2018-03-29

『農芸ののぞきあな』終了

3月は風の冷たさの中にあたたかな日差しを感じます。

3月6日から行われていた、本チュートリアル活動報告展示『農芸ののぞきあな』は

同月の10日を以て終了いたしました。

 

それまでの展示とは趣向を変え、今回は、普段はあまり表に出ない活動を

来場者に伝えることを目的として企画されました。

前回は木版画でしたが、今回は切り絵で一年間の活動を伝えました。

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そして新たな試みとして……活動で培った「育てる・学ぶ・糧」を文字に起こしたり、

農芸に関連したスケッチや作品の他、味噌の実物展示も行いました。

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今回、春休み中で人もまばらな中、芳名帳には学生や教員のみならず、一般の方々の名前も

多く見られました。

コメントコーナーにも様々な感想が貼られていました。中には見知った方々のお言葉も……。

 

多くの方々にご来場いただけたこと、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

今後の放課後農芸の活動も温かく見守っていただけると幸いです。

 

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 美術科日本画コース2年 末次佑

2018-02-24

お米の買い出し

 快晴が続いてもう春かしら、と思いきやまた雪でお天気も気まぐれですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

 2月22日は、味噌作りに必要なお米の買い出しと水汲みに行ってきました。いつも味噌作りでお世話になっているアキコさんもご一緒に先生の車に乗って、レッツゴー!

 はじめに樽石大学という場所で水を汲みました。市内はそこまで雪が積もっていませんが、山奥へ入るにつれどんどん雪が高く高く積もっていって、景色も真っ白で綺麗で…はしゃいでしまいました。写真もバッチリ撮ってきましたよ…!

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 次はお米の買い付け。

 はしもと農園さんでお米をいただきました。今年のお米が出来るまでの過程を書いたプリントをいただき、今年の収穫量のことまで細かく記載してあって、私が家で食べているお米もこうやってたくさんの時間と労力がかかって大切に育てられたものなんだなぁ…いただきますってちゃんと言わないと失礼だなぁと感じました。ハシモトさん、お米をいただいてありがとうございます。大切に使わせていただきます。

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 この後は、はちみつ屋さんに行ったり、お蕎麦を食べたり、お菓子屋さんへ寄って学校にいる農芸メンバーへお土産を買ったりして(自分へのお土産もちゃっかり買いました。)、大学へ帰ってきました。

 色々回ってきてみて、自分が食べているもののルーツや関わっている人を知ることで食へのありがたみがとても増しました。今年も美味しい味噌作ります!!

 

 前回のブログに引き続きお知らせです。

 3月6日から3月10日まで大学で展示している「農芸ののぞきあな」、ぜひのぞいて行ってくださると嬉しいです。

 それでは、次回のブログもお楽しみに!良い週末をお過ごしください。

 

 1年洋画コース 中澤妃奈代

2018-02-23

2月19日 お世話になっている人達へ紹介状配ります!

どうも皆さん、やっと極寒の冬が終わりを迎えようとしていますね。お日様が出ているだけでも嬉しくなってしまいます。そんな話はさて置き今回は日頃からお世話になっている方々へダイレクトメッセージこと紹介状を配りました。放課後農芸は生徒だけで成り立つものではなく様々な人達に支えられての活動ですので感謝を込めて手渡しで配り周りました!

 

まず野田先輩が日頃お世話になっている斎藤さんに紹介状を渡した。その後たけやまコミュニティセンターで味噌作りの部屋を予約しました。また移動して、味噌作り田中さんへ紹介状と日程の相談しに自宅へ足を運びました。

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深瀬商店さんはいつも味噌作りで麹を用意していただいているので挨拶に行きました。ここではお茶をいただいたりして深瀬商店さんとちょっとした話を交えながらお礼を言いました。

 蔵王に在住している斎藤さんは畑のウネを作るときなど畑に関する知識をたくさん教えて頂いているので感謝を言いに行きました。干し大根の煮物やお漬物をいただきながらおしゃべりをしてダイレクトメッセージを渡しました。

 山川牧場さんでは命を頂く勉強会でニワトリの屠殺体験などで二年前にお世話になったのでお礼を込めて挨拶に行きました。そこでは逆にソフトクリームいただいてしまったり、農芸に関係ありそうな映画を教えていただきしました。

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放課後農芸は畑を耕すだけの団体と思われがちですが活動を通して色々な人との交流が出来てそこから学びが生まれる特殊な団体なのだと改めて実感しました。

最後にこの記事を読んでいただいた方にも今回の展示を紹介します

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活動展示『農芸ののぞきあな』

東北芸術工科大学 チュートリアル 放課後農芸

会場:東北芸術工科大学 本館1階 エントランスホール南

会期:平成30年3月6日(火)〜10日(土)

   9:00〜17:00(10日は12:00まで)

 

お気軽に覗きに来てください。それではまたさよなら、さよなら

 

 

工芸1年 岩池 彬文

 

2018-01-29

実落とし 最終日

日に日に寒さも雪の高さも増し、いよいよ雪国の本領発揮といった時期になりました。

雪国とは反対の地に住んでいた私は寒さに耐えられそうにありません…。どうしよう。

 

今日は見落とし3日目。ついに最終日を迎えました。

 

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午前は田中さんも交えて作業しました。

パキパキパキパキ割っていくうちにお昼頃には全ての実を落とし切りました!

