こんにちは、放課後農芸です。
今回は嬉しいご報告があります。
2019年2月19日の展示開催と同時に
ブログは継続しながら、Instagramではよりタイムリーに活動をご報告していきます。
また、活動の幅を広げることによって、より多くの方々に私達の活動を知っていただければと思い開設に至りました。
↓URLはコチラ!↓
https://www.instagram.com/houkagonougei
今後とも放課後農芸をよろしくお願いします!
放課後農芸一同
最近は雪より雨が降っており、昨年よりも暖かさを感じます。
道路端の雪山もすっかり小さくなりました。
展示が始まって3日目になりました。
春休み、かつ、展示場所も目立ちにくい場所ではありますが、
農芸にとってちょうどいい空間を作ることが出来ました。
多くの人に見ていただけると嬉しいです。
先週、今年も味噌づくりでお世話になる方々の所へ今回の展示のDMを渡しに行きました。
滝山コミュニティセンターさん、深瀬商店さん、はしもと農園さんなど、
1年生にとっては初めてお会いする方々だと思います。
深瀬商店さんでは「お店で番傘を飾りたい」というご要望を頂き、
農芸の文化財保存修復のメンバーが数本、クリーニングと分析のために
預からせていただきました。
こうした学外の繋がりがじわじわ広がっていくと
新しいことにチャレンジできる機会や可能性も広がっていきます。
「地域に根差した大学」らしい活動なのかなと思いました。
こちらははしもと農園さんでの一枚。
妊娠中の山羊や飼育されている鶏を見せていただきました。
鶏が(写真を撮るのを忘れるほど)かっこよかったです…
「農芸でも鶏を飼ってみたいね」
「でも(産卵する歳まで育てると)鳴き声がご近所さんに迷惑かかるからねぇ」
と話していました。
山の近くとは言え、近隣が住宅地の芸工大では難しそうです…。
入りたての1年生にとっては初めての顔合わせになり、
私にとってはお会いできる最後の機会だったかもしれない一日でした。
同行できて良かったです。
展示も残るところあと二日となりました。
23日㈯(最終日)は12時までの展示となります。
私達の2018年の集大成をぜひご覧いただければ幸いです。
美術科日本画コース3年 末次佑
前の記事の最後でもお知らせしましたが、
来週火曜日から農芸の展示『大収穫展~私達の収穫期~』が始まります!
そちらもよろしくお願い致します!
1月に行った勉強会では
「意地汚いって悪いこと?」
について1時間程度話し合いました。
ところで、皆さんは「ラーメンのスープは残しますか?」
私は出来るだけ飲み干しちゃいます。食べきることは感謝の気持ちを表すものだと思っているからです。
無理だと思ったらそもそも食べないようにしています。
実は、数年前にとあるツアーに参加したとき、ほうとうのような、鍋焼きうどんのようなものをお昼に食べました。
お腹が空いてたこともあり、すごく美味しく思えました。
いつも通り残ったつゆも飲みきろうとした私を見て親が一言
「意地汚いからやめなさい」
と言いました。
直後、私の中で何かが割れるような音がしました。
帰り際他の参加者の皿の上にはいくらかの食べ残しがありました。
それ以降はあまり覚えていませんが、ツアーはもう行きたくないとすら思いました。
時間が経ってふと、この記憶がよみがえりました。
「意地汚い」って本当に悪なのか。
出された食事を食べきるのは悪いことなのか。
どうにも引っかかるソレを、農芸のみんなと話したいと思いました。
まず予習として、
①「意地汚い」というのはどういうことなのか調べる
➁「意地汚い」は悪いことなのか
を調べたり考えたりしてもらいました。
「意地汚い」について調べてみると、やはり悪い意味で書かれていました。(是非調べてみてください)
他の参加者の意見からも、そもそも「汚い」という言葉がネガティブな表現なので、良い印象はないようです。
ただ、「主語によって(良い悪いが)変わる」「言葉の矛先次第」という意見は面白いと思いました。
人から言われるのと、自分が言うのとでは意味合いが変わるという見解ですね。
また、「意地汚いがあるなら意地きれいもあるはず」という発想は目から鱗でした。
実際にそういった言葉がないか調べていくと見つかりました。
こちらの言葉も是非調べてみてください。
今回、1年生から先生まで意見を出していただきました。
