土曜日(6月22日)からコツコツと手をつけていたのですが、
やっと今(25日20時40分)本格的につぶやきます。
1.どんなことをしていましたか(子)
(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)
前回の『うんどうのオフィスアワー』からのつながりで、『支える』感覚をとり入れたいということで、4つ足歩行でスタートします。
前にトンネルのデバイスがあればしっかり最後まで4つ足で進んでくれるかなと“ねがい”をこめてみました。
そして『支える』感覚をしっかりと残したまま……
このデバイスで『支えて』『跳び』ます☆
跳び箱の「開脚とび」や「閉脚とび」は、『支持跳躍技』といって『支えて・跳ぶ』技なんですよ。
さらに『支える』つながりで、こんなふうに鉄棒にのるのもあります。
この『支える』感覚が分かってくると……
無理やり前に倒して回すのではなく、しっかりと『支える』安心感をつくってあげてから、あとでゆっくり『回る』ことを体験できればいいんです♡
怖いのに前に倒れるから、余計に鉄棒が怖くて、痛くて、嫌いになってしまったりすることがあります。
さかさまになって『支える』感覚。
くるっとおなかの方へ『回る』感覚。
自分の手や肩の上にからだの体重をあずける感覚。
いろんな感覚が、いろんな運動に発展していきます。
そしてコーナーをサッと駆けぬけてもらえるよう、じつは創発の『うんどうの時間』登場したデバイスを再現しておきました。
くるくるっと楽しそうに走ってくれました。
そして最後は鉄棒にとびついて『振る』感覚のデバイスです。
しっかりと手を伸ばして鉄棒に感覚をつなげる『伸長化』がすべての子どもたちに現れはじめています。
自分の指の先にある感覚が、すっと自分の感覚と結びつくようになってきました。
2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)
(ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)
こんな姿が見られるようになってきました。
みごとにつながりあっている感じです☆☆☆
こんな世界を
どんどん広げていくのが、
この『うんどうのオフィスアワー』の
“ねがい”です。
難しく感じるお母さんもいるかと思います。
でも考えてみてください。
5年後、10年後のわが子と、こんな感覚的なつながり(共感)をもてるでしょうか。
そう考えるとこれはわが子がまだまだ子どものうちにつながっておかないと、
どんどん難しくなってしまうのではないでしょうか。
だからこの『うんどうのオフィスアワー』では子どもはなるべく大人にしないようにしたいと思っています。
河合隼雄 は「子どもの宇宙」のなかで
“大人たちは小さい子どもを早く大きくしようと焦るあまり、子どもたちのなかにある広大な宇宙を歪曲してしまったり、回復困難なほどに破壊したりする。”
と語っています。
金子明友は「わざの伝承」のなかで
“乳幼児が独り歩きに成功して手を自由にし、ホモサピエンスへの足掛かりを獲得したのを見届けると、その母親の関心は、わが子の運動発生への愛のまなざしをあっさりと捨て去り、うって代わって言語発達へ急展開する。”
と述べています。
ようするに慌てないでもいいんですよ。
お母さん(お父さん)はもっともっと子どもとしてわが子をかわいがった方がいいんじゃない♡ということです。
実際柳川郁生も、わが子に対して常に「大きくならなくていいよ~」と言い続けています。
だからお母さんたち(そしてたまに来るお父さんたち)は、
子どもの目線や感覚にちかづいてみたり
子どもと手をつなぎ合ってみたり……
そうすることでだんだんと子どもたちの感覚にまた近づいていってはどうでしょう。
するとだんだんとまた子どもたちの運動の感覚に共感が生まれてきます。
わが子がニコッとした表情を浮かべたころの幸せや、コロンと寝返りを打ち始めたころの感覚、
偶然踏みだした最初の一歩の喜び、一つ一つの運動の発生が幸せを感じさせてくれたのではないでしょうか。
そんなことを考えながら柳川郁生は『うんどうのオフィスアワー』を展開しています。
そしてそんな思いや感覚を思い出すと、やがて子どもたちの“うんどう”に共鳴できるようになります。
そのためには『まなざしカルテ』を書き続けてみてください。
少しずつ少しずつ、なにも見えないと思っている状態からちょっとずつぼんやりと、
なにかが見えはじめてくるはずです。
子どもが動いていることに安心せず、なにを楽しいと思って、どんな運動に夢中になって、
いつ気持ちの変化が表情に現れたのか、いろんなことを見つけてみてください。
だからこの『うんどうのオフィスアワー』の時間は、子どもは子どものままでいいんです。
ここのところが大事です。
一人でできる。
お母さんがみていなくても大丈夫。
だったら運動教室に入れましょう。
この時間でなくても大丈夫です♡
この『うんどうのオフィスアワー』の時間は、お母さんたちと子どもたちの“うんどう”の時間です。
ぜひ愛の“まなざし”を捨てずに、はやく大人にしないよう、ゆったりと“うんどう”と向きあっていきましょう♡
3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか
(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)
気がつけばもくもくと“うんどう”に向きあっているほし組の子どもたちです。
なんとなくこの場ですることが分かってきましたね。
まだ自分のおきどころが見つけられない子もいますが、それも正解(あっている)と思います。
違和感のようなものを感じるということは、とても大事なことです。
雰囲気に対する違和感もそうですが、
自分の運動感覚の中に発生する違和感を感じとるということは、
それが感性化する感覚の第一歩であったりします。
「おや?」「あれ?」「なんかイヤだ×」そんな感覚が起きたときに、
お母さんはいっしょに想像してみてください。
「どうしてだろう?」「そうかもしれないね」「本当だ!」
そうやって同じ違和感を感じられるようになったらスゴイですよ☆
まずはじっくりと、1年かけて、2年かけて、3年かけてこども芸大を卒業していってください。
でもきっと、大きくなってこども芸大を卒業するのが嫌になっているかもしれませんよ♡
4.次回のオフィスアワーに向けて
(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)
お母さんたちのいろんな“まなざし”に影響されて、なんだかまたあやしい“つぶやき”をしてしまいました。
思うがままに“つぶやいた”ので、うまく伝わるか心配ですが、またいろいろと聞いていただいて、
長い時間と年月の展開の中で理解してもらえると嬉しいです。
で、次回ですが、
わが家の次男坊(りょうま)を連れて参加しようかと思っています。
だいち組の子どもとお母さんたちの想像力を、ちょっとだけひろげられたらと思っています。
なんか得意げになってやるかもしれないし、照れちゃうかもしれないし、
でも子どもたちの中に「あ、あんなこともやってみたいな」とか、
お母さんたちの中に「あ~、あれも楽しいかも」なんてことが生まれてきたらいいかもしれないと思っています。
たいよう組や、ほし組の子どもたちにとってははた迷惑かもしれませんが、
1年後、2年後に思いを描いてみてください。
今じゃなくていいんです!ずっとずっと先です!!
※それから、『まなざしカルテ』の提出必ずお願いしますね♡
この時間にとって、愛の“まなざし”をつくるために
絶対必要なものですから♡☆♡
……あ~見直しているときりがない(+o+)
もうすでに22時45分(@_@)いい加減にして帰ります(ToT)/~~~
また次回よろしくお願いします。
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