどう”をほめたくはないのですが、

なんだか“うんどう”をするときの顔が去年よりもかなりパワーアップしましたね。

 

 スッゴク楽しそうだったり、キッと集中する表情を見せたり、ちょっとドヤ顔だったり、

なんだかそれぞれの成長が“うんどう”の世界でも見られるんですね。

 

 

 凸凹マットのデバイスでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カッコよく跳びこえたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前転をしてみたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 側転をしてみたりと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これまでの『うんどうのオフィスアワー』の中で体験したことを、

子どもたち一人一人がなんだか豊かに展開していきます。

 

 本当に自然といろんなバリエーションの“うんどう”が出現していました。

 

 これって子どもたちがこのデバイスを見たときに、

いろんな“うんどう”のイメージをもてるってことですよね!スバラシイ!!

 

 

 4.次回のオフィスアワーに向けて

  (初めてのお母さんたちへ:ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡) 

 まずはスタート!

 

 ほし組のスタート! たいよう組のスタート!! だいち組のスタート!!!

 

 それぞれが同じ場所で違うスタートをします。

 

 うまーく♡分かり合える関係をつくるには時間が必要ですが、

また今年もいろいろなことを試しながらたくさんの発見をしていきましょう☆

 

 そばにいて、“まなざし”をむけているときっと見つかるはずです。

 

 ……いや、というより意識的に見つけようと“うんどう”に向きあい、

それを見つけた瞬間はとっても嬉しい気持ちになりますよ♡

 

 

 

 

 

 

 

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