皆で考えることで、自分では考えつかなかったような意見が出てくるのがとても面白いです。
そして、これでもう「意地汚い」と言われて傷付くこともなくなると思います。
私のわがままにお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
日本の食糧問題は、深刻な問題を抱えています。
経済産業省の記事によると、2015年の日本の食品ロス(食べられるのに捨てられている食品)は、年間642万トンあるそうです。食品ロスを減らそうと、経済産業省は日本気象協会との連携で生み出したデータを基に、企業に協力を仰ぎながら研究を進めているそうです。
(参照:「【60秒解説】642万トンの食品が廃棄」www.meti.go.jp/main/60sec/2015/20151021001.html)
URL先の記事も1分ほどで読めて食品ロスの背景や今後の展望もわかりやすく紹介されていたので、是非ご一読ください。
美術家日本画コース3年 末次佑
一月があっという間に過ぎていました。
期末が終わり、集中講義も終わり、先週から始まった卒展も終わりが近づいています。
来年はあそこに自分の作品が…と思うと横っ腹がキリキリします。
1月は期末と言うこともあり、1時間程度集まって話していました。
年明け一発目は、黒板にそれぞれの抱負を書いてもらいました。
私は今年こそしっかりしようと思いましたが、新年早々へっぽこぶりが目立ったので
「素直に過ごす」ことにしました。
今年も無理に背伸びせずに、謙虚に等身大に振舞おうと思います。
その他、展示について話し合ったりプチ勉強会をしたりと、
それぞれやることがある中、合間を縫って参加してくれました。
プチ勉強会についてはまた別の記事で紹介しようと思います。
次に宣伝です。
芸工大学食2階のcopin前、「THE CUBE」という場所で行います。
時間は9時~17時(最終日は12時まで)となります。
↓DMは学生会館1階2階の他、学内コンビニやSTOREのレジにも置かせていただいています!
今年の写真をもとに、グラフィックデザイン1年生の
かのんちゃんに作っていただきました。
今年は写真の他にも、メインの展示品として畑の○○○○や野菜の××などを作っています。
是非見に来てください~!
美術科日本画コース3年 末次佑
日にちが大分空いてしまいました。
今日の投稿も前回に引き続き、お肉についての勉強会内容を紹介します。
「アニメ・漫画から、お肉について見てみよう」
美術を学んでいる以上、少し農芸と美術(サブカルチャー的な視点…?)を繋げたいなと思い、調べてみました。
漫画やアニメに出てくるお肉ですが、調べて行くと海外が舞台のものと日本が舞台のもので違いがありました。
海外は「ONE PIECE」「トムとジェリー」「天空の城ラピュタ」を筆頭に肉が出てくるシーンを調べると、チキンの塊、ハムステーキ、燻製のお肉など食材の加工をあまり施さずに「はい!焼けました!どうぞ!」と言うような豪快さが目立ちます。一方、日本が舞台の「ドラえもん」「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」の食卓に並ぶ肉料理はトンカツやハンバーグ、肉野菜炒めなど海外に比べて手間をかけているものが多かったです。白黒放送時代の「おそ松くん」もトンカツが登場していました。(中身は革靴でしたが)
元々日本は遥か昔から肉食文化がありましたが宗教の伝来でその文化が衰退し、明治や第二次世界大戦に肉料理がまた広まった際に日本人が色々とシンプルなものに工夫を凝らして今の食文化があるそうです。
世界の肉食文化が垣間見えたような気がします。以上私の発表を短〜くまとめてみました。
最後にステーキマン池ちゃんのまとめ内容を掲載します。
今回のお肉会ではお肉の成分など科学的な視点での話し合いになるのかと思いました。しかしお肉の表現の仕方での日本や国外の違いやお肉以外の部分はどうなるのか、未来のお肉はどうなるのかなどが出てきました。お肉について一人一人が違う視点で発表した勉強になりました。1人で考えるよりも意味のある勉強会になったと思います。
さあ、2018年もあとわずか。
今年も農芸に関わってくださった皆様、芸工祭で農芸のブースに来てくださった皆様、ありがとうございました。今年度の活動はまだ終わっていませんのでまだまだブログの方、ご覧になってくださいね。よろしくお願いします。
それでは、皆さんよいお年を!