みんなでホッとしながら、授業が始まるまでに片づけをしていきます。

 

 

実落としは終わっても、味噌ができるまでの道のりはまだまだあります。

 

味噌活 実落とし 選別_180129_0017

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後からは大豆の選別を行いました。

綺麗なもの、紫色のからのもの、虫食いのあるものの3種類に分けていく作業です。

虫食いのものも少なからずあり、食われ方の違いがなんだか面白いなーと思ったり。

この跡も虫くんたちが一生懸命にいきている証なんだなーなんて思うとなんだか感慨深い気がしました。

 

 

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画面左側が味噌になる綺麗な豆です。

目立つ紫斑のついたもの、虫食いや黒ずんだものを除いても、美味しい味噌になれる大豆が多くあることに感謝します。

 

 

午後のうちに選別も終わってしまい、余った時間は味噌にする大豆の計量をしました。

現時点では……およそ9251グラム!後日、この大豆とほぼ同量の塩や米を買い付けにいきます。

昨年より多くても少なくても、今年も美味しい味噌になれるはずです。

 

実落としから選別・計量まで、一気に終わってしまいましたが、まだまだやることはあります。春休み中に味噌の仕込みにこぎつけられるように、また計画を立てていきます。

補講期間にもかかわらず参加してくださった皆さん、先生方、ありがとうございました。

 

 

 

美術科洋画コース1年 大川夏希(冒頭文・選別執筆)

美術科日本画コース2年 末次佑(実落とし・計量ほか執筆)

2018-01-26

大豆の実落とし 2日目!!

こんにちは!
大雪のなか大学まで来るのが辛い季節になってきました…。本日は「第二回大豆の実落とし」を行いました。寒くても、味噌のためにがんばります。

 

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午前中の作業はなかなか人が集まらなく、寂しい作業になりました。

 

 

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午後は人が集まって楽しく話がはずみながら作業しました!
人がたくさんいるっていいですね~。
話をしながらも手は動かす…出来る人はひと味違う。一粒一粒丁寧に実を取り出しました。

中には黒かったり、ふにゃふにゃだったりするものもありましたが、実をずっと取り出していくと可愛く思えてくるんですよね。これから味噌になったとき食べれるか心配です…

 

本日も体育館で作業を行ったのですが、補講期間ということもあり、体育の授業を周りで行っていました。私事ですが、最近体を動かしていないなー、と感じました。スキーにいってみようかなーっと思っております。皆さんも運動不足にならないように体を動かしましょう!

 

それでは、来週辺りにはスキーかスケートにでも行ってきます!

 

まだまだ大豆の実落としは続きます。
引き続きお楽しみに!!

 

企画構想学科1年 黒田直子

2018-01-26

実落とし 一日目(1月24日)

雪が舞い、積もっていく日々が続くと同時に、雪を長靴でかきわけて歩く日も続きます。

放課後農芸の冬の活動のひとつとして、今年も”味噌活”があります。今回は、大豆の実を殻から出していく”実落とし”を三日に分けたうちの一日目を行いました。

 

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まずは、農芸小屋の二階に干した大豆の枝を大学の体育館に運びます。

自然にはぜた豆がブルーシートの上に転がっています。

 

 

 

 

 

 

上から下ろす際は二人以上の人手がないと厳しいです。

枝に衝撃を与えると、はぜた豆がどこかへ転がってしまいます。互いに声をかけながら慎重に。

 

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今年は大豆を日をまたいで体育館に置いておけないので、落とせそうな量だけ下ろしていきます。

ブルーシートにくるんで車に積み入れ、体育館へ運びます。体育館へは、柳川先生にお車をだしていただきました。

体育館に着いたら、シートを広げて作業を始めます。

 

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午前中には昨年もお世話になりました、田中さんも参加しての実落としです。

時々雑談しながら、少しずつ出していきます。

 

 

 

 

大学は補講期間なので、体育館を使用する時間が限られています。体育の授業と被らないように片づけをして午前は終了です。片づける時も、感謝を込めてキレイにして終わりましょう。

その間に学生も代わる代わる実落とししていきました。

 

体育が終わるまでのお昼休憩ののち、午後の作業が始まります。

 

