うんどう

東北芸術工科大学の柳川郁生の周りで展開する『うんどう』のブログです。
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2014-05-26

つぶやきカルテ2014(5月22日)

 今年度の『うんどうのオフィスアワー』はたくさんのお母さんと子どもたちに参加してもらい、

とてもうれしい状況になっています。

 

 初めて参加するお母さんたちも、

だいち組やたいよう組のお母さんたちの頼もしい取り組みに刺激を受けているようですね(^_-)-☆

 

 かなり速いペースで活動がレベルアップしています。

 

 そんなときはあまり頑張りすぎないで、ちょっと余裕を持つことも大事ですね。

 

 でもそんなお母さんたちに刺激されて、柳川郁生もいろいろと解説(おせっかい)をし始めています。

 

 まあでも、優しい“まなざし”でいきましょう♡

 

1.どんなことをしていましたか(子)

(ここはお母さんたちがデバイスにこめた“ねがい”を、共有するコーナーです♡)

 

 まずはなんとなくマットを並べておきました。

 

 これならほし組も、たいようやだいち組もコースに入りやすいかなということと、お母さんたちのデバイスつくりの目安にしてほしいなと思ったのでした。

 

 

 

 

 

 ということでこの『走る』デバイスの後には鉄棒でした。

 

 こうやって逆さまになることや

 

 

 

 

 

 

 

足をもち上げることが

 

 

 

 

 

 

 

 

 


少しずつスウィングの感覚へ発展していきます。

 

 鉄棒をつかむこと・ぶら下がること・足をあげること・逆さまになること・体をゆらすこと・いろんな運動の“まぐれ”が発生することで、次の運動が生まれてきます。

 

 “まぐれ”を起すことがデバイスづくりの面白さです(^^♪

 

 

 よじ登るデバイスです。

 

 ここには『走る』『跳ぶ』『支える』という感覚の要素も含まれていますね。

 

 

 

 

 

 はじめはこうやって全身を協応させてよじ登りますが

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつしか走った勢いをうまく踏みきりにつなぎ、ヒョイッとからだを支えて軽やかに上がれるようになります。

 

 これは腕の力ではありません。

 

 力を使わないで上がれるようになるんですね。

 

 

 頑張らないでできること(経済的)が、上手ってことです。

 

 

 『支える』感覚のデバイス。

 

 一見すると面倒くさそうな運動ですが、こども芸大の子どもたちはこの運動の心地よさをよく知っています☆

 

 だから一つ一つ丁寧に実施するんですね♡エライ!

 

 

 

 

 そしてこの『支える』感覚を出発点にして、少しずつ切りかえしの感覚も習得していくと

 

 

 

 

 

 

 

 

やがて側転をしてみたくなったりします(^_^)v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてほし組のお母さんたちが中心になって創ったデバイス。

 

 これは『支える』感覚なのかな?

 

 お母さんたちの“ねがい”を次回はぜひ聞いてみたいと思っています。

 

 

 

 

 

 これも『支える』感覚のデバイスですね。

 

 まずはこんな感じで子どもたちにとってわかりやすいデバイスが優しくっていいですね♡

 

 

 

 

 

 

そのまま『支える』感覚つながりで雑きんがけのデバイス。

 

これも子どもたちにとっては楽しい“うんどう”遊びになるんですね( ^^) _旦~~

 

 

 

 

 

 

 お母さんたちがつくったデバイスのとなりに、ちょっと別なデバイスをつくったりしました。

 

 子どもたちの好みや、年齢に応じて変化があってもよいかなと思ってつくっておきました。

 

 這いつくばるのは嫌だ!という子もいたので

 

 

トンネルの横にこんなデバイスをつくっておきました。

 

 これも大人から見ると・・・?よく分からないかもしれませんが、子どもたちにとってはこの天と地が引っくり返るような感覚のなかにある「絶対零点」との出会いや、『支える』感覚がからだの中にピッと決まった瞬間が面白いのだと思います。

 

 単純な運動に自分の感覚が開くようになるということが起きてくると、“うんどう”することが楽しくなってきます。

 

楽しくなってくるともっとしたくなったりまたしたくなったりします。

 

 子どもたちって疲れるんじゃなくて、つまらなくなるとやりたくなくなっちゃうんですね(@_@)

 

 だから“楽しく”ってことがとっても大切です。

 

 

2.どんなこと(関わり)をしていましたか(母)

 (ここは柳川郁生が発見したお母さんたちのスゴイところを、ほめる(すごいね!と感心する☆)コーナーです♡)

 

 ほし組のお母さんたちがデバイスつくりにチャレンジしてくれましたね。

 

 よいデバイスをつくることよりも、

この5月の段階でほし組のお母さんたちが話し合い始めたことが素晴らしいと思います♡

 

 実は昨年度はお母さんたちがそれぞれの“ねがい”を共有するのにちょっと時間がかかりました。

 

 自分がつくってみたデバイスを子どもたちがどんな顔でやっているのか見てみると、

きっと嬉しくなってもっとつくりたくなったりまたつくりたくなったりしますよ(^^♪

 

 それから自分でも体験してみるお母さんも増えてきましたね。

 

 怪我しない程度にやってみること、どこが楽しいんだろうと感じてみること、

なにが難しいんだろうと探ってみること、実際にやってみることはとっても大切です!(^^)!

 

 とても素晴らしいことだと思います。

 

3.運動面において気づいたこと、変化はありましたか

(ここは自画自賛。子どもたちの発見をほめるコーナーです♡)

 

 子どもたちの運動が自然と発展してくると

 

 

 

 

 

 

 

 

次の楽しさの習得が発生してきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんなふうに張った一本のロープであっても

 

 

 

 

 

 

 

 

跳びこえたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前転したり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

側転したりと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの運動が展開していきます。

 

 そしてこれが少しずつ子どもたちの中で共有されてくるようになると、

いつしかほし組の子どもたちも、

たいよう組や、だいち組の子どもたちがやっているような運動に志向をむけたりしています。

 

 楽しみですね♡

 

4.次回のオフィスアワーに向けて

(ここはお母さんたちに次回もよろしくとお願いするコーナーです♡)

 

  またみんなでデバイスづくりをしましょう。

 

 またみんなで話し合いましょう。

 

 またみんなで“ねがい”の共有をしましょう。

 

 そうすればこの『うんどうのオフィスアワー』がみんなの時間になります。

 

 よろしくお願いします。

 

(ただ今5月26日22時22分。なんだか意識も朦朧としてきたので家に帰ります。)

 

 月曜日はハードすぎる(@_@;)(笑)

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