2年 洋画コース 中澤妃奈代
お肉についての勉強会内容を一部ご紹介します。
「東北6県の県庁所在地における生鮮肉3種の平均購入量」
県庁所在地及び政令指定都市を例に
2015〜2017年における生鮮肉の平均購入量
生鮮肉 |
牛肉 |
豚肉 |
鶏肉 |
1位 岡山市 55,313g |
1位 京都市 9,776g |
1位 相模原市 24,012g |
1位 福岡市 20,054g |
2位 広島市 54,781g |
2位 松山市 9,426g |
2位 新潟市 23,671g |
2位 大分市 19,803 |
3位 佐賀市 52,857g |
3位 奈良市 9,364g |
3位 札幌市 23,510g |
3位 岡山市 19,795g |
20位 青森市 47,795g |
17位 山形市 7,690g |
4位 青森市 23,461g |
29位 秋田市 15,936g |
22位 山形市 47,629g |
37位 青森市 5,530g |
5位 福島市 23,381 |
31位 青森市 15,834g |
35位 秋田市 44,621g |
42位 秋田市 4,602g |
11位 山形市 22.001g |
37位 山形市 15,285g |
39位 仙台市 43,683g |
43位 仙台市 4,452g |
12位 仙台市 21,826g |
41位 仙台市 13,891g |
41位 福島市 43,106g |
46位 福島市 4,013g |
13位 秋田市 21,455g |
42位 盛岡市 13,856g |
47位 盛岡市 41,941g |
48位 盛岡市 3,769g |
17位 盛岡市 20,633g |
45位 福島市 13,570g
|
全国平均 46,818g |
全国平均 6,401g |
全国平均 20,357g |
全国平均 16,084g
|
東北6県の県庁所在地における生鮮肉3種の平均
青森市 |
盛岡市 |
秋田市 |
仙台市 |
山形市 |
福島市 |
|
牛肉 |
5530g | 3763g | 4602g | 4452g | 7690g | 4013g |
豚肉 |
23461g | 20633g | 21455g | 21826g | 22001g | 23381g |
鶏肉 |
15843g | 13856g | 15936g | 13891g | 15285g | 13570g |
合計 |
44825g | 38258g | 41933g | 44976g | 44976g | 40964g |
統計局のデータを参考にしてまとめてくれたjさん。本当はきちんとした表だったのですがブログに上げることができず、
大事なところのみ(本当は全部大事です)抜粋して表にまとめました。
【感想】
牛肉に関しては、山形の平均購入量は全国平均購入量よりも多く、豚肉は各県庁所在地の平均購入量よりも多いです。
鶏肉に関しては、各県庁所在地の平均購入量は全国平均購入量が少ない結果となっています。
これらのことから、例えば牛肉のことから「山形は芋煮文化が根付いている為に平均購入量が全国平均購入量よりも多いのでは?」と推測することができ、他にも検証できることがありそうです。
上記の点を踏まえ、今後につながるいい勉強会だったと感じました。
柳川先生は、私たちの元にお肉が届くまでの家畜たちの生命期間を教えてくださいました。
トリの孵卵期間は21日。誕生時の体重は45g。出荷までは60日で、その時の体重は2.7kg。出荷までに必要な穀物6,21kg。
ブタの妊娠期間は114日。誕生時の体重1.4kg。出荷までは6ヶ月。その時の体重は110kg。出荷までに必要な穀物381kg。
ウシの妊娠期間は285日。誕生時の体重40kg。出荷までは3年。その時の体重は700kg。出荷までに必要な穀物は7260kg。
この数値を見て、いかにトリやブタが大人になりきっていない状態で私たちの元へ届くのか初めて気づきました。また、出荷までに必要な穀物の量が、私たちが一年に食べる量よりも断然多く、貧しくて何も食べられない国の方達の元へその穀物の量を送ってあげた方がいいのでは…と感じました。
ちはるちゃん
食肉以外の部分はどこへいくのだろうか。
ふと、お肉について考えていると私達が食べている部分以外はどこへ行くのだろう?と考えてしまいました。また以前授業で自分の使っている画材の原材料は牛からできている、と耳にし、じゃあその牛はどこから来ているのだろうか、と考えたので今回このテーマを発表しました。