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途中で枝を捨てに行きがてら、追加の束を持ってきます。

目に見えて束が減っていくのが分かると、自然と心に余裕ができました。

途中、何度かカメムシが出現し、その独特なニオイを発していきます。枯れ枝の色にそっくりなので更にびっくり。

 

 

 

あっという間に片付けの時間になりました。吊るしてあった量の三分の一が終わったように思います。全員で小屋まで戻り、シートを置いたり道具をまとめたりして解散しました。

 

今回参加してくださった田中さん、柳川先生、農芸の皆さん。ありがとうございました。

 

 

  美術科日本画コース2年 末次佑

2017-11-19

チュートリアル「放課後農芸」

 遠くの山にわたぼうしが被り、今日の午後からは雪が市内でも散らつき始め、いよいよ冬も本番だなあと感じます。朝晩は特に冷え込みが激しいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は最近、お布団が離れたくない〜と言って私を離してくれないのです。困ったものですね。

 

 さて、今日は遅くなってしまいましたが11月2日の勉強会のお話です。

柳川先生から、大切なお話があると言われて今回は農芸メンバーのほとんどが集まりました。そこで柳川先生がお話されたのは、主に三つです。

・放課後農芸というチュートリアルについて

・学生代表のこと

・「忙しい」だけの理由を言うことは控えること

 

 私たち放課後農芸は、サークルではなくチュートリアルとして活動しています。例えば畑で作業して野菜が実って、あーよかったね、楽しかったね、農家さんは大変だね、で終わるのが「サークル活動」。そこから学んだことや考えたことを共有して振り返って、どう今後に使って行くか、発信していけるのかまで行うのが「チュートリアル」です。極端に言えば、柳川先生曰く「単位の取れない授業」。なので農芸メンバーは第一第三木曜日の勉強会には必ず出席してほしいとお話されていました。

 私は正直に言うと、放課後農芸って、野菜が取り放題で楽しくて、おばあちゃんの畑仕事のお手伝いのような活動だと思って入りました。なので一年の初めは自分の想像と農芸の活動のギャップがあり、勉強会に行くのにもちょっと面倒と思うことがありました。でも、勉強会に参加すると私の軽い考えとは違い、先輩方が畑から学んだことや、農芸活動をいかに大切にしてきているのかなどのお話を聞くことができたり、どんなに忙しそうな先輩でも隙間時間を利用して顔を出したりと、生半可な気持ちの人がいないことに心を打たれて、今は自分の考えをしっかり話せて多くのことを学んでいる、そんな憧れの先輩方のようになりたいと思い放課後農芸に参加しています。

 

 それから「忙しい」と言う言葉。お母さんにどうしてもお話ししたいのに「今忙しいから」だけで片付けられてしまうのは悲しいから、勉強会を休むときは忙しいではなく理由を言って休むように、とのことでした。社会に出たら、忙しいだけでは断る理由にならないので、今のうちに頻繁に使わないよう、自分の時間の使い方を改めたいです。

 

 このお話の後には、毎年行われている放課後農芸の展示について案出しなどしました。写真がありますがネタバレになりそうなので今回は載せません。見たい方、ごめんなさい。

 

 長々と文字だけで読みづらかったと思いますが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

 風邪などにお気をつけて、あったかくして寝てください。それでは、また!

 

美術科洋画コース1年 中澤妃奈代

2017-11-18

10/8小屋掃除&10/28看板作り

どうも最近いかがお過ごしでしょうか!いよいよ山形に住み着いて初めての冬が訪れようとしています。シャキシャキのシャーベットのような空気になるとか色々な人とから聞いています。そんな冬本番が来る前の活動を紹介したいと思います。

まずは小屋掃除からです。まずは中からの片付けから始めました。たくさんの長靴や誰のか分からない物までザクザク出て来ました。みんなの努力で小屋の中は午前中にピカピカに。

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しかしこのあと先輩たちが次々と用事で帰って行き、気がつけば一年生が四人。しかも男手は一人。まだ倉庫の片付けは残っている。みんな大慌てで呼べる友達に連絡を取りました。なんとか呼べた友達は三人(しかも男子が二人)この七人で倉庫の片付けに挑みました。道具を出し、材料を移動してカビた木材を捨てる。この片付けを終えて見えた綺麗な倉庫。手伝いに来てくれた友達に感謝しつつ、このようにまた畑に関する交流が出来ていくのを感じられました。こうして小屋掃除は幕を閉じました。

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そして二週間後はせっかくの綺麗にした倉庫を丁寧に使うべく置き場所が一目でわかる看板をみんなで作りました。一枚の板からノコギリで切り絵の具で絵を描き、各々個性のあるデザインになりました!