調べてみると食肉以外の部分は「副産物」を呼ばれていることを知ることができました。副産物は内臓や骨、皮などを指し、それらは加工され無駄なく扱動物性油脂として加工していることや皮は革として加工されたお財布やランドセルになっている、また骨は粉砕され畑の肥料になっているそうです。
今回調べて見て私たちは美味しくお肉を食べる、ということ以外にもたくさんの部分で動物のいのちの恩恵を受けているのだなと実感しました。これからもたくさんのいのちへの感謝を忘れずに生活できたらいいなと思いました。
また他の人の発表を聞いて、近未来の肉として取り上げられていた植物由来のお肉が今後もっと安易な方法で価格が下がり家畜を屠殺しない未来が来たとしたら、副産物で受けている恩恵の形も変化して行くのだろうかと考えました。その時はどれがどのような形で変化を遂げるのかなど様々なことを考えられる良いきっかけとなりました。
洋画コース 2年 中澤妃奈代
雪が降ったり雨が降ったり、一段と寒くなりましたね。朝起きるのが辛くて寝ぼけたまま、朝バイトをしていたらお客様から
「目開ききってないけど大丈夫?」と心配されました(笑)。次からは、心配されないように目のマッサージをしてからバイトをしに行こうと思います。
そんな私の話は置いておいて
12月6日に行った勉強会テーマは「お肉について」です。
一人一人が思うお肉についてを発表してもらいました。
発表してもらったテーマとしては
・東北6県各県庁所在地の生鮮肉3種(牛肉・豚肉・鶏肉)の平均購入量について
・ステーキ
・アニメ漫画の視点からお肉を見てみる
・牛肉の消費量は豊かさの象徴なのか?
・人工肉について
・食肉以外の部分はどこへいくのだろうか
・大豆のお肉
・家畜たちが「お肉」になるまで
・肉食動物はなぜ肉だけで生活できるのか
とてもいい内容の勉強会だったので、何人かの勉強会内容を2回に分けてブログで紹介していきたいと思います。
次回、生鮮肉3種と食肉以外の部分!!お楽しみに!
(第二回に、私とステーキについて話してくれた池ちゃんのまとめ内容をブログにあげます。こちらもお楽しみに)
洋画コース2年 中澤妃奈代
どうも皆さん!最近は体調におかわりはないでしょうか?だんだんと冷え込んできて雪が降るのが今か、今かと恐ろしく思うこの頃です。さて今回は振り返りということで11月1日の勉強会を紹介したいと思います。今回は”大学生の食事事情”というテーマで話し合いました。近年の大学生の健康に対する考えを掘り下げるためにみんなが朝昼晩に何を食べているのか写真に記録していました。皆さんはどうでしょうか?バランスのとれた”健康的な食生活”を一人暮らしという環境のなかで出来ていたでしょうか?
結果は人によっての差はありましたが実家暮らしはともかくとして一人暮らしだとお総菜パンや学食で食事を済ます生徒が多く、晩ごはんは自炊する生活のようです。晩御飯を朝食に持ち越す賢いひともいました。若いうちだからといっても体をいたわることはとても大切。どうしたらいいのだろうかとみんなで話あって意見を出していると日常生活にルールを作っている人がいました。ぜひ参考にご覧ください!きっと生きるということのヒントがここにあると僕は考えています。
毎日、作品制作を夜遅くまで手掛けて生活のお金も少ない中でおいしいご飯を毎日三食分も用意することはとても大変なことです。しかし作り置きをする、食事の意味を見直すこと、やさしいルールを作ることで食べることが作業ではなく家族で食べるときのような特別な時になること信じて振り返りを書かせていただきました。
それではまた次回。さよなら、さよなら。
美術科工芸コース 2年 岩池 彬文
はじめに
10月7日、8日に行われた芸工祭の「放課後農芸」ブースに来てくださった皆様
ありがとうございました!
たくさんの方から「美味しい!」と好評で、私たちニヤニヤです。
さて。
毎年出店している放課後農芸ですが、少しづつ何かが変わって来ているのを
みなさんご存知ですか?
パンフレットをご覧になった方はお気づきかもしれませんが、なんと!今年!!
テッテレテッテ テッテレテッテッテー(ドラ○もんのあの曲)
お〜い〜も〜の よ〜う〜せ〜い〜
1年生のかのんちゃんがデザインしてくれました!可愛い!可愛すぎる!!