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後は倉庫に打ち付け、こんな感じで今回の活動を終えました。このキレイさを保ちつつ暖かい春を迎えたものです。

それでは次回の更新をお楽しみに。さよなら、さよなら。

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工芸科 一年 岩池 彬文

2017-10-24

保存食ってなんだろう?

こんにちは。最近の山形は秋を通り越して冬になってしまいそうな寒さですね。

 

さて、先日の勉強会のテーマは「保存食」でした。

農芸の畑ではいろんな種類の野菜を育てていますが、大量に採れる野菜をどのように消費しきるかが、毎年課題でもあります。そんなところから、保存食について考えてみようということになりました。

 

保存食の定義とは、「比較的長期間にわたって貯蔵するため、腐敗を抑制する加工や処理がされた食品」のことを言うそうです。

まずはそれぞれメンバーから、畑の野菜を使ったレシピや、様々な保存方法を発表しました。おばけになるまで放ってしまいがちなズッキーニやバジルのレシピ、燻す(いぶす)保存方法、お漬物、栗の甘露煮、味噌玉など…日本にも海外にも、いろんな保存方法がありますね。さっそく試してみたくなりました。

 

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しかし、ここで終わらないのが農芸流。「保存食って、ほんとうにいいの?」

その始まりは、食物がとれない寒い冬を乗り越えるための、先人の知恵から生まれたものだと言います。今の世の中、技術が発達したことで、冬でも食料はスーパーに行けば簡単に手に入るようになり、冷蔵庫で鮮度を保つことも当たり前にできるようになりました。

保存食は、ゆっくりと時間と手間をかけてつくるもの。そんな時代に保存食を作ることは、必ずしも必要なのでしょうか?おしゃれ、生活に余裕がある人の趣味のようにも見える、という意見もありました。また、添加物の入ったレトルトカレーや冷凍食品も保存食にはいるとしたら、全部が全部いいものと言えるでしょうか?

 

なるほど、たしかにそういわれてみれば……うーん、難しくなってきちゃいました。

いいねと認めることだけでなく、時には疑うことも大事ということですね。

 

今回ひとつ結論として出たのは、「保存食は、生きることを助けるものではないか」ということです。

寒い冬を乗り切り、飢えに備えるために保存食を作る。また、今だって忙しい時に備えがあると助かります。

いつの世も、保存食はわたしたちを助けてくれるもの。しかし、その知恵がどこから来たのかを知ることは大事だと思います。

 

この議題、なかなか奥が深いようです。次に機会があれば、また取り上げるかもしれません。

みなさんも、保存食について改めて考えてみませんか。

 

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グラフィックデザイン学科3年 安部綾

2017-09-26

芋煮会2017

放課後農芸の芋煮会兼収穫祭が9月21日木曜日に開催されました!

放課後農芸のメンバーたちは、4月から計画を立て、野菜たちを育ててきました。収穫祭では美味しい野菜たちを食べるだけでなく、今までの活動を振り返ったり、成果を実感することも大きな目的となります。

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まずは、里芋を剥いてごぼうをささがきにします。

皮を剥いた後の里芋は、塩でもみ洗いをして水で洗い流します。そうすることで、ゴミとぬめりが程よく採れて扱いやすい具材になります。

 

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里芋とごぼうは水から煮ていきましょう。アク取りも忘れずに。

 

里芋が柔らかく煮えたら、牛肉、こんにゃく、まいたけを投入し、醤油と砂糖を少し加えて下味をつけます。

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斜め切りにしたネギを加え、味を整えて一煮立ちさせたら完成!

美味しい山形風芋煮の出来上がりです。野菜や牛肉から出た出汁で美味しく仕上がりました。

 

味付けや具材を投入するタイミングなどは、みそ作りなどでもお世話になっている田中夫妻から教えていただきました。

微妙な量やタイミングはなかなか芋煮初心者の私たちには掴みにくいものなので、芋煮作りの先輩方がいてくれて心強かったです・・・!!

 

 

 

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ホックホクのお芋を使って大学芋も作ってくれましたよ!

 

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竹を使った飯盒でご飯を炊く先輩も・・・。すごい!

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こちらの先輩は竹で菜箸を作ってくださいました。

 

自然のものとアイデアを同時に使うと、こんなこともできてしまうんですね。

 

今回の芋煮会には、放課後農芸メンバーやそうでない人も含め34人の方が集まり、たくさんの人に畑で採れた野菜を味わってもらうことができました。

野菜を育てることは土作りから始まり、畝を作ったり、マルチを被せたり、そして苗や種を植えたり、様々な行程から成り立っています。

この一杯の芋煮を味わうことで、多くの人の苦労や思いが詰まっていることを知ってもらえたら幸いです!

 

記:日本画コース3年 野田 苑恵

 

放課後農芸とは

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