また、ブースもカビを除去した跡隠しとして白く塗ってみたり、安納芋の大学芋を
数量限定で販売したり、小さなところですが去年とはまた違う顔を見せている農芸ブースです。
今年は去年に比べて来てくださる方がとても多く感じました。
揚げるのに時間がかかり、かなり待たせてしまいましたが、それでも買ってくださり
農芸の大学芋を「美味しい!」と言いながらみなさんが笑顔になるのを見ると心が温かくなります。
たくさんの「美味しい」の声、ありがとうございます。
芸工祭が終わったあとは、みんなで振り返りをしました。
企画、準備、当日、お客さんの反応と4つの観点から話し合います。
たくさんの意見が出て、来年につなげる部分が見えて来ました。黒板じゃ収まらないので
ホワイトボードへ突入です。
そんな中でやはり問題点として上がったのが
「放課後農芸の活動」を伝えきれなかった、伝えられなかったところ。
芸工祭で並んでくださった方は、きっと思っていたのではないでしょうか。
「まだかしら…」と。
その間に、放課後農芸がどんなことをやっているチュートリアルなのか、どんなところで野菜を作っているのかを
皆様に伝えられたんじゃないか、退屈にさせない方法があったのではないかと振り返りの中で気づきました。
放課後農芸が芸工祭で大学芋をなぜ売るのか。
コンセプトを見失わず、さらに伝えていけるよう、次は農芸の第二の見せ場「展示」へ
繋げたいです。
最後に、こんな脳内お花畑な代表で芸工祭できるのか!?と、とてつもなく不安でしたが
皆さんのフォロー、アドバイス、1年生の逞しさ(ココ重要です)のおかげで無事やり遂げられました。
ありがとうございました!
では、See you!!
2年 洋画コース 中澤妃奈代
山の紅葉がより一層美しくなった11月。
立冬も過ぎたこともあり、冬の気配が近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
現在、農芸がとてもお世話になった小屋と納屋の撤去が始まりました。
私事ですが、よく小屋と納屋の梁(?)に頭をぶつけていました。痛いです。
カメムシのにおいを初めて知ったのも小屋でした。思ったより爽やかな臭いで驚きました。
スズメバチの仲間らしきハチも出ました。
今思うと全部懐かしいです……。
どんどんちいさくなっていく小屋を見るていると、途端にさみしくなります。
さて、気持ちは切り替えて。
農芸の重大な行事と言っても過言ではない味噌づくり――通称”みそ活”が本格的に始まりました。
今回は6月中旬に植えた大豆の収穫を行いました。
葉っぱも完全に枯れたころが収穫どきだそうです。
年によっては、収穫よりも雪の降る方が早い時もあるそうで……今年は降りだす前に終われました。
多くのメンバーが参加したおかげで30分程度で全て刈り取れました!
すでに爆ぜ落ちた豆も綺麗なものばかりなので拾い集めます。
こうして見るとまだ真ん丸ではないですね……。
今年は小屋と共に納屋も取り壊されるため、体育館横で吊るします。
移動の為、先生の車に収穫した大豆の束を
詰めました。ギリギリ全部入りました。
前に走ってる車がこれってちょっと怖いですね。
場所を変えて体育館横。
使われなくなったハンドボールのゴールや脚立など使って干場を作ります。
枝分かれの部分を利用して敷き詰めます。
ポールの輪っかや脚立の足場も利用して全部吊るしました。(密度がすごい。)
最後に、雪や雨避けのためにゴール全体にシートを巻き付け、大豆の年越し準備はいったん終了です。
最後の最後に……昨年度末に仕込んだ味噌の開封をしました!
精米と玄米の2種類、少し味わいも違うみたいです。
試食後はみんなで手分けして取り分けます。
メンバーは勿論のこと、お世話になった方々にもお配りするためにキチンと別で保存します。
田楽、お鍋、お味噌汁……味噌を使ったお料理で冬を越すのも良いですね!
せっかくなので農芸味噌を使ったくるみゆべしを作ってみようかな。電子レンジで作れるのでおすすめです。
今年度のみそ活も、どうかよろしくお願いします。
記:美術科日本画コース3年 末次佑